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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

異世界ファッションショー!

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異世界ファッションショー!

リアクション

 控え室。

(誰もいませんわね……)

 合歓季 風華はきょろきょろと辺りを確認して、そっと息を吐く。

(早く済ませて、ノーラさんと合流しましょう)

 風華は民族風の仮面を頭の横につけ、【でゅある剣】を両手に持つ。

(さて、今回はどういうポーズをとりましょうか……)

 ポーズに迷う中、控え室のドアがほんの少しだけ開く。
 ドアを開けたのはノーラ・レツェル
 彼女はすでに着替え終え、後はメイクとヘアスタイルを整えるのみとなっていた。
 控え室に来たのは、残りの準備を仕上げるためである。
 そんな彼女の視界には、右手に大きな剣を掲げた風華の後ろ姿。
 ポーズの詳細はドアに隠れていてわからないが、その姿からはショーに対する真剣さが伝わってくる。

(僕も頑張らないと)

 ノーラが感化されている中、見られていることを知らない風華は
 カラフルでアンティーク風の装飾が施されたマーカーペン【幻装針子ドレシオール】で衣装を描く。
 しばらくして――

「――ちゃん、風華ちゃん」

 呼ばれていることに気付き、振り向く。
 そこにはノーラがにこにこした表情で立っていた。

「ノーラさん! もしかしてもう時間ですか!?」

「慌てなくていいよ。まだ時間はあるから」

「ですが衣装を……」

「これはねぇ、もし寝ちゃったときのために早めに準備しただけなんだ。
 だから心配しなくていいよ」

「それならよかったです」

 風華が安堵したタイミングで控え室のドアがノックされる。

「はい?」

 風華が返事をすると、ドア越しから「ヘアメイクしにきました」と声がかかる。
 2人はリラックスした状態で、準備に取りかかった。
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