熱戦! 火焔ヒツジ!
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リアクション
【1-5】
「こんな所にもオモイデ草があったんですね……」
オモイデ草を守るため、根っこごと採取を続けていた大葉よもぎは新たな群生地を発見して駆け寄った。
まだ十分に生育しきっていないのか、他の場所に生えていたものと比べると若干小さい。
「まだ小さいから、火の粉がかかっただけでも燃えてしまうかも」
土の中に植わった細い根っこを慎重に掘り出しいると、背後にただならぬ熱さを感じた。
よもぎはすぐに振り返る。
「え……!?」
火焔ヒツジが吐いた炎を纏った羊毛から、覆いかぶさるように自分を守ってくれたのは死 雲人だった。
「今のうちにオモイデ草を早く!!」
雲人は炎をうまくかわしつつ、匂い袋と激辛の香辛料で味付けしておいたいい香りのするスパイスターキーを混ぜ合わせた物を取り出し、
それを振り回してオモイデ草とは別の場所へ火焔ヒツジを誘導する。
スパイシーないい香りにつられて、火焔ヒツジは鼻をひくつかせている。
ここへ来る前、よもぎと共に仕込んだ特製の火焔ヒツジ専用フードだ。
「オモイデ草とよもぎに近づく時は、俺の許可を取ってからにしてもらおうか……!!」
離れた場所へ誘導することに成功した雲人は、シビレ牙鉈による【霞撃ち】で足に一撃を放った。
火焔ヒツジは一時的に麻痺状態となり、その場にうずくまってしまった。
「よもぎ、お前は俺が守る! だから信じてついてこい!」
「あ、あの……私……っ」
言いよどんだよもぎに向かって、火焔ヒツジの口から業火が飛び出す。
【地踏み】をして火焔ヒツジをひるませ、雲人は不意によもぎを抱きかかえようとした。
「今は動けません! この子たちを守らないといけないから」
よもぎが抱え込んでいたのは、幾つもの小さなオモイデ草。
土から離れたことで、生気が衰えてきているようだ。
「危なくなったらすぐに俺を呼べ。どこにいても、絶対に駆けつけてきてやる」
こくんとうなずいたよもぎにウインクをすると、雲人は童子跳びで火焔ヒツジの背中に飛び乗った。
振り落とされないように角をつかみながら、その場で地踏みをし、脳震盪を起こさせようとする。
「やめて……雲人さん」
「え?」
「この子たちが無事なら、もう十分ですから。私もあなたも無事で、これ以上望むことは何もありません」
「……分かった。その代わり、俺のそばから離れるなよ?」
イエスともノーとも取れる表情を雲人に向けると、よもぎは微笑んでみせた。
「見せつけてくれて──」
そう言って、ひょっこり草むらから顔を出したのはリリィ・エーベルヴァインだった。
火焔ヒツジをオモイデ草から遠ざけるため、【忍び足】で足音を立てないよう移動しながら木や岩陰に隠れていたらしい。
リリィは【投擲術】をうまく使い、拾った石などを投げては火焔ヒツジを挑発してオモイデ草を彼女なりに守っていた。
「リリィさん、無理しないでくださいね」
よもぎはオモイデ草を守っていても、危険と背中合わせのリリィの動向が心配だった。
「……1人じゃないから」
リリィには策があるのか、笑みを浮かべて誰かに合図を送っている。
その間にも火焔ヒツジの注意を引きつけて、雲人やよもぎが移動する隙を作ってくれていた。
「運動した後は、きっとご飯が美味しいはずだから。そのためにも、頑張ろ」
緊迫した状況の中でも、こんな発言ができるリリィをよもぎは頼もしく思う。
フェスタ生たちのどこまでも前向きな姿に、私の方こそ救われている……。
よもぎは、だからこそ強くいられるのだ。
──むせぶような草いきれの中、火焔ヒツジが体内の熱を放出すると辺りにはもうもうと湯気が立ち込める。
痺れから解放されたのか、ゆっくりと起き上がった。
そして訪れたのは、静寂。
しんと静まり返ったその場で火焔ヒツジと向かい合い、背筋をピンと伸ばして立っていたのは黒瀬 心美だった。
リリィが送った合図を受け、じっと火焔ヒツジを見つめる。
「先程はすまなかった。グランスタとは所属が違うとはいえ、アタシら人間がここへ勝手に立ち入ったことは詫びる。だけど『オモイデ草』はアタシらにとって、どうしても必要な物なんだ」
熱気に晒されながらも、ひるむことなく火焔ヒツジを見据えるその眼差しはただ美しい。
