みんなでレッツ犯罪!? バビフェス開催!
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リアクション
「五右衛門さん、こっちに来てくれたです! とーちゃん、彼女さんよかったです! 私達のライブ、目の前で見てもらえるですよ!」
リュウェル・フリードマンがそう言って声を弾ませた。
ノイズを払い、五右衛門の目を覚まさせるために【恋愛推奨委員会】が演じるのは、異説ロミオとジュリエットである。
――第零幕 死別
リュウェルはDF.ヴィジョンキーボードを弾き、「異説ロミオとジュリエット」を演奏する。
そして、恋人たちの悲劇を語り始める。
恋人のジュリエット――近衛 詩歌が死んだと誤解し、ロミオ――行坂 貫は悲しみにくれ、毒を煽るのだ。
「あぁ、ジュリエット! 君が居ないのに生きていても仕方ない…今、君の元へ」
悲しみの氷の森のなかで、ロミオは命を落とす。
だが、悲劇はこれだけでは終わらない。
「貴方が親友を失い、その報復でティボルトを殺して…それでも結ばれる為に策を打ったはずなのに」
死んだふりをしていたジュリエットはロミオの遺体を見て絶望に打ちひしがれる。
そして後を追うのである。
「貴方と幸せになりたかったのに…どうして…もしも、もしも次があれば……」
寄り添う2人の遺体の上には、ウィンターファンファーレの雪が降り積もってゆく。
――第一幕 認識
しかし、悲劇は夢だったのだろうか、それとも神が2人の死を嘆きもう一度チャンスを与えたのだろうか。
ふと気づくと、ロミオは過去のパーティー会場にいた。
死んだと思ったジュリエットがロミオに向かって微笑みかけている。
「ジュリエット? 良かった、生きていたんだね! いや、まだ死んでいないと言うべきか? とにかく良かった」
「ええ…ロミオ。私も実は何が何だかわからないの」
「君も覚えてるのか、ジュリエット? これは神がくれた奇跡かもしれない」
「そうに違いないわ。ああ愛しいロミオ、あなたのぬくもりにもう一度触れる事ができるなんて……!」
「ああジュリエット。僕達が生きて幸せになる為に、二人で考えよう……これからを!」
寄り添う2人。
リュウェルは曲をジャズアレンジで演奏し、舞台を盛り上げる。
「2人が気づくと初めて出会ったパーティ会場。ロミオとジュリエットは互いの状況を理解し、あの悲劇を起こさない為に行動を開始しました」
――第二幕 告白
ロミオは敵対する家の娘である恋人のジュリエットを思い切って両親に紹介する。
「家族に僕達の関係を隠していた事も悲劇の原因だと思う。ジュリエット、僕は家族に君との関係を認めて欲しい、君の次に大切な家族だから」
「ええロミオ、あなたがそういうのならば……」
2人の説得により、頑なだった両親の心も動く。
どうやら少しずつ受け入れてもらえそうな雰囲気だ。
「まだ受け入れる事は難しい、それでもお前達の心は分かったと両家は二人の関係を容認しました」
リュウェルはクラシックアレンジの曲を演奏し、舞台は次の幕へと続く。
――第三幕 諍い
街での諍いが起こる事を覚えていたロミオは、その諍いに割り込んでいく。
ここで、貫は舞台を見ていた五右衛門にそっと声をかけた。
「なぁ石川五右衛門、君がもしまだ強盗殺人がしたいなら、今がそのチャンスだぜ?」
僕を刺しても構わない、だから舞台に上がってこないか。
伏魔殿の晩餐シーンに、貫は五右衛門を誘う。
バビプロのアイドルたちは五右衛門がどう答えるかを見ていた。
五右衛門は懐の小刀に手をかけ、一瞬何かを考えたようだった。
だが、静かに首を横に降った。
「あたしは……やめておくよ」
「そうだな。人を傷つけて楽しむなんて、それは本当に君のやりたい事じゃないよな? 僕にも、君が楽しんでいるようには見えなかったよ。人殺しをしなきゃバビプロにいられないなら、やめて闇鍋ハンバーグに来い。うちは誰でも受け入れるからな」
