バレンタイン・パニック!
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■イドラの女王と
「女王様~!」
女王を見つけて、嬉しそうに走り寄ってくるのはアルネヴ・シャホールだ。
女王の色気に対抗しているのか、【うさみみ】と【ネヴちゃんのスク水】を身につけている。
「初詣ではどうも♪ 私も一緒にチョコレートファウンテンを楽しんでもいいかな?」
「別に構わないわ」
「やった♪ 実はね、チョコに合う食材を持ってきたんだ~」
アルネヴは、持っていた袋から【フェスパン】を取り出した。
それを半分に割って、チョコに漬ける。
「半分あげるね、あ~ん♪」
女王は、少し驚いたような顔をしつつも、素直に口を開けた。
「まぁ、けっこういけるわね」
「よかった~♪」
再度、パンにチョコをつけて食べる女王を、アルネヴは嬉しそうに見つめていた。
「ねぇねぇ! ずっと聞きたかったんだけど、女王様はイドラの女王と別に本名ってある?」
「私のことを探って、どういう了見かしら?」
アルネヴは、【ペタルキッス】で空中に向けて放った投げキッスを、ブレスの力によってコデマリの花弁に変える。
「コデマリの花言葉は、優雅、友情。彩ちゃんは心配だけど、ボクはキミとも友達になりたい! キミをもっと知りたいの」
アルネヴの真剣な表情に、クスッと笑みを浮かべる。
「そうね……。イドラ教団員にならしてあげてもいいわ、考えておきなさい」
そう言って、女王はアルネヴにひらひらと手を振って、再びチョコファウンテンを楽しむのだった。
「よーし、私もレイニィを助けるためにがんばらなくちゃ!」
世良 延寿は、テーブルの上にホームセンターで買ってきたカセットコンロとフライパンを置く。
そして、その隣にスーパーで買ってきた材料を並べていった。
「精霊さんや女王様に喜んでもらえるといいなぁ……!」
材料を混ぜて、想いを込めて生地を作っていく。
できた生地を、薄く油を敷いて温めておいたフライパンに広げていった。
やがて、ふつふつと気泡で穴が開いてきたところで、
延寿は生地をきれいにひっくり返して、均等に焼き目がついていることを確認する。
「うん、うまくできた!」
完成したパンケーキを皿に乗せ、生クリームを絞る。
そして、輪切りにしたバナナをトッピングしていった。
さらに、その上にファウンテンのチョコをかけた。
「ほら、焼きたてだよ。2人とも、熱いうちに食べて食べて!」
「おぬしも作ってきてくれたのか」
精霊は、延寿からパンケーキを受け取り、フォークで食べやすいサイズに切ってから頬張った。
「これも美味であるな。バナナの食感もアクセントになってよいぞ」
「まぁ、ちょっとは褒めてあげてもいいわよ」
「えへへ、喜んでもらえてよかった!」
延寿が作ったホイップチョコバナナパンケーキは、2人に好評を得たのだった。
「精霊、そして女王。俺も食材を持ってきた」
死 雲人も、スーパーで調達した食材を持って、精霊と女王の前に現れた。
「さぁ、遠慮なく食べてくれ」
そう言って、袋からクッキーやビスケットを2人に差し出す。
「これはまた大量だな。どれ、さっそくいただこうではないか」
精霊がチョコフォンデュを楽しんでいる間、雲人は女王の元に歩み寄る。
「女王……いや、彩。聞いてほしいことがあるんだ」
「……」
【スイートサプライズ】による甘い香りや雰囲気によるアピールの効果があったのか、
女王は何も答えることなかったが、雲人の言葉に静かに耳を傾けていた。
「俺はハーレムを目指してる。
彩にハーレムに加わって欲しいが、彩の意見を尊重する。
だから、俺は今の様なアピールをし続けてようやく達成した方が面白い
やってみれば面白さが分かる」
それは、強い欲求がない彩に向けてかけた言葉だった。
「この娘……彩は愛されているのね。でも、今はこの体もろとも私のもの。アピールされたって渡さないわ」
女王は、雲人を真っ直ぐに見据えて呟いた。
「まぁ、あれは……!!」
御萱堂 華燐は、自身が敬愛するイドラの女王の姿を見つけ、瞳を輝かせていく。
「女王様、ようやく見つけましたわ!」
「あら、私に何か用かしら?」
「女王様に、この下僕チョコをお渡ししたくって」
