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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

決戦! オーサカ料理コンテスト!

リアクション公開中!
決戦! オーサカ料理コンテスト!

基本情報

マスター ヒロイックソングス!運営チーム
ワールド オルトアース

料金

参加 150ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加

スケジュール

リアクション
公開
2018年10月02日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

オーサカの“覇権”を決するコンテスト開幕! REIKAの謀略を打ち破れ!

シナリオ名:決戦! オーサカ料理コンテスト! / 担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム

 ――オルトアース。
 それは、異世界と地球の各都市が混ざり合って生まれた非日常の領域です。
 アイドル達は都市のトップアイドル“覇権”を勝ち取るため、コンテストに向けて研鑽を続けています。

 そしてそのひとつ、食神都市オーサカの“覇権”を決定する料理コンテストが
 幕を開けようとしていたのですが――。

◆ ◇ ◆


「競うまでもない――
 優勝はREIKAで決まっている」

 大会開幕を控えたステージ上で、審査員たちはみな口をそろえてそう宣言しました。
 美食家の猪尻 十五郎グルメ仙人といった、フェスタにかかわりを持ち、時に警鐘を鳴らしてきた面々もいます。

「し、師匠っ!
 あなたはいつ何時も、キノコへのあくなき探求心を忘れなかったはず――」

「わが弟子よ……君も彼女のキノコ料理を食べればわかる。
 彼女はあらゆるキノコ料理を過去にしてしまったことにな」

 審査員席に座ったキノコマニアの師匠、キノコマイスターは抑揚なく言いました。
 その様子にキノコマニアは愕然としています。

「……じいさん、いったいどういう了見だ。これには、よもぎが出るんだぞ」

「ふん、悪食のお前にはわかるまいな。
 REIKAの腕は超一流であるということに……」

 芹沢 ナズナの祖父――狩人にして料理人の芹沢 ゴギョウも、またキノコマイスターと同じような状態です。
 遠回しによもぎをけなされたナズナはカチンと来たようで、持っている剣を握りなおしました。

「お、おい仙人!
 REIKAってあんたの言ってた『邪なアイドル』じゃないのかよ!」

「……あの和膳を食べた時点で……わしは負けていた……」

 桐島 泰河がグルメ仙人に問いただすと、泡を吹きながらそう答えました。
 そして、泰河含め全員が一つの思いを抱きます。

(――何かがおかしい。
 このコンテストは、仕組まれている!)

 観客たちを見回しますが、しかしこの不公正な結果に異を唱える者はいません。
 スタッフたちも落ち着き払っており――まるで初めから決まっていたかのようです。

 しかし、そんな四面楚歌の状況に、声をあげる者がいました。

「くんくん……このにおい!
 調味料に混ざって、危険なノイズの香りがします!
 審査員の皆さん、ここに来る前にREIKAさんの料理を食べてきましたね!?」

 声高に叫んだのは、大葉 よもぎです。
 彼女は食皇のスタイルに覚醒したことで、食べ物に対して鋭敏な知覚を身に着けていたのでした。

「あら、それが何か?
 わたくしはただ、自分の食事のおすそ分けをしただけでしてよ」

 参加者たちがぎょっとしたその時――モクモクモク……と黒い雲が会場に下りてきました。
 その上に乗って現れたのは、件の元凶……REIKAこと天歌院 玲花です!

「し、白々しいぞ! ノイズ料理で審査員を買収しただろう!」

「おーっほっほっほ! なんとでもお言いなさいな!
 あとはわたくしがテレビでコンテスト勝利宣言をすれば、“覇権”はわたくしのものですわ!」

 キノコマニアを見下し、自慢げに笑う玲花。
 彼女は、勝利の余韻に浸って油断していました。

「隙ありです!」

 それをいち早く見抜いたよもぎは、腰に提げていた団子の串を抜き放ち――美食家・十五郎に投げつけました。

「モゴーッ!?」

「あなた、な、なんてことを!」

 そして、団子を飲み込んでわずかに正気に戻った十五郎は、執念で雄たけびのように言葉を放ちます。

「……オーサカ料理コンテストをここに開会する!!」

 十五郎はすぐに、また死んだ魚のような目になって椅子にガクリと座り込みましたが、これで血路は開かれました。

「私たちの料理なら、きっと審査員の皆さんを正気に戻すことができるはずです!
 フェスタの皆さん、どうか力を貸してください!