貫はそう言って頷き、舞台に戻っていった。
リュウェルはロックアレンジで曲を演奏しながら、ホッとした表情を浮かべた。
「ロミオは諍いを話し合いで収めようと説得。怪我を負うも、ジュリエットの助けもあり二人は諍いを収める事に成功します。そして助け合う二人を見て、両家の争いは収束していきます」
――最終幕
両家の争いを何とか和解させたロミオとジュリエットは、両親から結婚の許しを貰う。
そしてロミオは花嫁姿のジュリエットと笑顔を交わした。
「君とこうして共に在れる奇跡に心からの感謝と喜びを。ジュリエット、愛している」
「私もよ、ロミオ。この喜びを皆さんにも分かち合ってもらえるよう……幸福な結末らしい光よ、ステージを包み込んで!」
詩歌がエタニティシャインの光を会場に溢れさせる。
リュウェルもゴスペルアレンジで演出し、ライブの終わりを盛り上げる。
(わかったでしょう。誰かを傷つけるより、皆が幸福に成るようにすれば…自分も強い幸福を得られるって)
舞台の下の五右衛門は、詩歌と目が合うとぎこちなく笑った。
歓声が響く中、詩歌は五右衛門に微笑みかえしてみせた。
(ねぇ、五右衛門。詩歌達はなぜ、強盗殺人なんてしようとしたのかは知らない。でも、これだけは言えるよ。強盗殺人なんて全然面白くない! って。きっともう……五右衛門にも分かってるんだよね?)
幼生神獣のシシィはアーヴェント・ゾネンウンターガングと氷堂 藤、【ゆうにゃ!】の2人を乗せ、ライブ会場の上空を飛んでいた。
五右衛門は静かになりつつある。
だが、観客の中にはノイズに侵され、犯罪に走りかねない者たちの姿があった。
「ねぇアーヴィ、五右衛門って元々義賊だったんだよね? てことは、人が喜ぶ顔とか楽しんでるところを見るの好きなんじゃないかって、私は思うの」
「確かに、どうして彼女が変わってしまったのかはわからないよな」
アーヴェントは藤にそう言って頷いてみせた。
「だが……藤の言う通り、五右衛門を尊敬する者が居るほど、昔は『人を笑顔にする犯罪』に対して強い想いを持っていた筈だ」
シシィの背から下を見ながら、藤とアーヴェントは顔を見合わせ、笑う。
これから2人は、人々の心を「盗みに」行くのだ。
「さあ、一時の大盤振る舞い、無礼講! 「騒音公害」、大きな音をかき鳴らし、歌えや踊れば、ほら!」
アーヴェントはエタニティシャインで光の演出を加え、ハルモニアマフを最大音量で起動し、言祝乃風琴を奏で始める。
そして、藤もキトゥン・ファミリアを繰り出し、マイクロッドを手に歌い始めた。
(これぞ、今しかできない『騒音公害』だよ! 和の音楽を聞けば昔を思い出してくれるよね! 響け、傾奇帆符!!)
歌声をアーヴェント、そしてシシィと絡めるようにしながら藤は歌い続ける。
そして、観客や五右衛門に一緒に騒ごうと呼びかけた。
『みんな、もっと声を上げて! 私達の声も掻き消して、騒いで叫んで、そして笑って!』
海練のような歓声が、真下から上がってくるのを藤は感じた。
こんな大騒ぎは普段はできない。
迷惑行為になるだろう――だが。
(五右衛門、みんなが笑うこの光景を見てる? あなたのしていた「人を笑顔にする犯罪」ってこーゆーことじゃないのかな? 間違ったって誰かの命を奪うことじゃ、きっとなかった)
その時、アーヴェントが藤に向け、「飛ぼう!」と言った。
シシィが高度を下げ、観客の顔が近づく。
そして藤はアーヴェントに手を引かれ、シシィの背を飛び降りた。
「えっ、ちょっと、嘘! うわぁあ?!」
「ははっ、ひやっとしただろ?」
2人が飛び降りたのは、アポロンズフィールドの光のステージだった。
その上では、シシィが飛び回り、楽しげに歌っている。
(さぁ、クライマックスだ!)
