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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

ヒロイックソングス・レジェンド!

リアクション公開中!
ヒロイックソングス・レジェンド!

リアクション

■エピローグ

 アンラ・マンユがゆっくりとアイドルの手を取った光景が、地球中のモニターに映し出されている。
 『ラスト・ヒロイックソングス!』ですっかり沸き立っている人々は、希望に満ちた眼差しでこのフィナーレを見守っていた。

「反吐が出るほど、優しい世界ね。
 ……けれど、私はこの日をずっと待っていたような気がする」

 ようやく絞り出すようにアンラが呟いた。彼女にもはや戦意やノイズの影は無いようだ。
 側で彼女を抱きしめる“DEM”も、どこか温かな微笑みを湛えていた。

「待っていたって……? きゃっ!」

 花子が他のアイドル達と共にアンラの元に駆け寄ろうとしたところ、突如として眩い光に阻まれてしまった。
 皆、目に手をかざしつつも光の中心へ目を凝らす。

『世界は、人の心で繋がっている。誰も誰かを一人にしたりしない――……』


 不思議な歌声が響いた。
 DEMが光となってアンラに還っていく様子に、アイドル達は息を呑む。

「……思い出した。そう、私は、世界に悪意をもたらすアンラ・マンユ。
 だけど一つの大切な“歌”だけ、悪意に埋もれてしまう前に彼の元へ逃がした――」

 アンラはゆらりと立ち上がると、まっすぐに秋太郎へ視線を向ける。
 と同時に、待ち構えていたように現れた聖歌隊たちが一斉にアンラに銃を構えた。一気に会場に緊張が走る。

「大昔、友人がいたの。しかめっ面で誤解されやすくて、本当はとても優しいのに誰もそれを知らなかった。
 ――正しいばかりの世界では、誰にも振り向いてもらえないものがある。誰にも気付いてもらえない人がいる。
 輝けないものたちがあふれ、ひしめいてた!」

 構わず喋り続けるアンラはどこか清々しく笑っていた。
 そして、特に殺気立って銃を向けているマルベルにいたずらっぽく微笑む。

「だけどもう、とっくに私はお節介だったみたい? 
 世界に十分に悪意は充ちた。ちょうどよく、優しく、とても心地好くね!」

 きゃははは、と楽しそうに声を上げるアンラ。
 次第に、ライブを見ていた人々やアイドル達から、アンラを呼ぶ声や彼女を必要とする声が上がり始め、波のように広がっていく。

「アンラ・マンユ、及びバビロン芸能事務所。
 お前達の犯した罪は重い。当分は聖歌庁でその身柄を預からせて貰う」

 そんな光景を前にしても、秋太郎はいつも通りの淡々とした声で告げた。
 しかし人々のざわめきは秋太郎の次の言葉で水を打ったように静まり返り、歓声に変わる。

「――今の『ヒロイックソングス!』によって、新たな世界への道が拓いた!
 アンラらには、我々と共に聖歌隊としてこの未知の世界の調査の命ずる」

◆◇◆


「これはこれは! またフェスタも忙しくなりそうですねぇ。
 新しい世界でもまた皆さんの活躍がたくさん見られると思うと……フフフフ!」

「……私はやることやったし、そろそろ――」

 大人数のタイムトラベルを終えてへとへとな様子のクロノスの両手を、馬太郎はがしっと握る。

「クロノスさん! 今回は本当にありがとうございました!
 もし良ければですが、これからもセブンスフォールで怠惰に過ごすよりは、今後はあなたも私達と共にフェスタで働きませんか?」

「うえぇ!? は、働く……!? むり、絶対むりっ。私は帰ってぐっすり寝たいんだ……」

 言って、クロノスは地面を――セブンスフォールの地底に残したファンを見つめるようにうつむいてほほ笑んだ。

「……待ってくれてる人もいるし、さ」

 そこへ、フェスタ教員の一色雪臣がそっと馬太郎の耳(?)打ちをする。

「校長……今のは、今後もフェスタは存続するということでよろしいでしょうか」

「えっ? 一色先生、何の話です?」

「フェイトスターアカデミーは、元はと言えばアンラから世界を救うためのアイドルを育てる学び舎。
 その役目も無事終えたものですから、あなたも芸能界に帰ってしまわれるものかと我々は……」

 他の職員たちも不安そうに見守る中、馬太郎は少しの間ぽかんとした顔で考えた後……

「あっ! そういえばそうでしたっけ!?
 だけど私はもっと瑞々しいアイドル達を近くで見ていたいので……う~ん、ムムム。
 ユグドラシル・チャンネルの一族になんと言われようが、フェスタは存続させますよ!

