悪しきイドラと世界の終わり
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■プロローグ■
お台場のあちこちで、黒い炎が立ち上っている。
焼かれているのはモノやヒトではなく、それに宿る心なのであろう。
しかし、焼けて灰になったのならば、その中から再び蘇るのもまた、心なのだ。
――そう信じて、花子は敢然と炎の中を進む。
「あきらめるわけには――いきませんから!
誰かのために、そして自分のために、何度でも希望になるのがアイドルですっ!」
そしてそのはるか頭上、アジ・ダハーカに乗ったアンラ・マンユが高笑いを上げる。
「あははっ、そういうアツいの、素敵すぎて反吐が出るわね!
絶望が深いほど希望は強く輝くとか言っちゃうんでしょ?
それじゃあ見せてよ、このムチャクチャな大惨事で、アイドルなんかに一体何ができるのか――!」
■目次■
1ページ プロローグ・目次
2ページ 【1】絶望を止めるための
3ページ 【1】希望を積み重ねて
4ページ 【1】ひとつずつ繋ぎ
5ページ 【1】ひらかせた花が、光が
6ページ 【1】ようやく届くとき
7ページ 【1】絶望の始まりに
8ページ 【1】その愛を示す
9ページ 【2】【2-1】
10ページ 【2】【2-2】
11ページ 【2】【2-3】
12ページ 【2】【2-4】
13ページ 【2】【2-5】
14ページ 【2】【2-6】
15ページ 【2】【2-7】
16ページ 【2】【2-8】
17ページ 【2】【2-9】
18ページ エピローグ