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呪いの歌を止めて

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呪いの歌を止めて

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 ステージ上。あみかとむくとは反対側の袖から現れたのは、合歓季 風華だった。まずはオリジナル曲『しあわせの藍い鳥』が始まった。『ソアレクイエム』を基盤に作ったオリジナルソングだ。
 
~♪♪
 
  あみかが『クリアボイス』で厳かに歌いだすと、風華の幼生神獣オキエルが、『神獣共鳴』しながら辺りを飛び回る。風華は自分のあだ名兼舞台名のついた『ドリアドリュラー(ネムキエルの心鳴響琴)』で、伴奏に徹する。

~♪♪

 歌いながら、あみかは観客を見渡した。歌を気に入ってくれたのか、オキエルの『神獣共鳴』にひきつけられているのか、小鳥からはまったく戦意が感じられない。
 
 黒い鳥のそばには、二体のゴーレム。楽しそうに大きなからだを揺らしている。あとはフェスタの仲間たちが見えた。湧き水で泥を落としこざっぱりした延寿と、音楽にのってぴょんぴょんはねているかわいらしい風花だ。二人のそばにはセブンスフォールの典型的な町娘といった風情の娘が立っている。あれがプリーストの末裔の娘なのだろう。

 そして、ぽつんと離れた場所に、ひっそりと水希が立っていた。無事役目を果たしあの黒い鳥を連れて来たことは聞いていたが、あみかはまだ彼女に対面していなかった。

(水希さん……絶対やり遂げて戻ってくるって信じてました。私たちも、私たちにできることを、します)

 こころの中で呼びかけながら、あみかは水希を見つめる。水希はすぐに視線に気づいたようで、照れたような顔で、誰からも気づかれぬよう、低い低い位置で手をふってくれた。

 くすっと笑ったあみかは、ふと、隣りの風華も笑っていることに気づく。どうやら風華も水希を見つめているようだ。きっと、あみかと同じような気持ちなのだろう。
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