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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

決戦! オーサカ料理コンテスト!

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決戦! オーサカ料理コンテスト!
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【2-4-2】

 ここで、火焔マトンの巨大な肉塊が場内に運びこまれてくる。
 これほどの量があれば、どんな料理も意のままに作れるはずだ。
 火焔マトンの丼ぶりを作ろうと考えていた小羽根 ふゆは、大きめにカットした肉に衣をつけて油で揚げ始めた。
 【クリスタルソルト】で味を整え、しっかり【お米マスタリー】で炊いた太陽コメの上に乗せる。

「……んー、あともう一工夫必要だよね」

 炒って焦がした香草をカツの上から振りかけ、風味をプラスしてみる。
 そして明石焼き風の生地を沿え、肉のしつこさから緩急をつけてあっさりと食べられるようにしてみせる。
 オーサカでの経験が、丼の中に生きていた。
 ふゆが辿り着いたスペシャリテは、肉とご飯を最高の組み合わせで結びつけた、まさに神々の婚礼だ。

「「私の火焔マトンカツ丼」、お待たせしました!」

 審査員たちは一口食べるごとに肉とご飯の組み合わせを楽しみ、舌の上で繰り広げられる神々の婚礼に思わずため息をつく。

「お口に合いますでしょうか?」

 よく冷えたお茶を出しながら、ふゆは不安そうな表情を見せる。
 だが、それはすぐ杞憂に終わった。
 全員が食べ終えた器には、何も残っていなかったのである。

「久々に、おいしいものを堪能させてもらった。カツのサクサク感を出す技術は、どこで身につけた? 見事じゃったぞ」

 正気を取り戻したグルメ仙人は、ふゆの料理を絶賛してくれた。

「ありがとうございます……よかった……!!」
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