ステージを観客の頭上で移動させながら、アーヴェントは観客に向けてスターピースを振りまく。
藤はU.ソウルハーモニクスで共振させて観客の熱気を煽り、さらにアッパーコントロールでさらに多くのハルモニアを繰り出していく。
『さぁさ笑顔の犯罪で! 世界をもっともっとオモシロク!』
そう呼びかける藤とアーヴェントの姿を、五右衛門があっけにとられて見ている。
マイクを手に、藤は「五右衛門!」と彼女を呼んだ。
『私は、五右衛門の夢をもう一度見たい!』
「あたしの……夢?」
『そうだよ! 「人の心を盗めるような、大ドロボウになる」! その夢は私にとって、輝いて眩しくて、思わず笑顔になっちゃうような夢だった!』
「本当に…?」
『私達の宴の時間はもう終わり! でも、あなたのこれからはまだ終わってない!! だからもう一度その夢、私達にみせてよ、五右衛門!』
藤は思い切り笑顔を見せる。
そして、五右衛門に手を伸ばした。
「私達の心も、ここにいる観客みーんなの心も。奪ってみせてよ大ドロボウ!!」
意を決したように、五右衛門は藤の手を取った。
そして、ステージに飛び乗ると、藤とアーヴェントの間に入って歌い始めた。
まだ少し、迷いはあるのかもしれない。
だが2人のライブに応えたいと思ったのだろう。
3人のステージを見た観客達は、惜しみない拍手と歓声を送り続けたのだった。
リュウェル・フリードマンがそう言って声を弾ませた。
ノイズを払い、五右衛門の目を覚まさせるために【恋愛推奨委員会】が演じるのは、異説ロミオとジュリエットである。
――第零幕 死別
リュウェルはDF.ヴィジョンキーボードを弾き、「異説ロミオとジュリエット」を演奏する。
そして、恋人たちの悲劇を語り始める。
恋人のジュリエット――近衛 詩歌が死んだと誤解し、ロミオ――行坂 貫は悲しみにくれ、毒を煽るのだ。
「あぁ、ジュリエット! 君が居ないのに生きていても仕方ない…今、君の元へ」
悲しみの氷の森のなかで、ロミオは命を落とす。
だが、悲劇はこれだけでは終わらない。
「貴方が親友を失い、その報復でティボルトを殺して…それでも結ばれる為に策を打ったはずなのに」
死んだふりをしていたジュリエットはロミオの遺体を見て絶望に打ちひしがれる。
そして後を追うのである。
「貴方と幸せになりたかったのに…どうして…もしも、もしも次があれば……」
寄り添う2人の遺体の上には、ウィンターファンファーレの雪が降り積もってゆく。
――第一幕 認識
しかし、悲劇は夢だったのだろうか、それとも神が2人の死を嘆きもう一度チャンスを与えたのだろうか。
ふと気づくと、ロミオは過去のパーティー会場にいた。
死んだと思ったジュリエットがロミオに向かって微笑みかけている。
「ジュリエット? 良かった、生きていたんだね! いや、まだ死んでいないと言うべきか? とにかく良かった」
「ええ…ロミオ。私も実は何が何だかわからないの」
「君も覚えてるのか、ジュリエット? これは神がくれた奇跡かもしれない」
「そうに違いないわ。ああ愛しいロミオ、あなたのぬくもりにもう一度触れる事ができるなんて……!」
