フェイトスター☆ファイトクラブ ファイナルマッチ
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リアクション
【3】アンリミテッドマッチ 4
局地的な戦いを終え、人数が減り、戦いは後半戦の様相となる。
「そろそろ仕掛けるか」
行坂 貫はステージの中央に向かい、【地踏み】で足場を揺らす。
範囲内の障害物が崩れ、アーヴェントを見守れる位置で身を隠していた桜葉 愛、アウロラ・メタモルフォーゼスの姿が晒される。
アウロラの【ディーヴァセンサーver1.0】を頼りに戦いを避けてきた二人だが、少人数となったステージでは早々逃げ回ることは出来ない。
足を取られているところに、【食神降臨】で巨大化した貫が突撃し、回し蹴りを仕掛ける。
愛は【聖式極支Ⅰ型】を発動し、貫の足止めを狙うが振り切られ、そのまま場外へと蹴り飛ばされた。
「くそっ……下僕が……!」
態勢を立て直したアウロラは、【U.ファントムチャージ】で貫の巨体を取り囲むように攻撃音を発生させ攻撃する。
しかし、巨大化した貫にとって、どこで攻撃音が鳴ろうが関係ない。
惑わされることなく、音がする方位満遍なく、回し蹴りを食らわせれば、防御手段を持たないアウロラは吹っ飛び、場外へと弾き飛ばされた。
そのまま巨大化していては、攻撃の的になりかねない。
巨大化を解いた貫は、【蹂躙するダークロード】で積極的に攻撃を仕掛けていく。
アーヴェント・ゾネンウンターガングは【パラノイアノクターン】で貫の攻撃に毒性のある風をぶつける。
貫は【天空神の接見】のつむじ風によって毒の風を妨害し、【ベンジャミンの志】による雷撃を放ち、【極光剣アウローラ】で追撃する。
【ヘルトブレイカー】でこれをいなしたアーヴェントは、[眠れる魔王]ライのレイピアの攻撃に加えて、自身の【ヘルト・エアツェールング】で絶え間ない連撃を加える。
攻守一体で攻撃を加えて来るアーヴェントの攻撃に、貫のダメージは嵩んでいく。一方のアーヴェントは、【リング・フェーニクス】による継続回復で体力を安定的に保っている。
打ち合いは不利とみて貫が距離を取ろうとした所で、アーヴェントは【十二使徒の制裁】を発動。
出現した十二本の剣が貫を逃すまいと襲い掛かる。そこにアーヴェントがトドメと深手を負った貫を【ヘルト・エアツェールング】の斬撃で斬りつけ、貫は気絶した。
シャーロット・フルールは【輝の天龍】で炎の龍を暴れさせ、周囲を威嚇する。
しかし目立つ行動は、この人数では標的ともなりやすい。
アレクス・エメロードは【ポリフォニカ・ピュエリ】でシャーロットの攻撃力を強化し、【ライトニングストーム】で雷雲による範囲攻撃を行う。
魔法を放った直後のアレクスをキング・デイヴィソンは【ミスティルテイン】の矢で射抜いた。
「ぐ……」
アレクスが膝をつく。追撃しようとするキングに、シャーロットは【ママからの天啓です!】を発動。
もとより、動きを拘束されることには警戒していたキングだったが、相手のその発動のタイミングを見極めるのは難しい。
一瞬動きを止めたキングを【無限のルミノシティ】で追撃。まともに攻撃を食らったキングは大ダメージを受ける。
そこでキングもまた、更に追撃をしかけようとするシャーロットに向かって【ママからの天啓です!】を放った。
「ママと言うよりパパだけれどね。
天啓だ、そこを動くな。今度はこちらの番らしい」
しかし【ドレスドティターニア】の加護をうけるシャーロットはすぐに態勢を立て直す。
キングは深手を負いながらも、【ゼロレゾナンス】を発動。
高い防御力と攻撃力を誇る一方で、体力は持続的に奪われる。
しかし、発動しなければここで反撃の一手も見つからない。
短期決着を目指して、キングは大技を放とうとする。
「主人を守るのがディーヴァの役目なんでな」
「アレクス?」
キングの覚悟を察知したアレクスは、傷ついた体を引きずって【ルミサクリファイス】を発動。
自身の戦闘不能と引き換えに、光の大爆発を起こした。
【ゼロレゾナンス】によって、どうにかこれを凌いだキングは、残されたシャーロットに【無限のルミノシティ】を放つ。
修復不能なまでのダメージを負ったかに見えたシャーロットだったが、ここで【マジンズ・ラストダンス】によって、体力を全快させる。
「シャロちゃんふっかーつ!」
復活したシャーロットは、【ドレスドティターニア】により湧き出る魔力で【≪式神≫十天十刃】を放つ。
【ゼロレゾナンス】状態であっても、既にダメージの蓄積しきった体ではこれに耐えきることが出来ず。
