大規模オーバーラップ“ラ・フォレ・リヴァイブ”
リアクション公開中!

リアクション
■魔王第二形態:ライ(2)
「はふ。フォロワーさんの尊い愛を踏みにじるようなヤツは、とっとと退場してもらわないと、なのよ」
嘘は満足気にうなずき、大げさに額の汗を拭く仕草をする。
「あのおっぱいさんが消えたから、安心してライブ対決ができるのよ」
嘘は悲壮な顔で、魔王城内を見渡す。
見知ったたくさんのアイドル達がいる。
そして多くが、疲れ果て消耗し、そこに座っている。
(……早く終わらせないと)
(対決に夢中で忘れがちだけど、世界は大きな危機にさらされているのよ。みんな)
「ふ、はははっ! さあ、次は誰なのよ?」
嘘はダークキュートなマントを翻し、玲花さながら高笑いをした。(しかしあまり迫力はない)
*
♪~
恋のような、甘やかな歌声が聞こえてきた。
【フィア・リヒト】の甘味 恋歌だった。
【フェアリープリンセスドレス】を着た恋歌は、【キセキの共奏曲】のハミングを始めた。
まだまだ数が残っている配下の美少女エルフ達が、嘘を守るように周囲を囲み、呪いの踊りを始める。
♪♪♪
嘘も、彼女達と共に歌い舞う。
それは今さっきふゆを手伝った時とは違う、魔王らしさの漂う禍々しい呪いの歌と踊りだった。
「っ!」
恋歌がハミングを止め一瞬たじろいだ。
呪いの威力はは想像以上だった。
しかし恋歌は力を振り絞って【クリアボイス】でハミングを再開。
呪いの歌を相殺していく。
♪~
恋歌の歌声に護られながら、龍崎 宗麟が一番前に踊り出た。
宗麟は竜を彷彿させる勇ましいアーマーに身を包んでいる。
仮想体で、ヒーロー【リントヴルム】の姿になっているようだ。
リントヴルムは【熱情のクロスコード】を纏いつつ【模擬剣】を振るい、熱く戦う素振りを見せるが、すぐにその動きを止めた。
「俺達は君と戦いに来たのではない! 話を聞いてほしい!」
♪♪♪ ♪♪♪
嘘と美少女エルフ達全員が、宗麟に向けて一斉に、可憐すぎる呪いのウインクを繰り出した。
「う、はぁっ!」
リントヴルムはダメージを受けた。
しかし反撃や相殺ののパフォーマンスはせず【模擬剣】を剣を床に置くと、【英雄の品格】のオーラに包まれつつ言った。
「俺達は傷つけ合うより手を取り合うことを選ぶ」
*
残る2人のメンバー、色造 空と雨宮 いつきは、魔王城の隅。
緊張した面持ちで出番の時を待っている。
「嘘は本当に『魔王』として皆に倒されることを望んでいるのか?」
自分に問いかけるように、空がつぶやく。
彼の中がたくさんの疑問や想いでいっぱいなのは、いつきにも見てとれた。
そしていつきもまた……。
「「……」」
二人の少年は、口に出さないそれぞれの思いを胸に抱え。
「さぁ、吾輩たちもいくぞ。雨宮!」
最終決戦の場へ飛び出した。
*
「準備は良いな? 恋歌!」
「はい。空さん」
まず、空と恋歌の二人が【二次元キャラ:森を往く勇者】を呼び出した。
・
さらに空は宙にピリオドを打って【閑話休題。】
魔王城内を暗くした。
クリエイション効果によって【閑話休題。】はさらなる効果を発揮。
呼び出した勇者の幻影たち、リントヴルム、恋歌にスポットライトが当たる。
ライトの下ではリントヴルムが語っている。
「魔王が勇者に倒され、魔王が1人きりでフェードアウトする物語は山ほどあるが、たまには魔王と勇者がわかり合う物語があってもいいと思う。敵と味方なんて誰が決めたんだ? そんなルールは壊して作り変えてやるさ、そうだろう、恋歌?」
恋歌はリントヴルムの相槌をきかけに【エンディングパーティ】で【キセキの共奏曲】を流し、ライブの最高潮を演出した。
その最高潮の演出にのって、恋歌の着ていた【フェアリーテイルプリンセス】が、キラキラのエフェクトと共にお姫様のような姿にヴァージョンアップ。
