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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

大規模オーバーラップ“Destiny God's Orbit”

リアクション公開中!
大規模オーバーラップ“Destiny God's Orbit”

基本情報

マスター ヒロイックソングス!運営チーム
ワールド オルトアース

料金

参加 150ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加

スケジュール

リアクション
公開
2018年08月24日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

夏コミバは大戦場!? 滅亡に瀕する世界で、選考会に挑め!

シナリオ名:大規模オーバーラップ“Destiny God's Orbit” / 担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム

 ――二次元都市ナゴヤ。
 オルトアース現象の影響で、二次元と三次元の境目が曖昧になってしまっている都市です。
 ナゴヤではアニメや漫画の文化が非常に栄えており、ここで開催されるご当地コンテストも
 「聖歌庁特別文化賞」という、二次元の力に焦点を当てたものとなっていました。

◇◆◇


 日本で毎年夏と冬に数日に渡って開催される、アニメ・漫画好きのための一大イベント「コミックバザール」。
 ――通称“コミバ”
 今年は東京のオルトアース化の影響で、聖歌庁の意向により開催が名古屋に移されていました。
 そして、「聖歌庁特別文化賞」の選考会もその3日目に併催されるのです――!

「今日は選考会初日……! お兄ちゃんを見付けるために、絶対に頑張るのよっ」

 開会の挨拶を名古屋市長が行う中、戦戯 嘘(そよぎ うそ)がふんふんと鼻息荒く気合いを入れました。
 選考会ライブが行われるホールのすぐ隣では、企業や個人の様々なブースがたくさん出ています。
 そちらの買い物が済んだ者たちも、選考会を見守ろうと観客席に続々と入り始めていました。

「元気だねぇ。俺は原稿明けでしんどいよ……。
 黒山さん、マジで俺をグランスタのアイドルとして使うみたいだし」
「ようやく回復したとこなのよ、先生の衝撃のネタバレ発言で3日は寝込んだんだから!」

 あくびをしながら隣の参加者列に並んでいたのは左脳(さのう)でした。
 先日の彼の言葉――「戦戯嘘は二次元の存在だ」という発言を、真偽はともかく嘘は酷く気にしていました。

「確かに、私も私について分からないことばかりだったのよ。気が付いたらずっとナゴヤでお兄ちゃんを探してた……。
 でもでも、仮に私が二次元の存在でも、みんなと色んな思い出を作りたい――覇権を目指したいことは変わらないの
「色んな思い出を作っていけばいつか何かの拍子に帰れるかもってことだし、そうじゃなくても……ってことか」

 その時、会場の証明が落とされてステージにある人物が現れました。
 シード枠として本選から選考会に参加するカリスマモデル、REIKAがエキシビジョンを飾るのです。

「ごきげんよう、皆様方。ご存知無い方はいらっしゃらないでしょうが……REIKAと申しますわ。
 さあ、聖歌庁特別文化賞の選考が始まりますわよ――!」

「またあの人だ……。最近、突然嫌な目立ち方をするようになったよ。そう、『不自然なくらいに』」

 REIKAを見上げながら、左脳が零したうんざりした溜息の後――世界がぐにゃりと歪み、会場が混乱に包まれたのです。

「こ、こんな時に、大規模オーバーラップなのよ! この会場が丸ごと何かの作品に……!」
「……見て、嘘ちゃん。『太陽が二つある』。世界の終わりが始まる合図だったっけ?」

 その場にいた者の一部はその太陽を見てすぐに理解しました。
 この会場は『Destiny God’s Orbit』――通称“DGO”の世界に置換されてしまったのだと。
 同じく開会式に出ていた泉 光凛(いずみ ひかり)渋蔵 鷹人(しぶくら たかと)も空を見上げていました。

「“DGO”って、いろはと一緒に見たから知ってる! 怖い敵がいっぱい人を殺しちゃう怖いアニメだよ……!」
「何だ、そりゃ。敵が出てくるっつーなら倒せばいいだけだろ」
「そう言えば鷹人って、漫画も読んだこと無いってセブンスフォールで言ってたっけ……」

「ふふふ……あはははっ、おーっほっほっほ! 数奇な巡り合わせですわ!
 何を狼狽えてらっしゃるの、選考委員会の皆様? この程度で選考を中止するつもり……?」

 一方、REIKAだけはステージ上――もとい、オーバーラップにより荒廃した世界に変えられた、瓦礫の山の上で高笑いをしていました。
 
「アニメの世界でアイドルとして魅せる、この状況こそ真のエンターテイメントではなくて?
 例えここでキャラクターに倒され脱落する者が出たとしても、所詮その程度のアイドルだったということ……。
 コミバにお越しの皆様、ご安心を。わたくし、REIKAはアイドルとして絶望と戦いますわ!

