“王”をめぐる戦い! オキナワ・サマーカーニバル!
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■プロローグ
――超玩都市オキナワ。
「Dマテリアル」と呼ばれるホビーが大流行するその都市は、今未曽有の危機に瀕していた。
海底遺跡より発掘された古代のDマテリアル、コードネーム“ウシュガナシ・エクスカリバー”。
略称ガナシカリバーは、己を扱うにふさわしい王を求めてメガフロート・那覇島の上で暴れていた。
そして、その傍らでオキナワ最大の祭り・サマーカーニバルが開かれようとしている。
◆ ◇ ◆
――那覇島、メインストリート。
ドクターKのお祭り仕様に改造されたヴィークルブースが、道路のど真ん中をゆっくりと歩いていく。
「エビバリィー! プチョヘンザ!」
『イェ――!!』
ドクのMCは絶好調で、それに合わせたハルの歌もまた、観客に大受けしている。
ハルのダイブした人型Dマテリアルは、観客の手拍子に合わせて光を散らしたり、その光をオキナワの花であるデイゴに変えたりといった演出で、飽きない演出を続けている。
他のオキナワアイドルたちも、負けじとパレードを組んだり大型トレーラーで先導したりと、演出に余念がない。
(クイーンの座は私がいただくんだから!)
◆ ◇ ◆
一方そのころ、コロニーエリアでは。
「くそっ――近づけやしないぜ」
「この程度で音を上げるなんて、鍛え方が足りないんじゃないか?」
「うるせえっ!」
カスタムDフォンから火のマテリアルキャストを放ち、火野アラタはガナシカリバーに応戦する。
しかし、ガナシカリバーの周りを飛ぶ小さな羽虫が攻撃をかばい、また反撃に転じてくるため、攻めることができずにいた。
かたやアラタにフン、と鼻を鳴らして、海藤キョウヤはEXOパワードフォームを駆り、ガナシカリバーへ迫る。
『王』をめぐる戦況は、キョウヤが一歩リードした状態だ。
(ガナシカリバーに王として認められれば、“覇権”は近づく。
そうすれば、“スポンサー”は姉さんを探すことにも協力してくれるはずだ!)
ダイブしており表情は見えないものの、必死に戦う背中からは、彼の気持ちが垣間見えるようだった。
そんなキョウヤの背後に、フェスタの援軍たちと思しき、強力なDマテリアルの気配が近づいてくる。
(間に合わなかったか……!)
“覇権”が遠のく気配を感じ、キョウヤは内心で歯がみする。
だがそれを態度には出さず、黙々と戦いを続けるのだった。
◆ ◇ ◆
オキナワの王を選ぶDマテリアルと、キングを決めるカーニバル。
二つの栄冠を手にするのは、いったい誰なのか――。
■目次■
1ページ ■プロローグ
2ページ ■『王を選定する剣』ガナシカリバー、そして『神女』メグ
3ページ ■ガナシカリバーを守る甲虫型Dマテリアルを倒せ!
4ページ ■夏はまだ終わっていない! サマーカーニバル、開幕!
5ページ ■仲間と力を合わせ、強大な力に立ち向かえ!
6ページ ■カーニバルのキングorクイーンを目指して輝け!
7ページ ■ガナシカリバーを止め、認めさせよう!
8ページ ■カーニバルの栄光は、誰の手に――?
9ページ ■エピローグ


