【今年は秋の大祭典!】フェス×フェス2028
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■プロローグ■
「(皆さん、緊張感たっぷりですね)」
フェス×フェス一日目が始まろうとする心地好い朝、
木 馬太郎は校舎の窓から登校する生徒達を見つめながら微笑んだ。
手には今年もぴかぴかに磨いておいたプラチナルミマル像を抱えている。
それはもう、昨日から念入りに念入りに磨いていたのだった。
「今年の催しにここまで力を入れた理由……
いよいよ人間を試そうでもしているのか? バケモノめ」
「試すなんてとんでもない! 私は最初から可愛い生徒達を信じていますよ。
一人一人の自信と、来るべき新たな一歩の確信に繋げて欲しいのです」
烏扇は馬太郎の言葉の意味を吟味するように、難しい顔をして腕を組んだ。
「フン。……新たな一歩だと。
芸能界にお前のところの三流どもが挑めるとでも?」
「ええ! もしオルトアース現象も我々にそれを望んでいるのなら……
アイドルとして応えない訳にはいかないでしょう?」
こうして、校長からの大いなる期待と、名だたる特別審査員たちの厳正な審査を前に、
アイドルたちは今の自分の全てを出し切るライブに臨むのでした!
■目次■
1ページ プロローグ・目次
2ページ 一日目(昼):セブンスフォール&ディスカディア部門 Ⅰ
3ページ 一日目(昼):セブンスフォール&ディスカディア部門 Ⅱ
4ページ 一日目(昼):セブンスフォール&ディスカディア部門 Ⅲ
5ページ 一日目(夜):華乱葦原&ネヴァーランド部門 壱
6ページ 一日目(夜):華乱葦原&ネヴァーランド部門 弐
7ページ 一日目(夜):華乱葦原&ネヴァーランド部門 参
8ページ 二日目(昼):オルトアース&ビーストラリア部門 いち
9ページ 二日目(昼):オルトアース&ビーストラリア部門 に
10ページ 二日目(夜):地球部門 1
11ページ 二日目(夜):地球部門 2
12ページ 二日目(夜):地球部門 3 & スタイルアーティスト選出!
13ページ 今日という日は、今日しかないから
14ページ エピローグ ~木校長からの言葉と、MVP選出~