「おじさま、私も賛成ですっ!
 未熟な私ですが……まだまだ先輩たちと一緒にライブがしたいです!」

 キラキラと瞳を輝かせる木一族。
 そして、側には大仕事を終えたアイドル達の安堵や達成感に満ちた笑顔があふれていた。

 運命の星の下に集まったアイドル達は、数々の奇跡を起こしながら成長を続けてきた。
 彼らの歩みは止まることなく、学び舎の歴史に刻まれ続けていくことだろう――。

担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム

担当マスターより
『ヒロイックソングス!』運営チームです。

グランドシナリオ「ヒロイックソングス・レジェンド!」のリアクションをお送りいたします。

グランドシナリオではアクションの採用・不採用がございます。
不採用の場合はキャラクターはリアクション登場しませんので、ご了承ください。
ただし、アクションの不採用があるのは基本的にグランドシナリオのみとなりますので、ご安心ください。

リアクションの結果は以下のようになりました。

★リアクションの結果
【1】“最悪のイドラ”を最大限弱体化させ、戦いを通して“最悪のイドラ”の本質にも影響を与えることが出来ました。
【2】2025年の『ヒロイックソングス!』を無事に成功させ、異世界への扉を開きました。また、現在のフェスタ生の成長にも大きく貢献しました。
【3】アンラ・マンユによる“最悪のイドラ”の強化を阻止し、彼女やバビロン芸能事務所のアイドル達のノイズも払うことができました。また、人々の心を一つにしたことで未知の異世界への道が拓けたことが確認されました。
【+α】DEMはアンラ・マンユの魂に還りました。また、アンラは聖歌庁が保護することになりました。

また、シナリオの結果、特に素晴らしい活躍をされた方には校長たちからプレゼントが送られます!
プレゼント対象者は下記の方々です!

黒瀬 心美(HSM0001329)様
GA:リトルフルール

 虹村 歌音(HSM0000488)様
 ウィリアム・ヘルツハフト(HSL0003567)様
 奏梅 詩杏(HSM0001234)様
 シャーロット・フルール(HSM0002441)様
 アレクス・エメロード(HSL0007826)様
 梧 双葉(HSM0005136)様
 日向 千尋(HSM0005542)様
GA:笑顔の為に
 御空 藤(HSM0000266)様
 狛込 めじろ(HSL0005015)様
 アーヴェント・ゾネンウンターガング(HSM0001901)様

上記の方々に、プレゼントのご希望についてご連絡させて頂きます。


★今後の『ヒロイックソングス!』について
メインの展開は“レジェンドスターズ”シリーズをもって終了となりますが、
6月までは各世界のシナリオや、バトル・ライブの最強を決める各シナリオのリリースが予定されています。

また、『ヒロイックソングス!』で育てたキャラクターで姉妹作『三千界のアバター』でも引き続き遊べる、
キャラクター移行キャンペーンの実施も決定いたしました!
『三千界のアバター』では『ヒロイックソングス!』に合わせた世界・スタイル(アバター)の実装が行われるほか、
イラストなどを引継いで同じキャラクターでプレイができる予定です!
また、別途ポイントの移行も実施予定となります。
詳しくは5月中旬ごろ発表を予定しております。
※『ヒロイックソングス!』の終了スケジュールに変更はございません

これからも『ヒロイックソングス』とクリエイティブRPGをよろしくお願い致します!


最後に今回のリアクションを執筆したマスター陣からのコメントをお送りします。

【1】2015年:誕生したばかりの“最悪のイドラ”と戦う
【2】2025年:第二のヒロイックソングス!に出演する
担当:猫宮烈

 『ヒロイックソングス・レジェンド!』【1】【2】パートを担当しました、猫宮 烈です。
 皆さま、ご参加いただきどうもありがとうございました(ぺこり

 2015年の『ヒロイックソングス!』。そして2025年の『ヒロイックソングス!』。
 どちらにもドラマがあり、アイドルたちの輝きがありました。その一瞬かもしれない、けれど心に残る輝きを、リアクションとして残せるようにがんばりました。

 メインの展開としては、最後のシナリオ。
 最初に書かせていただいたシナリオが『異世界“大”襲来、緊急イベント開催!』で、そこから約2年、数々のシナリオに関わらせていただきました。
 これも皆さまの参加あってのことです。ここに改めて、お礼申し上げます。
 ありがとうございました(ぺこり

 皆さまにとって少しでも、楽しかった、と思ってもらえるリアクションであったなら、とても嬉しく思います。
 それでは、また。

【3】2029年:ラスト・ヒロイックソングス!
担当:卜部イ蔵

 初めましての方もそれ以外の方も、この度は『ヒロイックソングス・レジェンド!』にご参加いただきありがとうございました。パート【3】を担当させていただきました卜部イ蔵です。まさかこのような大トリとも言えるシナリオを担当させていただくことになるとは思っておらず、相変わらず緊張で手が震えております。

 時間をまたぎ行われる3つの“ヒロイックソングス!”、皆さんの奮闘によって世界の終末は食い止められた形になります。魅力的なアクションの数々につい楽しくなってしまい、あーだこーだとプロットをいじくり回した結果、アドリブを加えた箇所があるためご容赦ください。

 ただ、自分なりに全力を尽くして書かせていただいたつもりです。もしこのリアクションで心動かされたような方がいらっしゃったならば光栄です。

 作中でもアイドルたちが言っている通り、終末を回避したことで未来は拓かれました。これから彼ら、彼女らはどうなっていくのか? 皆様の歩む道に希望の光が灯っていることを願っております。

 それでは、またお会いすることがあれば何卒よろしくお願いいたします。
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