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「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

【クロスハーモニクス】光と闇のグランドライブ!

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【クロスハーモニクス】光と闇のグランドライブ!
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リアクション

■プロローグ■


 開演されたクロスハーモニクス
 アイドル達は、それぞれの想いを胸に中央ステージを眺めている。

「光と闇の――ひいては地球の調和。彼らによってもたらされるべき未来。
 チャンスはこの一度きりだ、失敗は許されない」

 聖歌庁の限られた者しか入ることの出来ない観覧席で、白陽秋太郎DEMを見上げて呟いた。

「そして、その中で必ず大いなるイドラに対抗できるヒロイッククラリティも生まれる。
 二つの存在なくして、真の調和は為し得ない……」

「シュータロ、また眉間にシワ。
 せっかく元は美形なのに、このままじゃシワまみれのおじいちゃん一直線ヨ?」

 彼の背中に声をかけたのは、聖歌隊のマルベル・クロルだった。
 そばでは四谷椛音が本気で秋太郎を心配している様子で顔の皺を伸ばすような身振りをしている。

「私は君達と違って、ステージに立つわけではない」
「マジレスやめてヨ! ……あのネ、地球を救う世紀のライブなのヨ?
 シュータロも今日くらいシワ伸ばして、たくさんワクワクしてみてって言ってるノ」

 マルベルはどこか楽しげにツインテールを揺らして、「行ってきマス」と椛音と共に観覧席を出た。
 秋太郎はそれを見送って、改めてステージをじっと眺めたのだった。

■目次■

1ページ プロローグ・目次

2ページ それぞれの光と闇(1)
3ページ それぞれの光と闇(2)
4ページ ボクたちの光と闇
5ページ それぞれの光と闇(3)
6ページ それぞれの光と闇~アイドルは地球を救う
7ページ 光も闇も(1)
8ページ 光も闇も(2)

9ページ 共鳴のクロスコード、そして、イドラの女王
10ページ 女王の戸惑いと、調和の乱れ

11ページ ステージに立たずとも、できることがあるから

12ページ 女王を助ける者たち
13ページ 女王を助ける者たち……と、脅かす者
14ページ これが、私たちの選んだ道
15ページ エピローグ
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