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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

大規模オーバーラップ“ラ・フォレ・リヴァイブ”

リアクション公開中!
大規模オーバーラップ“ラ・フォレ・リヴァイブ”
  • 大規模オーバーラップ“ラ・フォレ・リヴァイブ”

リアクション

■エピローグ■


「これは……無事に魔王を倒して、エピローグまで辿り着いたんだね」

 深い森や魔王城の景色がゆっくりと薄れゆく中で、左脳が他のアイドルやクロウと共に魔王城へと合流した。
 魔王役を果たしたは、状況が分かってない様子で呆然と自分の両手を見つめている。

「私、このままこの世界に残れるの?
 もしかしてぶるぅべりぃ先生は私が消えないことも全部分かってて……!?」
「え。いや、全然」

 左脳のあっけらかんとした返事に嘘はギャグ漫画よろしくずっこける。
 彼は嘘が魔王としてのキャラクターを全うして消えることまでを想定していたようだった。

「『魔王を倒した』からじゃなくて、『魔王を務める者を倒して、森に平和を取り戻した』から……
 このラ・フォレに相応しい穏やかなハッピーエンドに辿り着いたから、オーバーラップは解除されたってことか」
「じゃあ……! みんなが私を倒そうと頑張ってくれたこと、魔王の私が頑張ったことが報われたってこと?」

 左脳は曖昧に微笑んだ。

「ひとつだけ違うかな。これを見て」

 そう言って左脳はポケットから結晶のようなものを取り出した。地下洞窟で去り際に見付けたのだと言う。
 結晶の中で膝を抱えるようにして眠っている、小さな人影は――

「わ、わっ。ちっちゃい私なのよ……!?」
ラ・フォレの作者は、何らかの理由で嘘ちゃんに瓜二つの姿のキャラクターを作っていたんだ。
 それも、すっかり封印された魔王として。この結晶は俺が今は作者だから見付けられたんだろうけど……
 最初から魔王不在の物語として創られたんだろうね、この作品は」
「地雷級のドネタバレなのよ!!」

 嘘を始め、アイドルたちはさらに混乱した。
 嘘が魔王の二次創作なのではないかと推理する者もいたが、魔王自体が秘蔵設定のキャラクターだったためその存在を知る者はいないと左脳は言う。

「事実は二次元よりも奇なり――或いは、これが君達が筋書きを捻じ曲げて自力で導き出したハッピーエンドなのか。
 俺が考えていたよりもずっと美しく、面白く、ハッピーな結末にしてくれたよね……完敗な気分だよ」

「――ちょっと! 何を良い結末っぽい雰囲気にしているんですの!?
 あなた、肝心なところでわたくしの力を弱めましたわね……!?」

 そこへ割り込んで来たのは、木の枝にでも引っかけたのかドレスの端をぼろぼろにした玲花だった。
 一瞬攻撃態勢に入ったように見えたが……あっと言う間に左脳の羽根ペンの軌跡に掻き消されてしまった。
 彼のチート能力はまだぎりぎり残っているようだ。

「う~ん。あんたは十分俺のラ・フォレを盛り上げてくれたけど、どうもかませっぽくて。
 ラスボスになりたかったら、嘘ちゃんみたいに形態変化くらいしてみてほしいな」
「……わたくしが他の者よりこの物語に相応しくなかったと、そう言っているの!?」

 黙って左脳が指を差した先では、委員会が結果発表を行う様子が大モニターに映し出されていた。
 そして、その画面が切り替わって映し出されたのは――



 空中から自分を映すドローンのカメラを見上げながら剣を強く握るアーヴェントに、めじろリーニャが駆け寄る様子が会場中に中継された。
 大きな歓声が上がり、アイドル達が互いの健闘を讃え合う。

「……フン! わたくしの美学を理解できないなんて、これだから低俗なオタクはイヤなんですの。
 ナゴヤの覇権なんて、わたくしの方から願い下げですわ!」

 踵を返した玲花は、表情を険しくして一人闇に消えていく。その目は既に次の策に向けているのかもしれない。

「勇者様たち! これって……全部終わったってことなんだよね!?」

 入れ替わりでアイドル達の元に現れたのはクロウだった。
 騒動の中で自分が二次元の存在だと言うことに気付いてしまった彼女だったが、その表情は晴れやかだった。

「魔王まで友達にしちゃうなんて、やっぱりみんなはすごいや。
 ねえ、ボクはもう“元の世界”に帰らなきゃいけないみたいだけど……またみんなに会えるまで、精一杯生きるから!」

 自分の存在を前向きに受け入れて帰っていくクロウに、嘘もきりりと表情を引き締めた。

「……私も、自分が何者かをちゃんと知って受け入れる義務があるのよ。
 そして、そのヒントは“戦戯 嘘”を知るラ・フォレの本当の作者さんが持ってるはずなのよっ」
「ついでに彼は俺の大事な妹に接触している可能性が高い。はてさて、これってどういう伏線なんだろうね?」