「うふふ、素敵なネーミングね。もらってあげてもいいわよ」
女王にチョコを受け取ってもらえたことが嬉しくて、華燐は頬を赤らめた。
「そういえば、女王様と彩様はどなたかにチョコを渡す予定があるのでしょうか?」
「そうね……彩については分からないけれど」
女王は少し考えた後に、再びゆっくりと口を開いた。
「私のチョコレートは、いずれ誕生する大いなるイドラのために……。
……はっ、今のは聞かなかったことになさい」
はっと我に返った女王の頬も、少し赤みを帯びていた。
「うふふ、分かりました。
私も女王様のチョコ欲しいですわー」
華燐は、ちらちらとわざとらしく女王に視線を向ける。
「私はファウンテンを楽しみに来ただけなの。
だからチョコは用意してないわ」
「そうでしたのね。ちょっと残念ですわ……」
「けど、あなたの下僕チョコはちゃんと食べてあげるから」
「は、はい……!」
女王は、華燐の耳元に顔を近づけ、艶やかな声で囁いた。
「ん……何あれ」
チョコレートファウンテンを楽しもうとイクスピナに遊びに来ていたリリィ・エーベルヴァインは、
精霊に体を乗っ取られて様子がおかしいレイニィに気がつく。
(よく分かんないけど、チョコに合う食べ物を見つけてくればいいのかな)
様々な食材を精霊に捧げているフェスタ生の姿を見て、リリィは何となく状況を理解する。
(何がいいんだろ。あ……)
チョコに合う食材について考えているリリィの目の前には女王がいた。
じーっと見つめるリリィの視線は、女王の胸に集中している。
「な、何よ……」
「あ、そうだ」
女王の胸を見た後、リリィは何か思いついたようにイクスピナのスーパーへと向かっていった。
数分後、リリィが袋を持って再び現れる。
「これで良い?」
リリィが買ってきたのは、お餅や大福、お団子、マシュマロといったもちもちした食感の食べ物だった。
それぞれの食材にチョコをつけてから、精霊に差し出す。
精霊は、それを受け取ってどんどん口の中へ入れていく。
「おぬしが持ってきた食材、どれもチョコに合うな」
「良かった。……女王も一緒に食べる?」
「そうね……精霊も喜んでるみたいだし、いただこうかしら」
女王も、リリィが持ってきた食材に手を伸ばした。
「女王様~!」
女王を見つけて、嬉しそうに走り寄ってくるのはアルネヴ・シャホールだ。
女王の色気に対抗しているのか、【うさみみ】と【ネヴちゃんのスク水】を身につけている。
「初詣ではどうも♪ 私も一緒にチョコレートファウンテンを楽しんでもいいかな?」
「別に構わないわ」
「やった♪ 実はね、チョコに合う食材を持ってきたんだ~」
アルネヴは、持っていた袋から【フェスパン】を取り出した。
それを半分に割って、チョコに漬ける。
「半分あげるね、あ~ん♪」
女王は、少し驚いたような顔をしつつも、素直に口を開けた。
「まぁ、けっこういけるわね」
「よかった~♪」
再度、パンにチョコをつけて食べる女王を、アルネヴは嬉しそうに見つめていた。
「ねぇねぇ! ずっと聞きたかったんだけど、女王様はイドラの女王と別に本名ってある?」
「私のことを探って、どういう了見かしら?」
アルネヴは、【ペタルキッス】で空中に向けて放った投げキッスを、ブレスの力によってコデマリの花弁に変える。
「コデマリの花言葉は、優雅、友情。彩ちゃんは心配だけど、ボクはキミとも友達になりたい! キミをもっと知りたいの」
アルネヴの真剣な表情に、クスッと笑みを浮かべる。
「そうね……。イドラ教団員にならしてあげてもいいわ、考えておきなさい」
そう言って、女王はアルネヴにひらひらと手を振って、再びチョコファウンテンを楽しむのだった。
「よーし、私もレイニィを助けるためにがんばらなくちゃ!」
世良 延寿は、テーブルの上にホームセンターで買ってきたカセットコンロとフライパンを置く。
そして、その隣にスーパーで買ってきた材料を並べていった。
「精霊さんや女王様に喜んでもらえるといいなぁ……!」
材料を混ぜて、想いを込めて生地を作っていく。
できた生地を、薄く油を敷いて温めておいたフライパンに広げていった。
やがて、ふつふつと気泡で穴が開いてきたところで、
延寿は生地をきれいにひっくり返して、均等に焼き目がついていることを確認する。
「うん、うまくできた!」
