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フェイトスター☆ファイトクラブ ファイナルマッチ

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フェイトスター☆ファイトクラブ ファイナルマッチ
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【3】北郷先生との腕試し 2

「堀田小十郎が積み重ねた武の研鑽……その全てをここで示そう」
 堀田 小十郎は【≪星獣≫オカリナネズミ】星鼠・翼を伴い、瑞己と対峙する。
 フェイトスターアカデミー――この学び舎で共に学び、鍛え、多くの世界を冒険した学友や先生達。
 その誰もが頼もしい仲間であり、競い合うべきライバルである。
 だが、小十郎が武の頂を目指す以上、北郷瑞己は避けては通れぬ相手である。

「頂きを目指し刀を振るう……翼。これが我らが歩む、武の道だ」
 小十郎は翼に背中を預け、瑞己に攻撃を仕掛ける。
 【無拍子】で溜めの無い攻撃と回避を行い、瑞己に決定打を撃ち込む隙を探る。
「ほう、早いな。しかし、スピードには俺も自信があるぞ!」
 最初こそ小十郎の攻撃と回避のタイミングとのズレもあったが、瑞己は持ち前の身体能力と経験ですぐに対応してくる。
 容易に小十郎の攻撃は入らなくなり、回避出来なかった攻撃が、小十郎にダメージを刻む。

「我が剣は、剣の極致にあらず……未熟が故に輝く、武の煌めきなり」
 小十郎は【泰平羽織・煌】の誓いを胸に、【ブレス・フェニックス】の加護で体力を継続回復し、精神集中を図る。
 そうして、段々と瑞己の戦いのペースに巻き込まれそうになるのを、どうにか踏みとどまった。
「立て直したか」
 小十郎の空気が変わる。それをいち早く察知し、瑞己は防御の構えを取る。
「全霊一刀……己が全てを乗せた一撃を以て、相手を打倒するその一点のみ」
【覇王の境地】で極限まで身体能力を高め、【柳生流正宗】を握る手に力を籠める。
 そして、今の小十郎のもてる力全てをのせた【無明絶刀】の一刀を放った。
 小十郎の全力を受け止めた瑞己は、その威力に流石に防いだ腕に深手を負う。
 だが、致命傷ではない。腕一本失ったところで、まだ瑞己は戦えるだけの余力を残している。
 一方、この一刀に全力を駆けた小十郎は、【覇王の境地】の切れた反動もあり、まともに態勢を保つことが出来ない程に疲弊していた。
「はっはっは。すまん! 勝負あったな!」
 無防備になった小十郎の脇腹に、体重を乗せた重い蹴りを叩き込む。
「かはっ……!」
 吹っ飛ばされた小十郎の体が、あわや場外に落ちる寸前のところで、その体を翼が羽をはばたかせて引きとどめた。
「武の頂は、未だ遠いか――」
 小十郎は翼に体を支えられながら、気を失った。
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