 二人は頷き合って、その謎を解き明かす決意を固める。

 それから、美しく日が暮れる富士の麓で嘘はアイドルたちを振り返って満面の笑みを見せた。

「でも、その前に……文化賞、お疲れ様なのよっ。
 みんなのおかげで、嬉しくて、苦しくて、とってもわくわくして……
 戦戯嘘はみんなと同じようにちゃんと生きてるって、再確認できたのよ!」

担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム

担当マスターより
『ヒロイックソングス!』運営チームです。
「大規模オーバーラップ“ラ・フォレ・リヴァイブ”」のリアクションをお届けいたします。

トリガーシナリオは、アクションを投稿しているか、
アクションを投稿していなくても「・アクション投稿しなくても登場を希望」の項目にチェックを入れた場合、基本的にリアクションに登場しています。
基本的にPCは1シーンに登場していますが、シーン分割の関係で数ページに渡って名前がある場合もございますので、リアクションを読み進めてご確認頂ければと思います。

また、称号やマスターからのコメントがある場合、最終ページ下にお知らせが表示されますので、併せてご確認下さい。

今回、聖歌庁特別文化賞の最終選考で、見事入賞されたのは以下の方々です!

・金賞
GA:【勇者パーティー!】
アーヴェント・ゾネンウンターガング(HSM0001901)様

・銀賞
GA:【勇者パーティー!】
リーニャ・クラフレット(HSM0003427)様
狛込 めじろ(HSL0005015)様
黒瀬 心美(HSM0001329)様
堀田 小十郎(HSM0000749)様
弥久 風花(HSM0000038)様
凍鶴 緋桜(HSM0000041)様


よって、ナゴヤの覇権はアーヴェント・ゾネンウンターガング(HSM0001901)様が手に入れました!
アーヴェント様にはオリジナルスタイルのご連絡のメールを9月中に送付させていただきます。

また、上記の方々にはステータス補正付きの特別な称号特別なアイテムをプレゼントいたしました!

また、本シナリオにご参加いただいた方全員にオルトゲージが付与されます。
さらにシナリオ中活躍された方には、追加でオルトゲージが付与されます!
※付与するポイントはキャラクターによって異なります。

■オルトゲージ追加付与対象者一覧
天導寺 朱(HSM0000017)様
クロティア・ライハ(HSM0000043)様
甘味 恋歌(HSM0000027)様
弥久 風花(HSM0000038)様
凍鶴 緋桜(HSM0000041)様
空莉・ヴィルトール(HSM0000137)様
笹鳴 風花(HSM0000106)様
ノーラ・レツェル(HSM0000117)様
狩屋 海翔(HSM0000279)様
狛込 めじろ(HSL0005015)様
雨宮 いつき(HSM0000448)様
緑青 木賊(HSM0000455)様
虹村 歌音(HSM0000488)様
氷華 愛唯(HSM0000558)様
界塚 ツカサ(HSM0000556)様
堀田 小十郎(HSM0000749)様
睡蓮寺 小夜(HSL0003252)様
スピネル・サウザントサマー(HSL0007433)様
向有 ガイア(HSM0001106)様
アルネヴ・シャホール(HSM0001275)様
世良 延寿(HSM0001290)様
黒瀬 心美(HSM0001329)様
宇津塚 夢佳(HSM0001455)様
小羽根 ふゆ(HSM0001504)様
アーヴェント・ゾネンウンターガング(HSM0001901)様
空花 凛菜(HSM0001977)様
小鈴木 あえか(HSM0002107)様
シャーロット・フルール(HSM0002441)様
合歓季 風華(HSM0002545)様
死 雲人(HSM0002579)様
リーニャ・クラフレット(HSM0003427)様
色造 空(HSM0003499)様
龍造寺 八玖斗(HSM0004342)様
梧 双葉(HSM0005136)様
行坂 貫(HSM0005424)様
深郷 由希菜(HSL0007199)様


最後に今回のリアクションを執筆したマスターからのコメントをお送りします。

【1】魔王城への道を切り開く 担当:文月
【1】パートを担当させていただきました文月です。
パブリックシナリオは毎回とても緊張いたします。
皆様の優しさ、熱い想い、きちんと届けられていれば幸いです。
ご参加ありがとうございました。


これからも精進してまいりたいと思います。
またご縁がありました際には、よろしくお願いいたします。

【2】魔王城に乗り込む 担当:蒼井卯月
ライブシーンを担当させて頂いた蒼井卯月です。
皆さま魔王城でのライブ対決、大変お疲れさまでした。
今回はライブの特性上負傷者続出で、大変心が痛みました。
一人ひとりが主役で、一人ひとりの、一つ一つの投げかけや言葉が、
大きな流れを作っている……
そんなイメージで、いつもマスタリングさせて頂いてます。
また関われる機会がありましたら、よろしくお願い申し上げます。
それでは。
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