「ああジュリエット。僕達が生きて幸せになる為に、二人で考えよう……これからを!」
寄り添う2人。
リュウェルは曲をジャズアレンジで演奏し、舞台を盛り上げる。
「2人が気づくと初めて出会ったパーティ会場。ロミオとジュリエットは互いの状況を理解し、あの悲劇を起こさない為に行動を開始しました」
――第二幕 告白
ロミオは敵対する家の娘である恋人のジュリエットを思い切って両親に紹介する。
「家族に僕達の関係を隠していた事も悲劇の原因だと思う。ジュリエット、僕は家族に君との関係を認めて欲しい、君の次に大切な家族だから」
「ええロミオ、あなたがそういうのならば……」
2人の説得により、頑なだった両親の心も動く。
どうやら少しずつ受け入れてもらえそうな雰囲気だ。
「まだ受け入れる事は難しい、それでもお前達の心は分かったと両家は二人の関係を容認しました」
リュウェルはクラシックアレンジの曲を演奏し、舞台は次の幕へと続く。
――第三幕 諍い
街での諍いが起こる事を覚えていたロミオは、その諍いに割り込んでいく。
ここで、貫は舞台を見ていた五右衛門にそっと声をかけた。
「なぁ石川五右衛門、君がもしまだ強盗殺人がしたいなら、今がそのチャンスだぜ?」
僕を刺しても構わない、だから舞台に上がってこないか。
伏魔殿の晩餐シーンに、貫は五右衛門を誘う。
バビプロのアイドルたちは五右衛門がどう答えるかを見ていた。
五右衛門は懐の小刀に手をかけ、一瞬何かを考えたようだった。
だが、静かに首を横に降った。
「あたしは……やめておくよ」
「そうだな。人を傷つけて楽しむなんて、それは本当に君のやりたい事じゃないよな? 僕にも、君が楽しんでいるようには見えなかったよ。人殺しをしなきゃバビプロにいられないなら、やめて闇鍋ハンバーグに来い。うちは誰でも受け入れるからな」
貫はそう言って頷き、舞台に戻っていった。
リュウェルはロックアレンジで曲を演奏しながら、ホッとした表情を浮かべた。
「ロミオは諍いを話し合いで収めようと説得。怪我を負うも、ジュリエットの助けもあり二人は諍いを収める事に成功します。そして助け合う二人を見て、両家の争いは収束していきます」
――最終幕
両家の争いを何とか和解させたロミオとジュリエットは、両親から結婚の許しを貰う。
そしてロミオは花嫁姿のジュリエットと笑顔を交わした。
「君とこうして共に在れる奇跡に心からの感謝と喜びを。ジュリエット、愛している」
「私もよ、ロミオ。この喜びを皆さんにも分かち合ってもらえるよう……幸福な結末らしい光よ、ステージを包み込んで!」
詩歌がエタニティシャインの光を会場に溢れさせる。
リュウェルもゴスペルアレンジで演出し、ライブの終わりを盛り上げる。
(わかったでしょう。誰かを傷つけるより、皆が幸福に成るようにすれば…自分も強い幸福を得られるって)
舞台の下の五右衛門は、詩歌と目が合うとぎこちなく笑った。
歓声が響く中、詩歌は五右衛門に微笑みかえしてみせた。
(ねぇ、五右衛門。詩歌達はなぜ、強盗殺人なんてしようとしたのかは知らない。でも、これだけは言えるよ。強盗殺人なんて全然面白くない! って。きっともう……五右衛門にも分かってるんだよね?)
