イラスト

シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

超耐久ライブ×団結サバイブ!

リアクション公開中!
超耐久ライブ×団結サバイブ!
  • 超耐久ライブ×団結サバイブ!

リアクション

■25時間ライブ、前半戦開始!

 時計が12時を示す。
 いよいよ、スカイタワー25周年イベントである25時間超耐久ライブの開幕である。

「さぁ! 俺とステージの前の皆で、これから始まる最高の25時間、盛り上げていこうかー!」

 そのトップバッターとしてステージに立った天導寺 朱が、会場である野外ステージに集まった観客はもちろんのこと、ステージの周りでショッピングなどを楽しむ客にもライブの熱が伝わるように、歌声を届ける。
(ライブはまだ、始まったばかり。ノリきれてない客も多いはず。
 そこを俺のライブでヒートアップさせて、絶えない炎を灯してやるのぜ!)
 朱のそんな思いが、身体を通して歌やダンスに反映される。観客は朱の歌声に声援を送り、スタンドマイクと色鮮やかな扇子を見事に操る立ち振る舞いに見惚れる。そして間奏では、舞えば爽やかな水音が奏でられる衣をなびかせ、扇子を揺らして観客を華やかな宴の世界へと誘う。
(夢の宴の、始まりなのだぜ!)
 観客はその活気あるステージに、これからへの期待を高めていった。

 Here we go!! 明日の空まで全力Dash!!

 歌い終えた朱が空に桜の花びらを作り出し、舞わせる。朱く燃えるような花びらの中でフィニッシュポーズを決めた朱へ、観客から大きな拍手がもたらされた。……そしてその興奮が冷めやらぬ内に、次の歌い手として霧崎 玲奈がステージに登場する。
(お、おぉ……観客の視線がいっぱい、ボクを見てる……)
 内心ではそんな照れと恥ずかしさを出す玲奈だが、観客からはこの盛り上がりの中でも凛としているように映っていた。
(だけど、バトンを受け取った以上、やることやらないとね)
 静かに深呼吸して、玲奈が観客に向けて呼びかける。
「ライブはまだ始まったばかり、元気有り余ってるよね?」
「「おぉーー!!」」
「いい返事だね! それじゃ少し、身体動かしてみようか!」
 観客からの元気のいい返事に満足の笑みを浮かべ、玲奈がこれから歌う曲の振り付けを披露する。観客のノリも手伝って一度のリハーサルでバッチリ振り付けが決まり、そしてこれからが本番とばかりに音楽が飛び出した。
「今の最高だよ! その調子でいってみよう!」

 ボクとキミで 今日をENJOY!!

 観客と一体になってのライブを終え、去り際に玲奈が次の演者へバトンを繋ぐ。
「次はあの『PRESENT SMILE』も登場だよ! みんな、楽しんでいってね!」
 観客から大きな期待の声があがり、そしてステージに忍びを思わせる西宮 彩、その両脇に夢宮 恋アリス・ラブハートが前列、後列に残りのPRESENT SMILEメンバーという形で布陣し、観客からの大きな声援に応える。
「今日は彩ちゃんとプレスマのみんなとコラボだよ♪ 彩ちゃんと一緒に頑張るから、応援よろしくね!」
 恋がそう口にして、アリスと共に彩に寄り添って観客へアピールするような仕草を見せる。四人の中でもっとも抜群であろう彩に負けず劣らずの二人が加わり、アピール力は三倍、いや三乗の勢いであった。
「それでは曲の方、いってみましょう! 曲はもちろん、あの曲! みんな分かりますよね、せーの!」
「「ある意味ラブストーリーかも!!」」
 アリスの問いかけに観客が答えたコールに合わせ音楽が鳴り出し、普段の四人に恋とアリスを加えた六人のステージが始まった。
(彩ちゃん、オーディションの時悩んでいたみたいだから……。どうかな、元気になってもらえてるかな?)
 ライブ中、そんなことを思った恋が彩へ視線を向けると、視線に気付いた彩が優しく笑った。
(……うん、大丈夫! 私たちちゃんとやれてる!)
 その反応で確信を得た恋が、曲が間奏に入ったところでおもむろに胸元に手をやり、観客にアピールするように巻物を取り出すと期待通り、大きな歓声があがった。さらにそこから恋が巻物にキスをすると、恋の姿が桜の花びらに変わってステージに華を添える。
(恋ちゃん流石ですね。では私も)
 恋に続き、アリスが舞い散る花びらの中、演舞を魅せる。より際立つ見事な肢体に観客の視線が釘付けになる中、こちらは紙風船を取り出すとそれを演舞の時から持っていた刀で斬り刻み、紙吹雪に変えてステージを埋め尽くす。一瞬観客の視界が奪われ、晴れた先にアリスの姿は無く、前列で一人になった彩にスポットライトが当たり、ソロパートへと曲が突入する。
(お二人のお気持ち、とても嬉しいです)
 二人への感謝を力に、彩がソロパートを歌い上げる。そして曲がラストに向けて盛り上がりを見せたその時、彩の背中から姿を消していた恋とアリスがまるで忍術のように現れ、彩と一緒に歌い出す――。

