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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

【クロスハーモニクス】機奏と箱庭の大決戦!

リアクション公開中!
【クロスハーモニクス】機奏と箱庭の大決戦!

リアクション

■エピローグ 地球


 ――地球、フェスタの裏山にあるゲート。
 二つの世界が混迷から脱した、ちょうどその頃のことだった。

「歌が止んだ……!」

「どうやら、グランドクロス現象が収束したらしいな」

 フェスタ生たちが二つの世界を救うことに成功したことをさとり、木校長は喜びに花を咲かせた。
 そして聖歌庁の白陽 秋太郎もまた、心なしか安堵したように見えた。
 二つの世界との共鳴が収まったことにより、共倒れは防がれたのだ。

 ――だが、その時。
 空気が揺れるほどの巨大な歌が、あたりに――いや、地球に響き渡った。

「これは――!?」

世界が震えています!!

 木校長がするどい声を発するや、はるか彼方に光の柱がつきたてられるのが見えた。
 そして、空中に束縛された謎の少女DEMが現れ、二人に向けて高らかに告げた。

「世界はまた、繋がりを取り戻し――真の姿に近づいた」

「真の姿……この光の柱が、それだと……?」

 秋太郎が問いかけると、DEMはそちらに目を向け、肯定の意を示す。

「その名は――オルトアース

 それだけ告げると、DEMの姿は跡形もなく幻のようにかききえてしまった。
 そして世界を揺らしていた歌は止み、光の柱も消えて、もとの静寂が取り戻された。

 裏山からあたりを見回しても、フェスタの周りに目立った変化はなかったが、
 二人は、この地球が何らかの大きな変化を迎えたことを、如実に感じ取っているのだった。

「オルトアース……新たな地球、といったところでしょうか……?」

「聖歌庁でも調べてみよう。
 DEMが“真の姿に近づいた”と言っていたのも気になる……」

「カテドラルのクロスハーモニクスも、世界そのものに働きかけるライブ……
 この結果でも、オルトアースに対する何らかの影響が想定されますね」

 こうして――波乱の種はいまだ消えたわけではないが、
 二つの世界をめぐる危機は、ひとまずの終わりを迎えることとなった。

 だが、彼らは何度でも思い知ることになるだろう。
 アイドルとは、すなわち試練の連続であることを――。

担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム

担当マスターより
『ヒロイックソングス!』運営チームです。

お待たせいたしました。
『【クロスハーモニクス】機奏と箱庭の大決戦!』のリアクションをお届けします。

グランドシナリオではアクションの採用・不採用がございます。
不採用の場合はキャラクターはリアクション登場しませんので、ご了承ください。
ただし、アクションの不採用があるのは基本的にグランドシナリオのみとなりますので、ご安心ください。

リアクションの結果は以下のようになりました。

★リアクションの結果
【1】戦闘の末、†タナトス†は自ら降伏。ウリエル、ガブリエルは説得に応じ、グラン・ギニョル劇場でのライブに協力することに。吸血鬼軍は撤退し、吸血鬼ヒメは隙を見て逃亡した。
【2】ネヴァー・エネルギーを生み出すライブは無事に成功。ネヴァーランドは安定した状態に戻る。また、えんじぇりっく☆カルテットも和解し再結成される。
【3】グランドマザーとのライブ対決に勝利し、アルカディアドライバーが起動。悪しきイドラはハルモニアで浄化され、人の可能性を見たドミネーターは人類の管理を放棄した。
【4】ダイヤモンド・ブレイド率いるジュエリィナイツを突破し、アルカディアドライバーの起動に必要な人員を送り込むことに成功した。
【5】ネヴァーランドのグラン・ギニョル周辺、ディスカディアのセントラルシティ共に、大きな被害は出ずに人々を守る事に成功。

また、今回神様から下記の通り使徒ナンバーが発行されています。
第89使徒ダキシメル アルネヴ・シャホール(HSM0001275)様
第877使徒バナナウサエル ウサミ 先輩(HSM0001493)様
第17使徒タブンムカシノエライヒトエル 辿 左右左(HSL0007523)様

3名様には使徒ナンバー称号を付与させて頂きました。


★『ヒロイックソングス!』の今後の展開について
5月23日(水)より、変貌を遂げた新たな地球“オルトアース”が舞台の新シリーズ
『共奏のオルトアース』が始動!
ディスカディアとネヴァーランドを舞台にした、二つの世界のその後を描くシナリオも、近日公開予定です。
……その前に、5月19日(土)には、ビーストラリアの新シナリオがリリース予定ですので、お楽しみに!

