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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

夏祭り、納涼のど自慢大会!

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夏祭り、納涼のど自慢大会!

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 今日はお祭りデートということで、永見 菊之助は商店街の入り口で空染 水花を待っていた。すると、【泡沫の浴衣】を着た水花の姿が。菊之助を見つけられないのか、辺りをキョロキョロしている。菊之助が手を振って場所を教えるとこちらに気付き、駆け寄ってきた。

「水花さん、合流できてよかったです」

「菊之助が手を振ってくれたおかげだ」

「それはよかったです。その浴衣、お似合いですね」

 褒めてもらえたことに照れながら、水花も菊之助の浴衣を褒める。

「菊之助も似合ってる。格好いいぞ」

「ふふっ、ありがとうございます」

 菊之助はお礼を言うと、水花の手を優しく握る。水花もそれにこたえるように手を握り返した。

 祭り囃子が流れる中、2人は手をつなぎながら出店を回る。すると、水花がチョコバナナの屋台を発見する。水花はチョコバナナが好物だ。

「菊之助、チョコバナナ食べたい」

「わかりました、行きましょう」

 チョコバナナを2本買い、水花は食べながら幸せそうな表情を浮かべる。

(あー、うま……)

「水花さん、チョコバナナ好きだったんですね?」

 水花が幸せそうな様子に菊之助は嬉しく思いながら、そう聞く。

「チョコバナナが食べたくて祭りに来たんだ」

 菊之助にそう答えると、彼が持っているチョコバナナが美味しそうに見えた。菊之助は水花の視線を感じた。

(わたしのチョコバナナも食べたいのでしょうか)

 そう思い、水花にチョコバナナを差し出す。

「食べますか?」

「いいのか……?」

「はい」

 手をのばそうとするが、このまま食べると間接キスすることになる。それを意識してしまい、水花は慌てて首を横に振った。

「それは菊之助の分だ。菊之助が食べるべきだ」

「……そうですか」

 菊之助は残念そうにチョコバナナを食べ始めた。断られたことで間接キスしてもよかったという気持ちが迷子になる。それは食べることで解消するしかなかった。

 しばらく歩いていると、射的が見えてきた。水花はそれがやりたくなって、おじさんのもとへ向かう。

「おじちゃん、1回!」

 お金を払い、狙う物を決める。

(あの髪飾りにしようっと)

 水色とピンクのガーベラの髪飾りに向けて鉄砲をかまえ、当てる場所に神経を注ぐ。そして弾を打ち込むが、狙った場所とは違う場所に当たってしまった。

(外したか)

 その後、水花は何度挑戦しても髪飾りを取ることができなかった。すると、菊之助が鉄砲を手にする。

「菊之助もやってみるのか?」

「はい。水花さんがやっているのを見てわたしもやりたくなりました」

 菊之助が狙うのは水花が狙っていた髪飾り。鉄砲をかまえ、精神を集中させる。水花は菊之助の射的姿に頬をそめた。菊之助は引き金をひく。弾は水花が欲しがっていた髪飾りに当たった。おじさんから髪飾りを受け取り、水花のもとへと足を運ぶ。

「水花さん、こっちに来てください」

 菊之助が水花の手をとり、商店街の奥へと進んでいく。水花はどうしたんだろうと思いながら、彼の手を握り、ついていった。
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