「小賢しい真似を――カミナリ飴雲! 審査員席を固めなさい!

 玲花の合図で、キッチンステージと審査員席の間にカミナリ飴雲が立ちふさがりました。
 雲の中では、バチバチと雷が鳴っています。

「……よもぎ、ここは任せろ。
 お前の料理は、私が届けてやる」

「ナズナちゃん……はいっ、任せてください!」

 ナズナは大剣を握り、雲の中へ突撃していきます。
 そしてよもぎは踵を返し、キッチンステージへと駆けていきました。

「ふん、精々あがいてみせなさい。
 わたくしの料理に勝てるかどうか、見物ですわね」

◆ ◇ ◆

 かくして、オーサカの覇権を決める大会が、いよいよ幕を開けました。
 果たしてよもぎたちはREIKAを打ち破り、審査員たちを正気に戻すことができるのでしょうか――?

担当マスター : ヒロイックソングス!運営チーム

マスターコメント

「ヒロイックソングス!」運営チームです。
「共奏のオルトアース」食神都市オーサカのトリガーシナリオ第三弾
「決戦! オーサカ料理コンテスト!」をお送りいたします。

今回の舞台はオルトアースの食神都市オーサカとなります。
どなたでもご参加いただけますので、お好きなパートをお楽しみ頂ければ幸いです。

シナリオのルールや遊び方につきましては、下記をご確認ください。

●プレイガイド「シナリオアクションの書き方」
●マニュアル「シナリオ」

シナリオに参加したら、下記のアクションパートから一つを選択し
アクションを作成、投稿してください。

◆ご注意
シナリオで使用できるスキル・アイテムはアクション投稿時に装備しているものだけとなります。
ただし、ポケットに装備しているものは反映されませんのでご注意ください。

○オルトゲージの付与
シナリオに参加していただいた方には、オルトゲージがもれなく+1点付与されます!
さらにシナリオ中で活躍したキャラクターには追加で付与が行われます。

■基本的な状況
・ついに始まった、オーサカのお料理コンテスト。
・フェスタとグランスタ、どちらも伝説食材を携えて出場しましたが、審査員たちは料理を始める前からREIKAの優勝を内定していました。
・しかし、その審判がREIKA……天歌院 玲花(てんかいん れいか)の洗脳料理による裏工作であることを、食皇に覚醒したよもぎが看破したのです。
・心ある料理によって、審査員を正気に戻すことができるようですが、もちろん玲花もそれを黙って見てはいません。
 彼女はグランスタから奪ったカミナリ飴雲を魅了し、キッチンステージと審査員席を遮って、作った料理を届けられないようにしてしまいました。
・かくして、優勝を勝ち取るのは誰なのか――オーサカの“覇権”をかけた料理コンテスト、いよいよ開幕です!

■全員が使用できる食材
今回のシナリオでは、二つのパートで以下の食材を、フェスタ全員が使用することができます。
・冷やし化けキノコ
・虹色クリーム
・デスマロンの実
・デスマロンのトゲスパイス
・伝説食材:火焔マトン
・伝説食材:オモイデ草
・伝説食材:太陽コメ

■オーサカの“覇権”
今回のコンテストの結果、グランプリに輝いた方にはオーサカの覇権が与えられます!
覇権を手にした方には1名様には、オーサカのいずれかのスタイルを前提に含むあなただけのオリジナルスタイルを作成する権利が得られます!
また、入賞された方々にはステータス補正のある特別な称号に加え、入賞者であることを証明するアイテムが付与されます!
※グランプリ・入賞はどちらのパートからも選考されます。

【1】カミナリ飴雲を倒す:難易度4
審査員たちに料理を届けるためには、立ちふさがるカミナリ飴雲を倒す必要があります。
とんだラフプレーですが、会場の観客やスタッフはみな玲花に操られており、異を唱えるものはいません。
このカミナリ飴雲を何とかしなければ、【2】の料理を審査員に届けることができません。