 いくらREIKAの言葉とは言え、選考会を続行することは不可能だと誰もが思っていましたが……
 委員会の一人、また一人と、首を縦に振ったのです。会場にどよめきが広がります。

「“DGO”との大規模オーバーラップ……この前のことと、無関係とは思えないのよ」

 世界の滅亡に瀕しながら入賞を争う恐ろしい選考会になると、参加者たちは予感したのでした。

◇◆◇


「やっぱりあの子、こんな危険なこと……」

 オーバーラップに巻き込まれたアイドルは、選考会の参加者だけではありませんでした。
 人々が避難している地下シェルターを見付けた彼女――咲田 茉莉花(さきた まりか)
 イマジネイターの力を開放して、いつものアイドル衣装に変身します。

「本当は今日はこんなに歌うつもりはなかったんだけど。力を持つ者の務め、ってとこかしら」

 怯える人々からの視線を受けながら、茉莉花もまたマイクを握ったのです。

担当マスター : ヒロイックソングス!運営チーム

マスターコメント

「ヒロイックソングス!」運営チームです。
トリガーシナリオ、「大規模オーバーラップ“Destiny God’s Orbit”」をお送りします。
今回の舞台はオルトアースの二次元都市ナゴヤとなります。
どなたでもご参加頂けますので、お好きなパートをお楽しみ頂ければ幸いです。

シナリオのルールや遊び方につきましては、下記をご確認ください。

プレイガイド「シナリオアクションの書き方」
マニュアル「シナリオ」

シナリオに参加したら、下記のアクションパートから一つを選択し
アクションを作成、投稿してください。

◆ご注意
シナリオで使用できるスキル・アイテムはアクション投稿時に装備しているものだけとなります。
ただし、ポケットに装備しているものは反映されませんのでご注意ください。

■オルトゲージの付与
シナリオに参加していただいた方には、オルトゲージがもれなく+1点付与されます!
さらにシナリオ中で活躍したキャラクターには追加で付与が行われ、次回のシナリオに招待されることがあります!

○基本的な状況
・ナゴヤの覇権がかかった、「聖歌庁特別文化賞」の第一選考会が始まります。
・ところが当日に大規模オーバーラップが発生し、イベント会場とその周辺が「Destiny God’s Orbit」(通称DGO)の世界に置換されてしまいました。このままでは、イベント会場でDGOの敵キャラによる大虐殺が起きてしまうでしょう。
・しかし、選考委員会は選考会を続行することを決定しました。アイドル達はDGOの世界の為に戦うバトル部門、地下シェルターで人々の為に行うライブ部門に分かれ、選考会に挑みます!

今回、優れた成績で第一選考を通過した方には、ステータス補正のある特別な称号に加え、
特別な立場とそれを証明するアイテムが付与される可能性があります!
(リアクションの結果によっては、該当者なしの場合もあります)

【DGO(『Destiny God’s Orbit』)について】
現代日本とよく似た世界で、少年少女たちが何度もタイムリープを続け、滅んでしまう運命にある地球を救おうとする物語です。作中で世界が何度も凄惨な滅び方をする鬱展開が話題となっています。
今回は、DGOに登場する全てが謎の強敵キャラクター「果てなき終焉」の殺戮により世界が4度目の滅びを迎えようとしているタイミングでのオーバーラップが起こったようです。
周囲は都会の中のようですが、ビル群が倒壊して火事があちこちで起こっているなど、地獄のような様相を呈しています。

【1】世界の終焉に立ち向かう! 難易度:5
「果てなき終焉」の軍勢と戦い、殺戮を止めます。
敵の軍勢を止めることが出来れば、このオーバーラップも解除されるでしょう。
しかし、戦闘に時間がかかると人々が避難している地下シェルターにまで敵の手が伸びてしまうので注意が必要です。

聖歌庁特別文化賞の選考委員会も、この事態を重く受け止めると共にDGO世界とのオーバーラップに大興奮しているようです。
そのため、「果てなき終焉」たちとの戦いに挑み人々を救う活動も選考の対象にするとしました。

・“DGO”敵キャラクター紹介
キャラクターたちは本来絶対に倒せない程強敵ですが、オーバーラップで三次元に現れている存在のため
本来の力は発揮せず、アイドル達が勝てない相手ではないようです。
主人公たちは展開上もうこの世にいないため、アイドル達が倒す必要があります。

