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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

猫神バス=テトの誘い ~芸能界へご招待!?~

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猫神バス=テトの誘い ~芸能界へご招待!?~

リアクション

【1-8】
 別のステージでは、【DreamerS】のライブが始まろうとしている。
 ステージ脇で【5凸パワー】を使った天草 燧がメンバー全員に【マイディアブリンク】で個性的な衣装を纏わせる。
 早速きらきらとした衣装に身を包んだ合歓季 風華が【ライト・メモリー】を持って星獣アルナさんと共に現れると、大きな蛇の姿を目にした観客たちは驚きを隠せなかったようだ。
 その反応に驚くアルナさんを撫でてやった風華は、

「大丈夫です……何もかもすべていつもどおりですよ。音楽の素敵さ、共にお伝えしましょう」

 【冷然のクロスコード】で自分も深呼吸をして落ち着きを取り戻す。

「──懐かしさを感じさせる風。【≪慰霊≫風葬】──!」

 何処からか温かな風が吹き込み、後方から登場してきた燧が【聖浄なるナイトヒム】をしてから歌い出した。
 【Fair Dreams】のメロディにコーラスを乗せ、耳を傾けてもらえるよう慎重に声を伸ばしていく。
 アニー・ミルミーンは観客たちへのリラックス効果をひそかに狙いつつ、【スムーズバラディア】の力で静かに歌い出した。

「貴方の夢は何ですか? 今も見続けていますか?
 何も知らずにただ憧れた 幼い頃に見た夢

 心の奥で想っているだけの 遥か遠い夢だって
 どんなカタチの夢だって 夢を見るのは素敵なこと

 だって「夢を見たあの時の自分」は
 きっと素敵な目をしていたから……」

 それに合わせて風華が【極光のクラヴィコード】の演奏を開始すると、美しいアンサンブルが観客たちに向かって響き渡った。

「夢は夢で終わらせない。夢は叶えてこそ、やっと意味があるものだから」

 【インストゥルメント・ランゲージ】を【ヘビーメタルサンダルフォン】で奏でて、軽快なリズムに乗るノーラ・レツェルの歌声。
 アニーも【U.ソウルハーモニクス】で風華たちをサポートし、サビの部分を歌いきろうとする。

「We Dream Dreams!

 貴方の夢は何ですか?
 思い出してみませんか?

 叶いそうにない夢だっていい
 夢を見る事こそが素敵なのだから

 We Dream Dreams!

 私達は夢を見続ける
 だから We are DreamerS」

 観客の誰かがルミマルを持っていたらしい、アニーの歌声に乗せてゆっくりと振っているのが見えた。

「誰かや何かに当たりたい時があってもいい。それを音楽で伝えたら、共感する人もきっといる」

 音楽は気持ちが伝わる道具でもあり手段でもある。

「胸の輝き、それは夢。夢を翼に高く遠く。アルナーリフィール、今こそ空へ……!」

 頷いた風華はノーラの演奏と合わせ、覚醒を促すように星獣のフルネームを告げた。
 アルナさんの【≪星獣≫ハミングウィング】の翼をそっと撫でると、アルナさんは風華とアイコンタクトを取った後、空へと羽ばたいてゆく。

「この暖かな光は私達の夢、どうか届きますように」

 光の粒がオーロラのように観客たちへと広がるのと同じタイミングで、楽器の演奏もペースが上がっていった。

「音楽は何も否定しない。全てを包み込むもの──」

 【フワリハート】でノーラは精一杯の思いを歌に込める。
 燧はアニーと再び歌い始め、先ほどとはことなるトーンで観客たちを惹きつける。
 ステージを盛り上げてくれるようになった観客に向かって、ノーラは【キラーチューン】を使うと風華が再び放った【≪慰霊≫風葬】の温かい風と共に余韻を感じながら演奏がフェードアウトしていくのを待った。
 そして、アニーが【ハルモニウム】で青い鳥を一羽、光の彼方へ羽ばたく様子を映し出す。

「あの頃見た遥かな夢へと、皆さんが羽ばたいていくように……」

 そんな思いがこめられた、青い鳥。
 ──後はしんと静まり返り、聞こえてくるのは呼吸音。

「ぼくの描いていた夢の欠片、多少は叶えることが出来たかなぁ……?」

 ノーラがそう言い終わったのと同時に、嵐のような拍手が【DreamerS】に送られた。
 アニー、風華、燧、ノーラの四人はお互いに背中を合わせて両手を上げ、全方位からの声援に精一杯の感謝をこめて応えたのだった。
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