今後も『ヒロイックソングス!』をよろしくお願い致します。

最後に今回のリアクションを執筆したマスター陣からのコメントをお送りします。

【1】吸血鬼、†タナトス†と戦う
担当:九里原十三里

 グランドシナリオにご参加くださいました皆様、今回もお疲れ様でした。
 【1】パートのマスタリングを担当致しました、九里原 十三里(くりはらじゅうさんり)です。
 これまで大天使たちや月食いなどの後ろにいて直接対決ができなかった†タナトス†がついに登場し、決戦!
 しかし、どちらかというとあまり彼を思い切り叩き伏せるような事だけではなく何とか「対話」で彼を説得したいという方が多く、†タナトス†自身もその事に大きく心動かされた面もあったのではないかと思います。
 簡単には対話に応じてくれない、ライブも聴いてくれない彼に根気強く向き合った皆様あっての勝利だったのではないでしょうか。
 残念ながらヒメは逃げてしまいましたが、ウリエルやガブリエルもそんな皆さんに対し、大きな信頼を抱いたことでしょう。
 改めまして、今回もそしてこれまでのシナリオにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
 九里原十三里でした!


【2】ライブでネヴァー・エネルギーを生み出す
【3】アルカディアドライバーを起動する
担当:猫宮烈

 『【クロスハーモニクス】機奏と箱庭の大決戦!』【2】、【3】パートを担当しました、猫宮 烈です。
 皆さま、ご参加いただきどうもありがとうございました(ぺこり

 『過去』『未来』というスケールの大きいテーマの中、皆さんの送られたアクションがテーマに沿ったライブとなるように、と思いながらリアクションを作成しました。
 
 皆さまにとって少しでも、楽しかった、と思ってもらえるリアクションであったなら、とても嬉しく思います。
 ディスカディアの方は自分も何度か書かせてもらっただけに、どういった決着になるのか個人的にも楽しみだったりします。

 それでは、また。


【4】ジュエリィナイツと戦う
【5】避難誘導を行う
担当:篠崎砂美

 お疲れ様でしたー。
 今回、ジュエリィナイツ戦と避難誘導を担当しています。

 基本、ライブアイテムは、バトルでは効果を発揮しないので注意してください。エフェクトとしても、バトルアイテムやスキルの威力命中率に影響を及ぼしませんので。
 厳密に判定してしまうと、戦闘中のライブとか、ライブ中の戦闘とか結構ややこしいことになりますので、混ぜて使用するには注意が必要となります。とはいえ、ビジュアルとしては、混ぜたくもなりますよねえ。ただ、効果はほとんどありません。雰囲気だけであって、敵の命中率や回避率やダメージなどは変化しないので注意しましょう。
 ヒール的なロールは、キャラの配置や分布的にはやってみたくなるものですが、かなり難しいので抑え気味の方がいいでしょう。えんえんと心の中の説明を地の文でやらない限り、表面的には本当に嫌な奴になってしまいがちです。だからといって、リアクションでえんえん説明はできませんから、表面しか伝わらないことがままあります。なので、控えめにねということで。デスカディアにしてもネヴァーランドにしても、絶対殺すマンは世界観からちょっと外れていますので。
 戦闘の方でのスキル羅列や、避難の方での歌うだけというのが多々ありましたが、まあ、アクションの文字数の制約がありますので、ある程度は仕方ないと思っています。
 ただし、そういったアクションを受けたリアクションは、「※※は※※で攻撃した、ダメージを与えた」などという表現になりがちです。描写としては薄くなりますが、仕方ないところではあったりします。
 このへんは、なぜそれを選んだか、それによってどうなるのを期待したかがあることで、かなり描写を改善できるとは思います。やりたいことの箇条書きならリアクションに反映できますが、単語の列記だと描写のしようがないのですね。
 結局、ダイヤモンドはイザーク君が倒したかにも見えてますが、単に事後処理として動けなくなったダイヤモンドからソウルドロップを外して機能停止させただけです。ソウルドロップも壊してません。この後のことは、多分、どーにかなるんだと思います。多分……。
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