■プロローグ■

「そろそろ、みんな楽しんでる頃ヤシルミ……？」

日もすっかり沈み、パジャマパーティーの行われる部屋や、温泉の方からはしゃぐ声が聞こえ始めた頃。
ヤシマルは背の高さを活かし、ご機嫌に旅館の中を覗き込んでいた。

「これでみんなに喜んで貰えたら、ヤシマルが一番アイドルを応援している証拠になるヤシルミ～」

こうしてヤシマルに見守られながら、温泉旅館での長く楽しい夜が始まったのだった。

■目次■

1ページ　プロローグ・目次

2ページ　【１】どきどき、ワクワクのパジャマパーティ
3ページ　【１】盛り上がるのはやっぱり恋バナ！？
4ページ　【１】尽きない話は、眠りへの誘い

5ページ　【２】日々の疲れを癒して
6ページ　【２】混浴はみんなでわいわいと
7ページ　【２】色々なお風呂
8ページ　【２】湯上がりのお楽しみ
9ページ　【２】人の少ない時間に

10ページ　【３】File１：サイボーグ殺人事件
11ページ　【３】File２：ロッカールーム殺人事件
12ページ　【３】File３：カエル怪人殺人事件
13ページ　【３】File４：愛と復讐の殺人事件
14ページ　【３】Final：アイドル混浴露天風呂殺人事件

15ページ　エピローグ