【英雄の品格】のオーラに包まれつつ、恋歌はお姫様への憧れを反映させた仮想体【スウィートハート】に変身した。
「ええ。“私たち”ならきっとできます。そうですよね? 戦戯さん……」
恋歌は【クリアボイス】で【キセキの共奏曲】を歌った。
幻影の【二次元キャラ:森を往く勇者】2体が、オカリナで歌をサポートする。
*
「雨宮!」
空の合図が走り、いつきは眼鏡の奥の目を輝かせる。
「盛り上げどころですね、頑張りますっ」
いつきは【おもちゃの舞踏会】を発動。
城内のあちこちに置かれている厳めしく禍々しい甲冑や、なんとも言えない不気味な怪しい人形、槍や剣が、踊り出す。
恋歌はそれに合わせて【ラブリーシューズ】で、ハートや音符などのエフェクトが散る中、可愛く舞い踊った。
リントヴルムが【フィア・リヒト】の4人を【謎光乱舞】で照らす。
「俺達は『無敵の勇者一行』だ。それは強いからじゃない。誰とも戦う必要がない、誰も傷つけない、敵がいないから『無敵』なのさ」
「でも私たちはこのライブ対決に、決着をつけなくてはいけないのよ」
♪♪♪ ♪♪♪
禍々しい呪いの渦巻きが起こり【フィア・リヒト】を直撃した。
「大丈夫ですか!?」
恋歌は【ニンブル・ブレス】で仲間の回復を図る。
恋歌自身は【高速なる再生】でなんとか回復し、息を切らしながら嘘に伝えた。
「この【キセキの共奏曲】は、嘘さんのおっしゃるところの『お花おばけ校長』が手塩にかけて作って下さった曲なんですよ」
【閑話休題。】の効果が消え、魔王城が元の明るさに。
暗がりの中で、空といつきが淡々と描いていた【超・背景描写】は、既に完成していた。。
「……これって」
嘘も、気づいたようだ。
それは、ここにいるアイドル達はすっかり見慣れた景色、フェイトスターアカデミーだった
*
♪♪♪ ♪♪♪
美少女エルフ達がこれ以上魔王を惑わすなと言わんばかりの勢いで、踊り始めた。
恋歌が回復をほどこしていくが、呪いの勢いはすさまじく相殺しきれない。
ダメージを受けながらも、空はさらさらと宙に何かを描きつけながら嘘に話しかけた。
「一つ教えてやろう。フェスタではな、いつも持ち歩く私物に校章を貼るしきたりがあるのだ」
そんなしきたりは、嘘どころかその場にいるフェスタ生の誰もが知らない。
空のハッタリだった。
「その大事なキャリーバッグに貼っておいたらどうだ。この【グラフィティギフト】で描いたものは『本人が望めば』転写できるぞ」
空は描き終えたフェスタの校章を、ふうっと嘘の元へ飛ばした。
「さあ、君はどうするかね?」
なんとかそこまで言うと、空はとうとう力尽き、その場にひざまずいてしまった。
(そうだ。僕も……)
いつきは、【≪慰霊≫鳥葬】で、フェスタの周りに幻影の鳩の群れを飛ばす。
幻影ながら鳩の群れは、門出を祝う象徴のように華々しい。
いつきは、悠然と鳩を見送って、少しはにかみながら嘘に笑いかけた。
「戦戯さん。入学式はいつですか? 僕、いいえ僕らは、フェスタで待ってますよ」
嘘のそばを飛んでいたフェスタの校章が、魔王仕様の痛キャリーバッグ上に舞いおりぴたりと転写された。
「嘘! 嘘なのよ! 私はここでやっつけらるのよ! そんなこと望んでいないのよ!」
パン! パン! パン! パン!……
嘘の叫び声に合わせて、その場にいた配下の美少女エルフが全員、色とりどりの花びらになって散った。
「私はそんなこと、望んではいけないのよ……」
いつの間にか嘘の痛キャリーバッグは、特別な魔王仕様ではなく、いつも持って歩いていた嘘の痛キャリーバッグに戻っていた。
*
「あとは私たちに繋ぎ、ゆっくりとお休み下さいませ」