「莉緒、光凛、一緒にライブした感想はどう?」
 ライブを終え、村雲 いろはの問いかけに奥 莉緒泉 光凛が順番に答える。
「とっても楽しかった! 後ろで見てて三人とも凄く綺麗だなって思ったよ」
「うんうん! 恋ちゃんとアリスちゃんはどうだった? 楽しんでくれたかな」
 光凛に話を振られ、アリス、そして恋が彩に寄り添う格好で答える。
「はい、楽しかったです♪ 彩ちゃんのそばにいると癒やされます♪」
「みんなも彩ちゃんに癒やされたいか~♪」
「「はいはいはいはいはーい!!」」
 観客から同意の声が大量に寄せられた。
「では彩さん、最後に感想をどうぞ」
「はい~。恋さん、アリスさん、一緒にライブができてとても楽しかったです~。
 皆さんも楽しんでくれましたか~?」
「「おおおおおぉぉぉぉぉ!!」
 観客の盛大な声援に、彩と他のメンバーが手を振って応えた――。


「レディース&ジェントルメン! ようこそ、我々のステージへ!」
 そう観客へ呼びかけた桃城 優希が颯爽とスケボーに乗ってステージに登場し、アシスタントとして呼ばれた光凛にスケボーを預ける。
「さあ、ここからはAegisマジックショーの始まりよ。まずは……こちら!」
 バニーコスチュームのアリサ・ホープライトに観客の注目が集まる中、アリサは一冊の雑誌を取り出すとページをめくり、うさぎが載っているページを観客へ見せる。
「ここに載っている可愛い兎を、皆さんの前に出してあげたいと思います」
 観客からどよめきが起こり、そしてアリサは雑誌を用意された机の上に置いて閉じると、魔法をかけるように手をかざしてから開いた。
「はい! どう、外の世界は」
 開いたページから兎――ミニうさ――が飛び出し、アリサの手のひらに飛び乗ると、観客から大きな歓声と拍手が起きた。
「よし、次は俺だ」
 アリサがミニうさと共に机から離れ、代わりに近付いた優希が机に、取り出したタマゴを置いた。
「さあ、この不思議なエッグから何が出てくるかな? ……キミ、何が出てくると思う?」
 優希が観客席に居た子供を指すと、子供は戸惑いながらも「うさぎ!」と答えた。
「ほう、兎か。何故兎だと思った――」
「耳出てるからでしょ」
 横からアリサが、手にしたピコピコハンマーでピコ、と優希の頭を叩く。鋭いツッコミに観客から笑いの声が上がった。
「ま、まだ分からないぞ。それ!」
 優希がタマゴを掴み、両手で割るようにして中を開く……も、中からは何も出てこなかった。
「何も出てこないわ」
「フッ、こっちだ」
 割ったタマゴを机に置き、優希がパチン、と指を鳴らすと、光凛が持っていたスケボーから兎――ミニうさ――が現れ、ぴょん、と光凛の頭に乗った。
「えへへ、びっくりしたよ。すごいね!」
 光凛と、マジックを披露したアリサ、優希へ観客から再びの歓声と拍手が起こった――。

「私たちのマジックショーに協力してくれてありがとう。……せっかくの機会だし、PRESENT SMILEのみんなは好きな動物、何かしら?」
 アリサの質問にプレスマメンバーが考える仕草を見せて、そして答える。
「動物はみんな可愛いけど、二人のマジック見てうさぎ可愛い、って思ったよ」
「はい~、うさぎさん可愛いです」
「私は犬が好きだよ!」
「……光凛、そこはうさぎ、って答える流れだと思う」
「え、えぇ? そうだったの?」
「むぅ、素晴らしいボケの才能を感じる――」
「収拾つかないから、もう。……コホン。まあ、動物は可愛い、ってことで」
「みんなも、もし飼っているペットが居るなら、大切にしてくれ」
 優希とアリサが観客に向けて礼をすると、拍手をもって迎えられた――。
ページの先頭に戻る