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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

【異世界カフェ】カフェ・ハルモニア オープンです!

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【異世界カフェ】カフェ・ハルモニア オープンです!

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◆プロローグ

 オープン前のカフェ・ハルモニアの厨房で、藍と茜は道具と材料を確認していた。

 アイドルたちに事前にリクエストされていた調理家電のハンドミキサーとフードプロセッサー、それにミキサーは、
 二人でディスカディアに持ち込んだものだ。
 しかしさすがにオーブンだけは大きすぎて持ってこられなかったため、ドクター・クルークに依頼し、なんとか作ってもらった。

「もおお、ドクター・クルークにオーブンを作ってもらうためにどれだけ苦労したか!」
「茜、怒らないの。最終的には要望通りに作ってくれたんだもん、感謝しなきゃ」
「そうだけど~……」
 茜は口を尖らせる。
 人の話を聞かないドクター・クルークの弾けっぷりに、茜は心底参っていたのだ。

「葦原かふぇで覚えた泡立て器は、ポケットに入れて持ってきたよ!」
 すっかりお気に入りの道具になった泡立て器を、藍は嬉しそうに振っている。

 けれども茜は、そんな藍の報告をスルーしてさっさと食材の確認をし始めた。
「ええと、大豆関連の食材はたっぷりあるからいいとして……。その他必要なのは、
 砂糖、バター、油、小麦粉、ゼラチン、ベーキングパウダー、白玉粉、卵。それにいろいろな調味料」
 泡立て器を置いて、茜の横に立った藍も並んだ食材を眺める。
「大豆製品以外の食材はなかなか手に入らない貴重品だよねえ」
「ほんとにね。けど、農畜施設からのルートが細々とでも繋がっていてよかったよ」
「その日に入荷した生鮮食品によって出すメニューを変えて、しかも一日の数量限定にするしかないよねえ」
 藍は貴重品の卵を撫でながら、しみじみと言うのだが、茜は違った。
「数量限定! 藍、いいこと言うね!……これは、カフェ・ハルモニアも流行る予感!」
 
 
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