キッチンステージと審査員席は、サッカーコートの端から端ほど離れており、その間にカミナリ飴雲がもうもうと立ち込めて料理を運ぶ邪魔をしています。

○カミナリ飴雲
グランスタが捕まえていた、黒い雲の姿をした伝説食材の「食の使い」です。
普段は雲の中を漂いながら暮らしており、形や生態などから、捕まえるのは非常に難しいといわれています。
その体はモヤのようになっており、ただの攻撃は通用しません。うかつに雲の中に入れば、雷撃や硬い雲などの攻撃にさらされるでしょう。

ただし、グランスタはカミナリ飴雲をパチパチする綿菓子として振る舞った実績があり、
どうやら戦うには“甘さ”が重要な意味を持っているようです。
また、ナズナからもたらされた情報によると、雷を操る核がどこかにあるらしく、雲はそれを守るために展開されていることがわかっています。

※このパートでは、ナズナとともに
 カミナリ飴雲の気持ちになるためにアフロのカツラを乗せたいろはが共闘します。


【2】料理で審査員の洗脳を解く:難易度5
審査員たちは死んだ魚のような目をしており、「REIKAが不戦勝」の姿勢を貫いています。
彼らの心を取り戻すには、気持ちのこもったおいしい料理を食べさせるしかありません。
また、審査員たちを正気に戻していくことで、徐々に観客たちも状況のおかしさに気づき始めるでしょう。

料理のテーマは「神々の婚礼」です。
腕によりをかけた料理で、審査員たちの心を取り戻しましょう!

○審査員
・猪尻 十五郎
「“美食家”は選り好みをしないものだ」
オーサカで有名な美食家です。
多くの料理を食べつくし、その頂点を求めて大会審査員に立候補したといわれています。
しかしその前に、最高のお好み焼きを食べたため、REIKAに並ぶものなしと判じたようです。
十五郎に見いだされたアイドルの料理ならば、より強く訴えることができるでしょう。

・キノコマイスター
「キノコこそ万能食、どんな具材にもベストマッチなのだ!」
キノコマニアの師匠とも言うべき、キノコ料理に精通した料理名人です。
あらゆる料理にキノコを合わせることで名を馳せており、「五分キノコ」という料理番組を持っています。
肉のようなエリンギのソテーを食べたことによって、REIKAの優勝を確信したと言っています。

・芹沢 ゴギョウ
「食えればなんでもいい。食えればな」
ナズナの祖父で、オルトアース現象以前から狩人兼料理人として有名でした。
料理に対するこだわりの強さは、下手に料理されたものを一口たりとも食べないとまで言われており、特にジビエ肉にうるさいことが知られています。
ホロホロのモツ煮込みが彼の心をREIKAに傾けたと語っています。

・咲夜
「言っとくけど、甘いだけじゃダメだからね!」
地球でアイドルをしている、桜稜郭の妹姫です。現在は食レポアイドルとして、オーサカで一躍有名になっています。
食レポ技術はさることながら、スイーツショップを見つけて発信するスキルが非常に高く、フォトジェニックなスイーツをSNSに発信しています。
その投稿を見るに、彼女は超『映え』なパンケーキでREIKAに転んだようです。

・グルメ仙人
「ただ、至高の一膳を追い求めるのみ」
言わずと知れた、高名な御饌司です。あらゆる料理に精通していますが、その真髄は和膳にあるといわれています。
REIKAの洗脳料理に抵抗していますが、油の乗った魚御膳の力には抗えなかったようです。
グルメ仙人のお墨付きを得たアイドルが作る料理であれば、影響が強いでしょう。

※このパートには、よもぎ、キノコマニア、泰河が参加します。
 また、天歌院 玲花もノイズ料理を審査員に振る舞おうとしています。


それでは、皆様のご参加・アクションをお待ちしております!

アクションパート

・動機
なんとしても審査員たちに料理を届けるぞ!

・行動
飴雲っていうくらいだから、食べられるんじゃないか!?
口を開けて突っ込んでいけば大丈夫のような気がするぜ!
4
・動機
狙うは“覇権”!
REIKAにとられるわけにはいかないわ!

・行動
咲夜ちゃんはスイーツが好きなのよね?
婚礼でスイーツと言えば……やっぱり、お城みたいなでーっかいウェディングケーキしかないでしょ!
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