静かに礼儀正しく【Windysplash】が現れ、【ドライ・リヒト】の4人を気遣った。
「はふ。フォロワーさんの尊い愛を踏みにじるようなヤツは、とっとと退場してもらわないと、なのよ」
嘘は満足気にうなずき、大げさに額の汗を拭く仕草をする。
「あのおっぱいさんが消えたから、安心してライブ対決ができるのよ」
嘘は悲壮な顔で、魔王城内を見渡す。
見知ったたくさんのアイドル達がいる。
そして多くが、疲れ果て消耗し、そこに座っている。
(……早く終わらせないと)
(対決に夢中で忘れがちだけど、世界は大きな危機にさらされているのよ。みんな)
「ふ、はははっ! さあ、次は誰なのよ?」
嘘はダークキュートなマントを翻し、玲花さながら高笑いをした。(しかしあまり迫力はない)
*
♪~
恋のような、甘やかな歌声が聞こえてきた。
【フィア・リヒト】の甘味 恋歌だった。
【フェアリープリンセスドレス】を着た恋歌は、【キセキの共奏曲】のハミングを始めた。
まだまだ数が残っている配下の美少女エルフ達が、嘘を守るように周囲を囲み、呪いの踊りを始める。
♪♪♪
嘘も、彼女達と共に歌い舞う。
それは今さっきふゆを手伝った時とは違う、魔王らしさの漂う禍々しい呪いの歌と踊りだった。
「っ!」
恋歌がハミングを止め一瞬たじろいだ。
呪いの威力はは想像以上だった。
しかし恋歌は力を振り絞って【クリアボイス】でハミングを再開。
呪いの歌を相殺していく。
♪~
恋歌の歌声に護られながら、龍崎 宗麟が一番前に踊り出た。
宗麟は竜を彷彿させる勇ましいアーマーに身を包んでいる。
仮想体で、ヒーロー【リントヴルム】の姿になっているようだ。
リントヴルムは【熱情のクロスコード】を纏いつつ【模擬剣】を振るい、熱く戦う素振りを見せるが、すぐにその動きを止めた。
「俺達は君と戦いに来たのではない! 話を聞いてほしい!」
♪♪♪ ♪♪♪
嘘と美少女エルフ達全員が、宗麟に向けて一斉に、可憐すぎる呪いのウインクを繰り出した。
「う、はぁっ!」
リントヴルムはダメージを受けた。
しかし反撃や相殺ののパフォーマンスはせず【模擬剣】を剣を床に置くと、【英雄の品格】のオーラに包まれつつ言った。
「俺達は傷つけ合うより手を取り合うことを選ぶ」
*
残る2人のメンバー、色造 空と雨宮 いつきは、魔王城の隅。
緊張した面持ちで出番の時を待っている。
「嘘は本当に『魔王』として皆に倒されることを望んでいるのか?」
自分に問いかけるように、空がつぶやく。
彼の中がたくさんの疑問や想いでいっぱいなのは、いつきにも見てとれた。
そしていつきもまた……。
「「……」」
二人の少年は、口に出さないそれぞれの思いを胸に抱え。
「さぁ、吾輩たちもいくぞ。雨宮!」
最終決戦の場へ飛び出した。
*
「準備は良いな? 恋歌!」
「はい。空さん」
まず、空と恋歌の二人が【二次元キャラ:森を往く勇者】を呼び出した。
・
さらに空は宙にピリオドを打って【閑話休題。】
魔王城内を暗くした。
クリエイション効果によって【閑話休題。】はさらなる効果を発揮。
呼び出した勇者の幻影たち、リントヴルム、恋歌にスポットライトが当たる。
ライトの下ではリントヴルムが語っている。
「魔王が勇者に倒され、魔王が1人きりでフェードアウトする物語は山ほどあるが、たまには魔王と勇者がわかり合う物語があってもいいと思う。敵と味方なんて誰が決めたんだ? そんなルールは壊して作り変えてやるさ、そうだろう、恋歌?」
恋歌はリントヴルムの相槌をきかけに【エンディングパーティ】で【キセキの共奏曲】を流し、ライブの最高潮を演出した。
その最高潮の演出にのって、恋歌の着ていた【フェアリーテイルプリンセス】が、キラキラのエフェクトと共にお姫様のような姿にヴァージョンアップ。
