猫神バス=テトの誘い ~芸能界へご招待!?~
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リアクション
堀田 小十郎、睡蓮寺 陽介、そして睡蓮寺 小夜が織りなす幻想演武のステージは、自分達も負けじとリサイタルを始めようとしていた者達も彼らの凛とした佇まいを一目見ただけで押し黙ってしまうという事態となっていた。
「ただ一度の演武が人生を左右する事もある……武の煌めき、ここに示す」
小十郎の一言で始まった幻想演武。
小夜が小十郎の演武にかける想いや熱意を観客席にいるアーティストたちに届けようと、【DF.クォーツボウギター】で【U.オーバーシンクロナイズ】を行った。
「皆の心に届くように……その想いを支えよう…」
【グッドハーモニー】を唱えれば、演武はより一層盛り上がるだろう。
陽介は【≪式神≫舞芸:火輪】で周囲に炎を巡らせ、アーティストたちの心を更に熱くなるよう鼓舞した。
【火焔白鳥】を抜刀した後に【君臨のスター・グノーシス】を発動し、小十郎は己が演武を観る者たちに示す。
「行くぜ小十郎……油断して捌き損ねるんじゃねぇぜ!」
【朧芸者の符】を使った陽介は、更に【分身の術】による分身と自分を合わせた合計八人で小十郎の殺陣の相手を勤める。
槍に見立てた【牛鬼の焔絵筆】を振り回し、【舞忍の踊踏】で演武をアクロバティックに演出する。
小十郎には小十郎の、陽介には陽介の意地がそこにあった。
「共に競い合うからこそ高みへ至れる……って、いつもそう言ってるもんね、十くん。なら、わたしは……」
小十郎のその想いを、【ウェイクフレーズ】で支える。
小夜の願いは、演目に関係なく、観ている側と演者が一体となって「幻想演武」を紡ぎたいと思ってもらえることだった。
「バス=テトさんが言う、戦いを経験したくなるライブとは少し違うかもしれないけど……」
──共に幻想(ユメ)を紡ぎたくなる演武(ライブ)。
「これが、十くんの全霊の演武……」
何が起こっても、小夜は小十郎と陽介を最後まで見届けようと思っていた。
自分も、演武の中の一人なのだから。
──演武にはその者の人生が宿る
そんな小十郎たちの思いが、アーティストたちの心にも届いたのだろうか。
ある者は口を開けたまま、またある者はまばたきすることも忘れて小十郎と陽介に見入っていた。
「今の俺は陰陽師だぜ……捌いて魅せな、小十郎!」
幻影と分身が相手とはいえ、小十郎にとっては多勢に無勢。
普通の者ならとても殺陣としては成立しないだろう。
──示せ、己が人生(すべて)を
形にしろ、己が幻想(ユメ)を
だが、小十郎の【大殺陣回し】による演武は、陽介達の攻撃を捌き、際限なくいなし、打倒していく。
「皆、そうだ……己の幻想(ユメ)を形にする為に戦っている」
【牛鬼の焔絵筆】で炎の巨鳥を描いた陽介は、小十郎に襲いかかるように大きく動かした。
小夜の【U.オーバーシンクロナイズ】が、次々と集まるアーティストたちにも広がっていく。
「いっけぇぇ!!」
「私の演武で、その心を染めてくれ」
炎の巨鳥は小十郎の【セイントコロネーション】よってかき消え、束の間の静寂に、誰も声を出すことができなかった。
だが、一礼した二人を見てようやく安心できたのか、拍手と声援で彼らをいつまでも称賛し続ける。
感極まって、泣き出す者たちもいた。
小十郎と陽介はふっと頬を緩めて、お互いの肩を叩き合う。
小夜はそんな二人を、まぶしそうにいつまでも見つめていた。
このステージの後、アーティストの中には小十郎と陽介のことを「師匠」と呼ぶ者たちが続出してしまい、弟子入りしたいと願う新米アーティストたち後を絶たなかったという。
「ただ一度の演武が人生を左右する事もある……武の煌めき、ここに示す」
小十郎の一言で始まった幻想演武。
小夜が小十郎の演武にかける想いや熱意を観客席にいるアーティストたちに届けようと、【DF.クォーツボウギター】で【U.オーバーシンクロナイズ】を行った。
「皆の心に届くように……その想いを支えよう…」
【グッドハーモニー】を唱えれば、演武はより一層盛り上がるだろう。
陽介は【≪式神≫舞芸:火輪】で周囲に炎を巡らせ、アーティストたちの心を更に熱くなるよう鼓舞した。
【火焔白鳥】を抜刀した後に【君臨のスター・グノーシス】を発動し、小十郎は己が演武を観る者たちに示す。
「行くぜ小十郎……油断して捌き損ねるんじゃねぇぜ!」
【朧芸者の符】を使った陽介は、更に【分身の術】による分身と自分を合わせた合計八人で小十郎の殺陣の相手を勤める。
槍に見立てた【牛鬼の焔絵筆】を振り回し、【舞忍の踊踏】で演武をアクロバティックに演出する。
小十郎には小十郎の、陽介には陽介の意地がそこにあった。
「共に競い合うからこそ高みへ至れる……って、いつもそう言ってるもんね、十くん。なら、わたしは……」
小十郎のその想いを、【ウェイクフレーズ】で支える。
小夜の願いは、演目に関係なく、観ている側と演者が一体となって「幻想演武」を紡ぎたいと思ってもらえることだった。
「バス=テトさんが言う、戦いを経験したくなるライブとは少し違うかもしれないけど……」
──共に幻想(ユメ)を紡ぎたくなる演武(ライブ)。
「これが、十くんの全霊の演武……」
何が起こっても、小夜は小十郎と陽介を最後まで見届けようと思っていた。
自分も、演武の中の一人なのだから。
──演武にはその者の人生が宿る
そんな小十郎たちの思いが、アーティストたちの心にも届いたのだろうか。
ある者は口を開けたまま、またある者はまばたきすることも忘れて小十郎と陽介に見入っていた。
「今の俺は陰陽師だぜ……捌いて魅せな、小十郎!」
幻影と分身が相手とはいえ、小十郎にとっては多勢に無勢。
普通の者ならとても殺陣としては成立しないだろう。
──示せ、己が人生(すべて)を
形にしろ、己が幻想(ユメ)を
だが、小十郎の【大殺陣回し】による演武は、陽介達の攻撃を捌き、際限なくいなし、打倒していく。
「皆、そうだ……己の幻想(ユメ)を形にする為に戦っている」
【牛鬼の焔絵筆】で炎の巨鳥を描いた陽介は、小十郎に襲いかかるように大きく動かした。
小夜の【U.オーバーシンクロナイズ】が、次々と集まるアーティストたちにも広がっていく。
「いっけぇぇ!!」
「私の演武で、その心を染めてくれ」
炎の巨鳥は小十郎の【セイントコロネーション】よってかき消え、束の間の静寂に、誰も声を出すことができなかった。
だが、一礼した二人を見てようやく安心できたのか、拍手と声援で彼らをいつまでも称賛し続ける。
感極まって、泣き出す者たちもいた。
小十郎と陽介はふっと頬を緩めて、お互いの肩を叩き合う。
小夜はそんな二人を、まぶしそうにいつまでも見つめていた。
このステージの後、アーティストの中には小十郎と陽介のことを「師匠」と呼ぶ者たちが続出してしまい、弟子入りしたいと願う新米アーティストたち後を絶たなかったという。