「だから挑ませてくれ……この試練に……!」
心美の言葉を理解したのか、火焔ヒツジは天に向かって雄叫びを上げた。
姿勢を正して一礼し、静かに武器を構える心美──。
両者はしばし見つめ合う。
ぴんと張り詰めた空気をかき消すかのごとく、最初に走り出したのは心美だった。
やわらかな光を放つオモイデ草が生えている場所とは反対側へ、ひたすらに走っていく。
全てを焼き払ってしまいそうな攻撃を火焔ヒツジが繰り出した。
「心美さんっ、加勢します!!」
【祈祷:大地母神】でオモイデ草に加護の力を宿らせた夢月 瑠亜が、火焔ヒツジの片足に根を纏いつかせて
転倒させた。
そこへ、オモイデ草の採取を終えた向有 ガイアも照美 瑠羽と走り込んでくる。
共に冷然のクロスコードを纏い、
「桜稜に舞い降りた夜天の翼、瑠羽!」
「母なる大地に舞い降りた戦女神、ガイア!」
ガイアが【エスクワイアステップ】で瑠羽とアシンメトリーなポーズを決めると、
「交わる世界に幸せを紡げ! クロスヴェルト、参上!」
「僕達も加勢しますよーっ! さぁ、来い火焔ドラゴン!…じゃない、火焔ヒツジ!」
ガイアは元気な声を上げて、瑠羽と共に心美たちの元へと近づいていく。
「あ、ありがとー! よーし、じゃあみんなまとめて水浸しになっちゃいましょうか♪ 【祈祷:白蛇水神】!!」
恵みの雨がオモイデ草やグランスタ生たちに降り注ぎ、所々で燃え移っていた炎が一斉に鎮火されていく。
火の力が弱ったことで動きを鈍らせた火焔ヒツジだったが、まだまだ衰える様子はない。
「ちょーっと、大人しくしてもらおうかな」
瑠亜は【千紫万紅】を取り出すと、【八咫烏の矢】でわざと急所を外して火焔ヒツジを狙った。
痛みに悶える火焔ヒツジが暴れ回るのを華麗なフットワークで避けながら、鋭いツメによる攻撃は【ブロッキング】で受け流すガイア。
氷雪の武威で着実に攻撃を仕掛けては、ヒツジの体温を冷まそうとしていた。
「あの炎が邪魔でおいそれと近寄れない……水を浴びてもまだ燃えてるなんて……」
まるでドラゴンのようにも見える巨体を揺らし、火焔ヒツジは地面をかく。
「あ……もしかしてきちゃう?」
ガイアと火焔ヒツジ、両者は睨み合う。
火焔ヒツジが雄叫びを上げたほんの一瞬を突いて、ガイアは素早く突貫すると、ツインスラッシュの二連撃を叩き込んだ。
後方から、瑠羽もガイアを援護しながら攻撃を仕掛ける。
「これが、戦乙女の舞い踊る剣技だよ♪」
激しいいななきと共に、火焔ヒツジは反り返った。
瑠羽は鋭いツメを食らわないように少しずつ間合いを取り、燃える羊毛に当たらないように火焔ヒツジと距離を取りながらガイアの支援に専念している。
わずかな気の緩みが致命傷を招きかねない──そんな状況に晒されていても、毅然とした態度を崩さないガイアと瑠羽。
どんなに厳しい状況に置かれても、アイドルは決してへこたれないものなのだ。
「びっくりしましたよね?……怖かったですよね? でも、もう大丈夫ですよ。私達フェスタ生がお守りします。
でも……大人しくなってくれるまで、【祈祷:白蛇水神】でお水かけますからね? そこはお覚悟!ですよ♪」
再び瑠亜が放った【八咫烏の矢】矢が後ろ足に刺さり、火焔ヒツジはあがくようにして口から業火を放つ。
たちまち辺り一帯が炎の海となり、生い茂っていた草木は瞬く間に燃やされてしまった。
「ぐ……っ!! 私は……こんな所で負けるわけにはいかないっ……!!」
炎を【擬神刀クサナギ】で切り払い、その反動で思わず地面を転がった心美だったが、瑠羽に引っ張ってもらってすぐに起き上がると、
【氷雪の武威】で刀に冷気を纏わせる。
「【巨獣入魂】──火焔ヒツジよ、炎の如きその勇猛さを……アタシの魂に刻み込む!」
心美は火焔ヒツジの攻撃を誘うと、高く跳躍してその頭部に【甲殻砕き】を叩き込んだ。
火焔ヒツジは断末魔の叫びを上げた後、しばらく動かなくなってしまう──おそらく失神したのだろう。
額に滲んだ汗を拭い、再び火焔ヒツジに向かって一礼をする心美。
「礼に始まり礼に終わる。……これは、人としての礼儀だ」
「はい、御饌司として調理するからこそ食材を慈しみ、感謝しないといけませんね」
瑠亜も目を閉じると、火焔ヒツジに一礼をした。
ガイア、瑠羽、そしてリリィも心美たちに続いて、静かに頭を下げる。