硬い防御壁を破った刃に貫かれ、体力の尽きたキングは気を失って倒れた。
局地的な戦いを終え、人数が減り、戦いは後半戦の様相となる。
「そろそろ仕掛けるか」
行坂 貫はステージの中央に向かい、【地踏み】で足場を揺らす。
範囲内の障害物が崩れ、アーヴェントを見守れる位置で身を隠していた桜葉 愛、アウロラ・メタモルフォーゼスの姿が晒される。
アウロラの【ディーヴァセンサーver1.0】を頼りに戦いを避けてきた二人だが、少人数となったステージでは早々逃げ回ることは出来ない。
足を取られているところに、【食神降臨】で巨大化した貫が突撃し、回し蹴りを仕掛ける。
愛は【聖式極支Ⅰ型】を発動し、貫の足止めを狙うが振り切られ、そのまま場外へと蹴り飛ばされた。
「くそっ……下僕が……!」
態勢を立て直したアウロラは、【U.ファントムチャージ】で貫の巨体を取り囲むように攻撃音を発生させ攻撃する。
しかし、巨大化した貫にとって、どこで攻撃音が鳴ろうが関係ない。
惑わされることなく、音がする方位満遍なく、回し蹴りを食らわせれば、防御手段を持たないアウロラは吹っ飛び、場外へと弾き飛ばされた。
そのまま巨大化していては、攻撃の的になりかねない。
巨大化を解いた貫は、【蹂躙するダークロード】で積極的に攻撃を仕掛けていく。
アーヴェント・ゾネンウンターガングは【パラノイアノクターン】で貫の攻撃に毒性のある風をぶつける。
貫は【天空神の接見】のつむじ風によって毒の風を妨害し、【ベンジャミンの志】による雷撃を放ち、【極光剣アウローラ】で追撃する。
【ヘルトブレイカー】でこれをいなしたアーヴェントは、[眠れる魔王]ライのレイピアの攻撃に加えて、自身の【ヘルト・エアツェールング】で絶え間ない連撃を加える。
攻守一体で攻撃を加えて来るアーヴェントの攻撃に、貫のダメージは嵩んでいく。一方のアーヴェントは、【リング・フェーニクス】による継続回復で体力を安定的に保っている。
打ち合いは不利とみて貫が距離を取ろうとした所で、アーヴェントは【十二使徒の制裁】を発動。
出現した十二本の剣が貫を逃すまいと襲い掛かる。そこにアーヴェントがトドメと深手を負った貫を【ヘルト・エアツェールング】の斬撃で斬りつけ、貫は気絶した。
シャーロット・フルールは【輝の天龍】で炎の龍を暴れさせ、周囲を威嚇する。
しかし目立つ行動は、この人数では標的ともなりやすい。
アレクス・エメロードは【ポリフォニカ・ピュエリ】でシャーロットの攻撃力を強化し、【ライトニングストーム】で雷雲による範囲攻撃を行う。
魔法を放った直後のアレクスをキング・デイヴィソンは【ミスティルテイン】の矢で射抜いた。
「ぐ……」
アレクスが膝をつく。追撃しようとするキングに、シャーロットは【ママからの天啓です!】を発動。
もとより、動きを拘束されることには警戒していたキングだったが、相手のその発動のタイミングを見極めるのは難しい。
一瞬動きを止めたキングを【無限のルミノシティ】で追撃。まともに攻撃を食らったキングは大ダメージを受ける。
そこでキングもまた、更に追撃をしかけようとするシャーロットに向かって【ママからの天啓です!】を放った。
「ママと言うよりパパだけれどね。
天啓だ、そこを動くな。今度はこちらの番らしい」
しかし【ドレスドティターニア】の加護をうけるシャーロットはすぐに態勢を立て直す。
キングは深手を負いながらも、【ゼロレゾナンス】を発動。
高い防御力と攻撃力を誇る一方で、体力は持続的に奪われる。
しかし、発動しなければここで反撃の一手も見つからない。
短期決着を目指して、キングは大技を放とうとする。
「主人を守るのがディーヴァの役目なんでな」
「アレクス?」
キングの覚悟を察知したアレクスは、傷ついた体を引きずって【ルミサクリファイス】を発動。
自身の戦闘不能と引き換えに、光の大爆発を起こした。
【ゼロレゾナンス】によって、どうにかこれを凌いだキングは、残されたシャーロットに【無限のルミノシティ】を放つ。
修復不能なまでのダメージを負ったかに見えたシャーロットだったが、ここで【マジンズ・ラストダンス】によって、体力を全快させる。
「シャロちゃんふっかーつ!」
復活したシャーロットは、【ドレスドティターニア】により湧き出る魔力で【≪式神≫十天十刃】を放つ。
【ゼロレゾナンス】状態であっても、既にダメージの蓄積しきった体ではこれに耐えきることが出来ず。
硬い防御壁を破った刃に貫かれ、体力の尽きたキングは気を失って倒れた。