【英雄の品格】のオーラに包まれつつ、恋歌はお姫様への憧れを反映させた仮想体【スウィートハート】に変身した。
「ええ。“私たち”ならきっとできます。そうですよね? 戦戯さん……」
恋歌は【クリアボイス】で【キセキの共奏曲】を歌った。
幻影の【二次元キャラ:森を往く勇者】2体が、オカリナで歌をサポートする。
*
「雨宮!」
空の合図が走り、いつきは眼鏡の奥の目を輝かせる。
「盛り上げどころですね、頑張りますっ」
いつきは【おもちゃの舞踏会】を発動。
城内のあちこちに置かれている厳めしく禍々しい甲冑や、なんとも言えない不気味な怪しい人形、槍や剣が、踊り出す。
恋歌はそれに合わせて【ラブリーシューズ】で、ハートや音符などのエフェクトが散る中、可愛く舞い踊った。
リントヴルムが【フィア・リヒト】の4人を【謎光乱舞】で照らす。
「俺達は『無敵の勇者一行』だ。それは強いからじゃない。誰とも戦う必要がない、誰も傷つけない、敵がいないから『無敵』なのさ」
「でも私たちはこのライブ対決に、決着をつけなくてはいけないのよ」
♪♪♪ ♪♪♪
禍々しい呪いの渦巻きが起こり【フィア・リヒト】を直撃した。
「大丈夫ですか!?」
恋歌は【ニンブル・ブレス】で仲間の回復を図る。
恋歌自身は【高速なる再生】でなんとか回復し、息を切らしながら嘘に伝えた。
「この【キセキの共奏曲】は、嘘さんのおっしゃるところの『お花おばけ校長』が手塩にかけて作って下さった曲なんですよ」
【閑話休題。】の効果が消え、魔王城が元の明るさに。
暗がりの中で、空といつきが淡々と描いていた【超・背景描写】は、既に完成していた。。
「……これって」
嘘も、気づいたようだ。
それは、ここにいるアイドル達はすっかり見慣れた景色、フェイトスターアカデミーだった
*
♪♪♪ ♪♪♪
美少女エルフ達がこれ以上魔王を惑わすなと言わんばかりの勢いで、踊り始めた。
恋歌が回復をほどこしていくが、呪いの勢いはすさまじく相殺しきれない。
ダメージを受けながらも、空はさらさらと宙に何かを描きつけながら嘘に話しかけた。
「一つ教えてやろう。フェスタではな、いつも持ち歩く私物に校章を貼るしきたりがあるのだ」
そんなしきたりは、嘘どころかその場にいるフェスタ生の誰もが知らない。
空のハッタリだった。
「その大事なキャリーバッグに貼っておいたらどうだ。この【グラフィティギフト】で描いたものは『本人が望めば』転写できるぞ」
空は描き終えたフェスタの校章を、ふうっと嘘の元へ飛ばした。
「さあ、君はどうするかね?」
なんとかそこまで言うと、空はとうとう力尽き、その場にひざまずいてしまった。
(そうだ。僕も……)
いつきは、【≪慰霊≫鳥葬】で、フェスタの周りに幻影の鳩の群れを飛ばす。
幻影ながら鳩の群れは、門出を祝う象徴のように華々しい。
いつきは、悠然と鳩を見送って、少しはにかみながら嘘に笑いかけた。
「戦戯さん。入学式はいつですか? 僕、いいえ僕らは、フェスタで待ってますよ」
嘘のそばを飛んでいたフェスタの校章が、魔王仕様の痛キャリーバッグ上に舞いおりぴたりと転写された。
「嘘! 嘘なのよ! 私はここでやっつけらるのよ! そんなこと望んでいないのよ!」
パン! パン! パン! パン!……
嘘の叫び声に合わせて、その場にいた配下の美少女エルフが全員、色とりどりの花びらになって散った。
「私はそんなこと、望んではいけないのよ……」
いつの間にか嘘の痛キャリーバッグは、特別な魔王仕様ではなく、いつも持って歩いていた嘘の痛キャリーバッグに戻っていた。
*
「あとは私たちに繋ぎ、ゆっくりとお休み下さいませ」
静かに礼儀正しく【Windysplash】が現れ、【ドライ・リヒト】の4人を気遣った。