幼生神獣のシシィはアーヴェント・ゾネンウンターガングと氷堂 藤、【ゆうにゃ!】の2人を乗せ、ライブ会場の上空を飛んでいた。
五右衛門は静かになりつつある。
だが、観客の中にはノイズに侵され、犯罪に走りかねない者たちの姿があった。
「ねぇアーヴィ、五右衛門って元々義賊だったんだよね? てことは、人が喜ぶ顔とか楽しんでるところを見るの好きなんじゃないかって、私は思うの」
「確かに、どうして彼女が変わってしまったのかはわからないよな」
アーヴェントは藤にそう言って頷いてみせた。
「だが……藤の言う通り、五右衛門を尊敬する者が居るほど、昔は『人を笑顔にする犯罪』に対して強い想いを持っていた筈だ」
シシィの背から下を見ながら、藤とアーヴェントは顔を見合わせ、笑う。
これから2人は、人々の心を「盗みに」行くのだ。
「さあ、一時の大盤振る舞い、無礼講! 「騒音公害」、大きな音をかき鳴らし、歌えや踊れば、ほら!」
アーヴェントはエタニティシャインで光の演出を加え、ハルモニアマフを最大音量で起動し、言祝乃風琴を奏で始める。
そして、藤もキトゥン・ファミリアを繰り出し、マイクロッドを手に歌い始めた。
(これぞ、今しかできない『騒音公害』だよ! 和の音楽を聞けば昔を思い出してくれるよね! 響け、傾奇帆符!!)
歌声をアーヴェント、そしてシシィと絡めるようにしながら藤は歌い続ける。
そして、観客や五右衛門に一緒に騒ごうと呼びかけた。
『みんな、もっと声を上げて! 私達の声も掻き消して、騒いで叫んで、そして笑って!』
海練のような歓声が、真下から上がってくるのを藤は感じた。
こんな大騒ぎは普段はできない。
迷惑行為になるだろう――だが。
(五右衛門、みんなが笑うこの光景を見てる? あなたのしていた「人を笑顔にする犯罪」ってこーゆーことじゃないのかな? 間違ったって誰かの命を奪うことじゃ、きっとなかった)
その時、アーヴェントが藤に向け、「飛ぼう!」と言った。
シシィが高度を下げ、観客の顔が近づく。
そして藤はアーヴェントに手を引かれ、シシィの背を飛び降りた。
「えっ、ちょっと、嘘! うわぁあ?!」
「ははっ、ひやっとしただろ?」
2人が飛び降りたのは、アポロンズフィールドの光のステージだった。
その上では、シシィが飛び回り、楽しげに歌っている。
(さぁ、クライマックスだ!)
ステージを観客の頭上で移動させながら、アーヴェントは観客に向けてスターピースを振りまく。
藤はU.ソウルハーモニクスで共振させて観客の熱気を煽り、さらにアッパーコントロールでさらに多くのハルモニアを繰り出していく。
『さぁさ笑顔の犯罪で! 世界をもっともっとオモシロク!』
そう呼びかける藤とアーヴェントの姿を、五右衛門があっけにとられて見ている。
マイクを手に、藤は「五右衛門!」と彼女を呼んだ。
『私は、五右衛門の夢をもう一度見たい!』
「あたしの……夢?」
『そうだよ! 「人の心を盗めるような、大ドロボウになる」! その夢は私にとって、輝いて眩しくて、思わず笑顔になっちゃうような夢だった!』
「本当に…?」
『私達の宴の時間はもう終わり! でも、あなたのこれからはまだ終わってない!! だからもう一度その夢、私達にみせてよ、五右衛門!』
藤は思い切り笑顔を見せる。
そして、五右衛門に手を伸ばした。
「私達の心も、ここにいる観客みーんなの心も。奪ってみせてよ大ドロボウ!!」
意を決したように、五右衛門は藤の手を取った。
そして、ステージに飛び乗ると、藤とアーヴェントの間に入って歌い始めた。
まだ少し、迷いはあるのかもしれない。
だが2人のライブに応えたいと思ったのだろう。
3人のステージを見た観客達は、惜しみない拍手と歓声を送り続けたのだった。