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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

【初夏の大祭典!】フェス×フェス2029

リアクション公開中!
【初夏の大祭典!】フェス×フェス2029
  • 【初夏の大祭典!】フェス×フェス2029

リアクション

■プロローグ■


 スタッフの生徒と共にステージの最終確認を行っていた花子
 開演までそわついている客席へと戻り、木校長の隣にちょこんと腰かけました。

「ディメンションシフトOK、大道具OK、スピーカーOK……
 ライブの準備はばっちりです、おじさまっ!」

「ありがとうございます、花子!
 こちらもビデオカメラ設置OK、予備のバッテリーもOK。
 出演者全員分のイメージカラーに光るルミマルも芸能界で苦労して見付けてきましたよ!」

 ハッピ姿に鉢巻を巻き、古き良きスタイルで気合十分な校長。
 後ろの席の人に迷惑をかけないように気を遣ってか、今日は一回り小さいサイズのようでした。

「ですが、やはり私がこんなに良い席にいるのは少々気が引けますね……。
 このイベントを楽しみにしていたお客さんは、他にもたくさん来てくれています。
 どの世界も大きな脅威が去り、純粋にアイドルのライブを楽しめる折角のこの日に――」

「おじさま! 先輩達の晴れ姿、私はおじさまにもちゃんと特等席で見てほしいって思います。
 おじさまがずっと推してきたアイドルがどんなに輝いているか、その目で……」

 慌てた花子が校長の袖を掴みます。
 その時、二人の頭上から眩い光が差し込みました。二人は何事かと光の方を見上げます。

 ――ニューヨーカーとしても、君はここで最後まで見届けるべきだと思うけどね。

「こ、これはエースさん!? 脳内に直接……!?
 しかし……彼もそう言うのでしたら私は……私も――全力でやるしかありませんね!」

 校長はハッピに隠れていたルミマル達をどさどさと取り出し、“本気”モードに入ります。
 彼の熱の入った応援がどれほど(マナーを守りつつ)凄まじいものだったかは、
 今日のフェスを訪れた者全員が目にすることになったでしょう――。


■目次■

1ページ プロローグ・目次

2ページ 【1】かわいいを、めいっぱい! キュート部門【1】
3ページ 【1】かわいいを、めいっぱい! キュート部門【2】
4ページ 【1】かわいいを、めいっぱい! キュート部門【3】
5ページ 【1】かわいいを、めいっぱい! キュート部門【4】
6ページ 【1】かわいいを、めいっぱい! キュート部門【5】

7ページ 【2】冷めて見えても、心には情熱を。クール部門【1】
8ページ 【2】冷めて見えても、心には情熱を。クール部門【2】
9ページ 【2】冷めて見えても、心には情熱を。クール部門【3】
10ページ 【2】冷めて見えても、心には情熱を。クール部門【4】

11ページ 【3】目を覆うばかりの眩しい輝きを放って。エレガンス部門【1】
12ページ 【3】目を覆うばかりの眩しい輝きを放って。エレガンス部門【2】
13ページ 【3】目を覆うばかりの眩しい輝きを放って。エレガンス部門【3】

14ページ 結果発表!&エピローグ
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