完成したパンケーキを皿に乗せ、生クリームを絞る。
そして、輪切りにしたバナナをトッピングしていった。
さらに、その上にファウンテンのチョコをかけた。
「ほら、焼きたてだよ。2人とも、熱いうちに食べて食べて!」
「おぬしも作ってきてくれたのか」
精霊は、延寿からパンケーキを受け取り、フォークで食べやすいサイズに切ってから頬張った。
「これも美味であるな。バナナの食感もアクセントになってよいぞ」
「まぁ、ちょっとは褒めてあげてもいいわよ」
「えへへ、喜んでもらえてよかった!」
延寿が作ったホイップチョコバナナパンケーキは、2人に好評を得たのだった。
「精霊、そして女王。俺も食材を持ってきた」
死 雲人も、スーパーで調達した食材を持って、精霊と女王の前に現れた。
「さぁ、遠慮なく食べてくれ」
そう言って、袋からクッキーやビスケットを2人に差し出す。
「これはまた大量だな。どれ、さっそくいただこうではないか」
精霊がチョコフォンデュを楽しんでいる間、雲人は女王の元に歩み寄る。
「女王……いや、彩。聞いてほしいことがあるんだ」
「……」
【スイートサプライズ】による甘い香りや雰囲気によるアピールの効果があったのか、
女王は何も答えることなかったが、雲人の言葉に静かに耳を傾けていた。
「俺はハーレムを目指してる。
彩にハーレムに加わって欲しいが、彩の意見を尊重する。
だから、俺は今の様なアピールをし続けてようやく達成した方が面白い
やってみれば面白さが分かる」
それは、強い欲求がない彩に向けてかけた言葉だった。
「この娘……彩は愛されているのね。でも、今はこの体もろとも私のもの。アピールされたって渡さないわ」
女王は、雲人を真っ直ぐに見据えて呟いた。
「まぁ、あれは……!!」
御萱堂 華燐は、自身が敬愛するイドラの女王の姿を見つけ、瞳を輝かせていく。
「女王様、ようやく見つけましたわ!」
「あら、私に何か用かしら?」
「女王様に、この下僕チョコをお渡ししたくって」
「うふふ、素敵なネーミングね。もらってあげてもいいわよ」
女王にチョコを受け取ってもらえたことが嬉しくて、華燐は頬を赤らめた。
「そういえば、女王様と彩様はどなたかにチョコを渡す予定があるのでしょうか?」
「そうね……彩については分からないけれど」
女王は少し考えた後に、再びゆっくりと口を開いた。
「私のチョコレートは、いずれ誕生する大いなるイドラのために……。
……はっ、今のは聞かなかったことになさい」
はっと我に返った女王の頬も、少し赤みを帯びていた。
「うふふ、分かりました。
私も女王様のチョコ欲しいですわー」
華燐は、ちらちらとわざとらしく女王に視線を向ける。
「私はファウンテンを楽しみに来ただけなの。
だからチョコは用意してないわ」
「そうでしたのね。ちょっと残念ですわ……」
「けど、あなたの下僕チョコはちゃんと食べてあげるから」
「は、はい……!」
女王は、華燐の耳元に顔を近づけ、艶やかな声で囁いた。
「ん……何あれ」
チョコレートファウンテンを楽しもうとイクスピナに遊びに来ていたリリィ・エーベルヴァインは、
精霊に体を乗っ取られて様子がおかしいレイニィに気がつく。
(よく分かんないけど、チョコに合う食べ物を見つけてくればいいのかな)
様々な食材を精霊に捧げているフェスタ生の姿を見て、リリィは何となく状況を理解する。
(何がいいんだろ。あ……)
チョコに合う食材について考えているリリィの目の前には女王がいた。
じーっと見つめるリリィの視線は、女王の胸に集中している。
「な、何よ……」
「あ、そうだ」
女王の胸を見た後、リリィは何か思いついたようにイクスピナのスーパーへと向かっていった。
数分後、リリィが袋を持って再び現れる。
「これで良い?」
リリィが買ってきたのは、お餅や大福、お団子、マシュマロといったもちもちした食感の食べ物だった。
それぞれの食材にチョコをつけてから、精霊に差し出す。
精霊は、それを受け取ってどんどん口の中へ入れていく。
「おぬしが持ってきた食材、どれもチョコに合うな」
「良かった。……女王も一緒に食べる?」
「そうね……精霊も喜んでるみたいだし、いただこうかしら」
女王も、リリィが持ってきた食材に手を伸ばした。



