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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

特番を狙え!『アイドルドリブン!』

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特番を狙え!『アイドルドリブン!』

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ヒュドラと仲良くなろう!? 1

 続いてのコーナーを、コナツとハルがコールする。

「アイドルたるもの、ヒュドラにだって愛されなくちゃ!」


 ディメンションシフトによってセブンスフォールになった特設スタジオでは。

シャゴオオオオオッ!!


 凶暴なヒュドラが、スタジオで9本の頭を振り回し、威嚇していた。

「よ、よーし、ヒュドラちゃーん、お友達になろ……」

 バクッ!! ゴックン!!

 無防備にヒュドラに抱き付いた泉 光凛(いずみ ひかり)は、一口で飲み込まれてしまった!!

「おおっとお! とっても獰猛なヒュドラだね!」
「飲み込まれたらどうなるのでしょうか? さすが、『ハイクオリティAR体験』ですね!」
 コナツとハルが、わざとのんきそうに言う。
 視聴者には番組の都合上、「ハイクオリティAR体験」だとしているが、
 実際には、スタジオの面々は慌てていた。

「大丈夫、ワタシは怯まないわ。
 だって、秘策があるから」
 ノエル・アドラスティアが、ヒュドラの前に進み出る。

 ノエルの身体には、ピクシーハニーが振りかけられている。
(花の蜜を使った植物性のピクシーハニーの香りは、肉食のヒュドラからは好まれない……はず)

 さらに、ノエルの手には、タライのような容器に注がれたドワーヴンエールがあった。
「この国にも、昔、多頭の大蛇がいて、ソレをお酒で酔わせて倒したのよね?」
 ヤマタノオロチの伝説から、ヒュドラも酔わせれば倒しやすくなると考えたノエルだが……。

 バクッ!!

「なっ! 俺様より先に飲まれるとは!?」
 サイバネティック 天河が、慌てて叫ぶ。
「そこまでして、ヒュドラに食べられやすそうな状況を作り出すとは……。
 俺様も負けてはいられないぞ!」

 びしっとヒュドラを指さして、その前に躍り出る天河。

 バクッ!!
 
「なむなむ……迷わず成仏してね」
 天河のマネージャー、ヲトメコンダクター アリアが、念仏を唱える。

「次々にアイドルが飲み込まれちゃったよ!」
「さ、さすがはハイクォリティAR体験! こんなの見たことありませんね!」
 コナツとハルが叫んでいる。
 スタジオはパニックになりかけていた。

 だが、9本の頭をくねらせるヒュドラの前に、立つ者がいる!

「その実力、見せてもらいました!
 ヒュドラさん、秘密結社オリュンポスの怪人になりませんか?」
 アルテミス・カリストが、番組に乱入してきたのだった。

 シュルルルルル……。

「わあ、長い舌ですね!
 ヒュドラさんのような、怪人らしい怪人にぜひ来てほしいと思っているんです!
 秘密結社オリュンポスの待遇はとってもいいんですよ!
 今なら、時給780え……」

 バクッ!!

 しかし、アルテミスも、あっという間に飲み込まれてしまった。
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