全員の心が一つにつながった、そんなひとときだった。
「こんな所にもオモイデ草があったんですね……」
オモイデ草を守るため、根っこごと採取を続けていた大葉よもぎは新たな群生地を発見して駆け寄った。
まだ十分に生育しきっていないのか、他の場所に生えていたものと比べると若干小さい。
「まだ小さいから、火の粉がかかっただけでも燃えてしまうかも」
土の中に植わった細い根っこを慎重に掘り出しいると、背後にただならぬ熱さを感じた。
よもぎはすぐに振り返る。
「え……!?」
火焔ヒツジが吐いた炎を纏った羊毛から、覆いかぶさるように自分を守ってくれたのは死 雲人だった。
「今のうちにオモイデ草を早く!!」
雲人は炎をうまくかわしつつ、匂い袋と激辛の香辛料で味付けしておいたいい香りのするスパイスターキーを混ぜ合わせた物を取り出し、
それを振り回してオモイデ草とは別の場所へ火焔ヒツジを誘導する。
スパイシーないい香りにつられて、火焔ヒツジは鼻をひくつかせている。
ここへ来る前、よもぎと共に仕込んだ特製の火焔ヒツジ専用フードだ。
「オモイデ草とよもぎに近づく時は、俺の許可を取ってからにしてもらおうか……!!」
離れた場所へ誘導することに成功した雲人は、シビレ牙鉈による【霞撃ち】で足に一撃を放った。
火焔ヒツジは一時的に麻痺状態となり、その場にうずくまってしまった。
「よもぎ、お前は俺が守る! だから信じてついてこい!」
「あ、あの……私……っ」
言いよどんだよもぎに向かって、火焔ヒツジの口から業火が飛び出す。
【地踏み】をして火焔ヒツジをひるませ、雲人は不意によもぎを抱きかかえようとした。
「今は動けません! この子たちを守らないといけないから」
よもぎが抱え込んでいたのは、幾つもの小さなオモイデ草。
土から離れたことで、生気が衰えてきているようだ。
「危なくなったらすぐに俺を呼べ。どこにいても、絶対に駆けつけてきてやる」
こくんとうなずいたよもぎにウインクをすると、雲人は童子跳びで火焔ヒツジの背中に飛び乗った。
振り落とされないように角をつかみながら、その場で地踏みをし、脳震盪を起こさせようとする。
「やめて……雲人さん」
「え?」
「この子たちが無事なら、もう十分ですから。私もあなたも無事で、これ以上望むことは何もありません」
「……分かった。その代わり、俺のそばから離れるなよ?」
イエスともノーとも取れる表情を雲人に向けると、よもぎは微笑んでみせた。
「見せつけてくれて──」
そう言って、ひょっこり草むらから顔を出したのはリリィ・エーベルヴァインだった。
火焔ヒツジをオモイデ草から遠ざけるため、【忍び足】で足音を立てないよう移動しながら木や岩陰に隠れていたらしい。
リリィは【投擲術】をうまく使い、拾った石などを投げては火焔ヒツジを挑発してオモイデ草を彼女なりに守っていた。
「リリィさん、無理しないでくださいね」
よもぎはオモイデ草を守っていても、危険と背中合わせのリリィの動向が心配だった。
「……1人じゃないから」
リリィには策があるのか、笑みを浮かべて誰かに合図を送っている。
その間にも火焔ヒツジの注意を引きつけて、雲人やよもぎが移動する隙を作ってくれていた。
「運動した後は、きっとご飯が美味しいはずだから。そのためにも、頑張ろ」
緊迫した状況の中でも、こんな発言ができるリリィをよもぎは頼もしく思う。
フェスタ生たちのどこまでも前向きな姿に、私の方こそ救われている……。
よもぎは、だからこそ強くいられるのだ。
──むせぶような草いきれの中、火焔ヒツジが体内の熱を放出すると辺りにはもうもうと湯気が立ち込める。
痺れから解放されたのか、ゆっくりと起き上がった。
そして訪れたのは、静寂。
しんと静まり返ったその場で火焔ヒツジと向かい合い、背筋をピンと伸ばして立っていたのは黒瀬 心美だった。
リリィが送った合図を受け、じっと火焔ヒツジを見つめる。
「先程はすまなかった。グランスタとは所属が違うとはいえ、アタシら人間がここへ勝手に立ち入ったことは詫びる。だけど『オモイデ草』はアタシらにとって、どうしても必要な物なんだ」
熱気に晒されながらも、ひるむことなく火焔ヒツジを見据えるその眼差しはただ美しい。
「だから挑ませてくれ……この試練に……!」
