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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

真夜中に出没する扉

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真夜中に出没する扉

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 そのころハヤテ・シュートロックは、悲しそうな顔でシャーロットの家を見上げていた。

  ずいぶんとまあ、楽しそうに笑っとるのうシャロはん。子どもみたいやで?

「うちらのことなんてもう覚えてないくらい幸せなんやね、シャロはん」



 ここに来るのを提案したのも、代表して扉を開けたのも、シャーロットだった。

「扉の先にはとっても楽しいわんだーらんどが待ってるんだって? これは行ってみなきゃ損々っ♪ その楽しさをサーカスに取り入れられたら最強じゃん!」

 扉を抜けると、唐突にこの世界が広がっていた。シャーロットはひどく驚き、とてもはしゃいでいた。すぐにこの家――シャーロットの実家――をみつけ、本来この世にいない両親との涙の再会を果たし、なんでもない日常を営み始めた。
 
 ハヤテはどちらかというと観客の目線で様子を見守っていたので、シャーロットほどこの世界にとらわれていなかった。それでも自分の感覚が少しおかしくなっていることを薄々感じ始めていた。
 
  うち、冷静なつもりやけど、シャロはんと同じで時間の感覚がおかしくなっとる。 
  ここに来てからどのくらい時間が経ったのか、全然、判らないやん!
  陽はん、無事かなあ……。うちとは反対側から見張る言うとったけど、合流したほうがええんちゃうか?

「それにしても、人のこころの一番弱くてもろい部分を見透かしてこんな世界を作ってくるなんて、なんちゅういやらしい扉なんや」
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