「果てなき終焉」
無口で真っ白なお面を被っており、男か女か、本当に人間かすら分からない人物です。
敵キャラクターたちのボス的な存在で、他のキャラクターに攻撃の指示を出すこともあります。
大量の伸縮自在な触手を背中から生やしており、先端を鈍器や刃物などに変形させながら戦います。
数メートル先へ瞬間移動する能力も持っていますが、連発は出来ないようです。
※終焉に挑む場合、難易度は「6」になります。

「蝉殺し」
熱を操る、炎人間の人外少女です。単細胞で猪突猛進ですが、「果てなき終焉」に心酔しています。
彼女の周囲では気温が40度近くになり、アスファルトも焼け石のようになってしまいます。
近接戦闘を得意としており、灼熱の拳と足技で襲い掛かってきます。
水や氷もすぐに蒸発してしまうようですが、一瞬動きを止めることはできそうです。

その他、「マネキン」と呼ばれる人形のような生命体が多数うろついており、人を襲おうとしています。
マネキンは簡単に倒せますが、「果てなき終焉」を倒さない限り数分で復活してしまいます。

※このパートでは、戦戯嘘、REIKAと共闘することが出来ます。


【2】地下シェルター大聖堂でのライブ! 難易度:4
地下シェルターの中にある大聖堂には、元々のDGOの世界の人々や、コミバに来ていた一般人たちが避難しに来ています。
人々は絶望状態にあり、自棄になった無意味な暴動なども起こっているようです。

選考委員会は、この大聖堂を会場として選考のコンテストを行うと決定しました。
アイドルとして競い合うと共に、シェルター内の人々の心をライブで癒しましょう!

選考ライブは、ライブ対決形式で行われます。
人々は世界が終わると思っており救いを求めているため、
どんな絶望も乗り越えられるという強い希望が感じられるライブが好まれ、選考委員会からの評価も高くなるでしょう。
対戦する相手は、下記から選ぶことができます。

・ナゴスタJr.(難易度:2)
グランスタの研修生たちです。イマジネイターに覚醒しているようです。
粗削りながら、ケモミミの姿で愛嬌のある明るいライブで観客を元気づけます。

・イドラ教団漫研部(難易度:3)
イドラ教団から選考会に参加したアイドルたちです。イマジネイターとストーリーテラーが半々でいるようです。
大いなるイドラを崇めるモノローグやフキダシを大量に発生させながら激しいロックナンバーで会場を沸かし、
雑草のように強く生きる思いを歌います。

・左脳(難易度:4)
ベテランのストーリーテラーです。今日は寝不足な様子です。
自分の少女漫画作品の主人公を描き出し、代わりに華麗な歌とダンスを披露させます。
本人はサポートに専念しますが、視覚的な演出技法を知り尽くした効果的な演出は人々の注目を一瞬で集めます。

・咲田 茉莉花(難易度:?)
特別ゲストとして茉莉花に挑むことも可能です。
今のフェスタ生ではまだ勝つことは出来ませんが、共にライブを盛り上げることはできるでしょう。
トップアイドルと共に歌う姿は、選考委員会の目を惹く事もあるかもしれません。

※このパートでは、泉光凛と共演することが出来ます。


【3】それはともかくコミバは元より戦場だ! 難易度:2
コミバに集う者は逞しい戦士たちです。
どんな状況であろうと、ストーリーテラーたちは本を売り、戦士たちは買いに走ります。
世界が大変なことになっているにも関わらず、あちこちで安全地帯を見付けて即売会を決行する者達がちらほらと現れました。
中にはどさくさにまぎれた選考委員会の一人の姿もあるようです。

彼らの避難誘導や説得を行うほか、
同人誌を売ったり買ったりすることに命を懸けることもできます。
場合によっては【1】パートの敵と遭遇してしまうこともあるかもしれません。

しかし本との出会いは一期一会です。悔いの無い選択を……。

※このパートでは、迷子の渋蔵鷹人にアクションをかけることが出来ます。


それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。

アクションパート

蝉殺しと戦おう。暑さ対策にスポドリが必要だな。
近付くのは避けて、遠くからそっと狙い撃つ。
気付かれたらなるべく逃げ回ろう。
5
左脳に挑む! 前から一緒にライブしてみたかったんだ。
こっちも負けないくらい魅力的な仮想体に変身して、
自作ソングを力いっぱい歌うよー!
4
今日の為に徹夜して書き続けた、
この本を絶対に絶対守り抜き、売り抜いてやる!
DGOがなんだ! かかってこいオラァ!
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