心美の言葉を理解したのか、火焔ヒツジは天に向かって雄叫びを上げた。
姿勢を正して一礼し、静かに武器を構える心美──。
両者はしばし見つめ合う。
ぴんと張り詰めた空気をかき消すかのごとく、最初に走り出したのは心美だった。
やわらかな光を放つオモイデ草が生えている場所とは反対側へ、ひたすらに走っていく。
全てを焼き払ってしまいそうな攻撃を火焔ヒツジが繰り出した。
「心美さんっ、加勢します!!」
【祈祷:大地母神】でオモイデ草に加護の力を宿らせた夢月 瑠亜が、火焔ヒツジの片足に根を纏いつかせて
転倒させた。
そこへ、オモイデ草の採取を終えた向有 ガイアも照美 瑠羽と走り込んでくる。
共に冷然のクロスコードを纏い、
「桜稜に舞い降りた夜天の翼、瑠羽!」
「母なる大地に舞い降りた戦女神、ガイア!」
ガイアが【エスクワイアステップ】で瑠羽とアシンメトリーなポーズを決めると、
「交わる世界に幸せを紡げ! クロスヴェルト、参上!」
「僕達も加勢しますよーっ! さぁ、来い火焔ドラゴン!…じゃない、火焔ヒツジ!」
ガイアは元気な声を上げて、瑠羽と共に心美たちの元へと近づいていく。
「あ、ありがとー! よーし、じゃあみんなまとめて水浸しになっちゃいましょうか♪ 【祈祷:白蛇水神】!!」
恵みの雨がオモイデ草やグランスタ生たちに降り注ぎ、所々で燃え移っていた炎が一斉に鎮火されていく。
火の力が弱ったことで動きを鈍らせた火焔ヒツジだったが、まだまだ衰える様子はない。
「ちょーっと、大人しくしてもらおうかな」
瑠亜は【千紫万紅】を取り出すと、【八咫烏の矢】でわざと急所を外して火焔ヒツジを狙った。
痛みに悶える火焔ヒツジが暴れ回るのを華麗なフットワークで避けながら、鋭いツメによる攻撃は【ブロッキング】で受け流すガイア。
氷雪の武威で着実に攻撃を仕掛けては、ヒツジの体温を冷まそうとしていた。
「あの炎が邪魔でおいそれと近寄れない……水を浴びてもまだ燃えてるなんて……」
まるでドラゴンのようにも見える巨体を揺らし、火焔ヒツジは地面をかく。
「あ……もしかしてきちゃう?」
ガイアと火焔ヒツジ、両者は睨み合う。
火焔ヒツジが雄叫びを上げたほんの一瞬を突いて、ガイアは素早く突貫すると、ツインスラッシュの二連撃を叩き込んだ。
後方から、瑠羽もガイアを援護しながら攻撃を仕掛ける。
「これが、戦乙女の舞い踊る剣技だよ♪」
激しいいななきと共に、火焔ヒツジは反り返った。
瑠羽は鋭いツメを食らわないように少しずつ間合いを取り、燃える羊毛に当たらないように火焔ヒツジと距離を取りながらガイアの支援に専念している。
わずかな気の緩みが致命傷を招きかねない──そんな状況に晒されていても、毅然とした態度を崩さないガイアと瑠羽。
どんなに厳しい状況に置かれても、アイドルは決してへこたれないものなのだ。
「びっくりしましたよね?……怖かったですよね? でも、もう大丈夫ですよ。私達フェスタ生がお守りします。
でも……大人しくなってくれるまで、【祈祷:白蛇水神】でお水かけますからね? そこはお覚悟!ですよ♪」
再び瑠亜が放った【八咫烏の矢】矢が後ろ足に刺さり、火焔ヒツジはあがくようにして口から業火を放つ。
たちまち辺り一帯が炎の海となり、生い茂っていた草木は瞬く間に燃やされてしまった。
「ぐ……っ!! 私は……こんな所で負けるわけにはいかないっ……!!」
炎を【擬神刀クサナギ】で切り払い、その反動で思わず地面を転がった心美だったが、瑠羽に引っ張ってもらってすぐに起き上がると、
【氷雪の武威】で刀に冷気を纏わせる。
「【巨獣入魂】──火焔ヒツジよ、炎の如きその勇猛さを……アタシの魂に刻み込む!」
心美は火焔ヒツジの攻撃を誘うと、高く跳躍してその頭部に【甲殻砕き】を叩き込んだ。
火焔ヒツジは断末魔の叫びを上げた後、しばらく動かなくなってしまう──おそらく失神したのだろう。
額に滲んだ汗を拭い、再び火焔ヒツジに向かって一礼をする心美。
「礼に始まり礼に終わる。……これは、人としての礼儀だ」
「はい、御饌司として調理するからこそ食材を慈しみ、感謝しないといけませんね」
瑠亜も目を閉じると、火焔ヒツジに一礼をした。
ガイア、瑠羽、そしてリリィも心美たちに続いて、静かに頭を下げる。
全員の心が一つにつながった、そんなひとときだった。