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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

ディーヴァは自由の夢を見るか?

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ディーヴァは自由の夢を見るか?

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プロローグ


 ――機奏の世界、ディスカディア。
 電子都市であるノースモントの基幹部は、いま騒乱の只中にあった。

 会場内に、どうどうと爆音が響き始める。
 アイドルたちの演奏が始まったのだ。

「チ……お前ら、ライブのハルモニアは耳に入れるなよ!」

「それができたら苦労しませんぜ、アンバーの姉貴ィ!」

「うるせえッ! つべこべ言わず散開、各個ステージをぶっ壊して回れッ!」

 ノイズによる頭痛……ソウルドロップに感じる苦痛にいらだちながら、アンバーは兵士に激を飛ばした。
 ディスコードを放つ銃や警棒で武装した彼らは、それぞれにわかれてステージへと突入した。
 コアメモリーを入手した今、もはやライブ会場は必要ない。
 彼らは一刻も早くリベレーターのライブを中止させ、ハルのソウルドロップに格納されたコアメモリーを持ち帰らなければならなかった。

――逆らうならば この歌と拳がお前を砕く
 震えて見上げろ オレの振りかざす鋼を――!


 アンバーが発する、それは歌だった。
 雄々しく力強く、そして禍々しく、兵士たちの戦意を煽り立てる旋律が、会場の外に響きわたる。
 ハルやアイドルたちのものに比べれば大したものではないが、それでも兵士たち洗脳は強まり、ドミネーター兵たちの肉体は限界までパワーを引き出されていく。

『使い道もなく生まれる道具などない。お前もまたママのために運命を背負ってきたのだ、アンバー』

 アンバーの胸に、D.D.の側近たる戦士、ダイヤモンド・ブレイドの言葉が反芻された。
 ディーヴァは道具であり、道具には必ず用途が存在すると、彼女はそのように教わり、信じてきた。
 出来損ないであっても、使い道はある……その言葉はアンバーにとって、幾分か救いだったかもしれない。

――しなやかに力強く 胸の琥珀は輝いて 山吹色の明日を照らすッ!――

 ガツン、と二つの拳を打ち鳴らして、アンバーもまた、ドミネーター兵に続いてステージへと突撃するのだった。

■目次■


1ページ プロローグ

2ページ 電子の都市に響け、私たちのウタ
3ページ あなたと一緒に、歌いたいから。
4ページ また、みんなと一緒に、歌っていいの?
5ページ おっけ~♪ 戻っておいでよ、妹ちゃんも一緒にさ☆
6ページ …………ただいま、みんな!

7ページ 【2-1】
8ページ 【2-2】
9ページ 【2-3】
10ページ 【2-4】
11ページ 【2-5】
12ページ 【2-6】
13ページ 【2-7】
14ページ 【2-8】
15ページ 【2-9】
16ページ 【2-10】
17ページ 【2-11】

18ページ 皆の「還り」を皆で「守る」1
19ページ 皆の「還り」を皆で「守る」2
20ページ 皆の「還り」を皆で「守る」3

21ページ エピローグ
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