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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

ヒロイックソングス・レジェンド!

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ヒロイックソングス・レジェンド!

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■人々の心を一つにし、異世界への道を拓こう! 2

 星屑の光が照らす虹色のカーペットを、ロクゴーが歩いていく。その腕に迫水 晶オータムS・Dを乗せ、ステージの中央までやって来たところで晶とオータムが降り立つ。
「私がこの、ヒロイックソングス! の舞台に立つとはな。ならば魅せよう、光輝く私のシャイニングスター達を!」
 スポットライトを駆使し、自身がプロデュースするアイドルたちを観客にアピールするように照らす。ロクゴーの手の上で跳ねるようにして踊るS・D、羽で飛びながら歌うオータム、力強いダンスを披露するロクゴー。そして彼らをひとつの輪で繋ぎ、『シャイニングスター』として輝かせる晶。
 その見事なステージに、観客は大いに盛り上がった――。

「す、すごいです……ドキドキしちゃって、わたし、もう――」
「ミライ、気を確かに! もしかしたら過去のあたしも、過去のミライもこのライブ、見とるのかもしれんのやで?
 一緒にあたしたちの『夢』、見せつけたろ!」
「は、はい! わたしたちの夢、世界中に届けましょう!」

 互いに鼓舞しあいながら、東雲 歩美堀川 ミライが並んでステージに立ち、全方位から送られる声援を一身に受け、懸命にライブを行う。
(皆さんが力を、わたしにくれるみたい……! これならきっと、最後まで歌える……!)
(なんかいつも以上に身体が動く……! 5分でも10分でも歌ったるで!)
 入学した時に夢見た、いつか大きな舞台でライブする時に披露したいと思っていた歌が、ステージから観客席へと届けられていく。その歌を聞いた観客の声援が、二人に普段以上の輝きを与える。二人が互いに鼓舞しあうように、二人と観客も互いに鼓舞しあうように、ライブが行われていった。
「あ~……あかん、もう限界や……」
「わわ、歩美さんあともうちょっとですから! あっ、皆さんありがとうございましたっ」
 そして、ライブを終えてへたりこんだ歩美を抱えるようにして、ミライが観客に手を振りながらステージを降りていった。

(私、覚えてる。あの時の私が感じた思い、心を突き動かす思いを。
 だからこそ、それすらも塗り替えるライブにしてあげる!)

 かつて得た感動を、いま新たなものとするべく、本郷 聡美がステージに立ち、この日のために書き上げた新曲を披露する。

 このドアを開ければ 新しい世界が待っているはず
 みんなで せーので 飛び込んでみようよ

 もしも不安に 潰されそうな時には
 仲間がいる いつも背中押してくれる!

 いま ツバサ広げ 突き抜けてく 明日に向かって
 どんなことだって乗り越えてゆける 仲間とともに!

 手を繋いで 歩いてゆこう どこまでだって
 「ぜったい大丈夫」
 それは明日への ごーさいん!


(このライブを見ている、4年前の私に。
 たったひとつだけ伝えておきたいこと、それは――)
 ステージに上がった空莉・ヴィルトールが観客を通じて、このライブを見ているはずの過去の自分にメッセージを込めた曲を贈る。

 注いで、注いで、零れて、枯れて
 求めたモノはいつも掌をすり抜けてきたけれど

 だからもう手は伸ばさない。伸ばし方も分からない
 ようやく解放されたはずなのに

 掻き消えて、藻屑になって、そのまま眠っていたかったのに
 気がついたら隣にキミがいて

 聞かないでも分かってる。いつも選ばせてくれないもん
 でも――

 寄り添って、一緒に眠って、祝福しあって、そんな運命なら許せるかな?
 ……ずっとそばにいてね♪


 まるで耳元で囁かれたように錯覚した観客の盛り上がりが、空莉を暖かく包み込んでいった。
(この先の未来、すごくたくさんの事があなたに起こるけれど。
 それでも“4年後の私は一人じゃない”のです♪)

 未来でまた出会うことを約束して、空莉が観客の声援に応えた――。
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