イラスト

シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

怪獣大決戦&神様復活ライブ!

リアクション公開中!
怪獣大決戦&神様復活ライブ!

基本情報

マスター ヒロイックソングス!運営チーム
ワールド ネヴァーランド

料金

参加 150ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加

スケジュール

リアクション
公開
2018年02月22日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

3大怪獣が集結!? 劇場を守り抜き本物の神様を復活させよう!

シナリオ名:怪獣大決戦&神様復活ライブ! / 担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム

 “おとぎの箱庭世界”、ネヴァーランド。
 そこは創造主である神様により創られた、誰も死ぬことのない平和な世界でした。

 しかし自らを†タナトス†と名乗り始めた神様の異変に伴い、
 住人たちに「死」が蔓延していき世界が混乱に陥り始めていました。


◇◆◇


 ――ネヴァーランドの最北に高くそびえる「神塔」。
 大きなクッション状のソファにだらりと寝転がった†タナトス†が、どこかイライラとした様子で呟きました。

「鏡よ鏡、今世界にクレセントハートは何人いるかなぁ?」

「……はっ。現状、クレセントハートはネヴァーランドの約8%といったところ。
 徐々に増加して参りましたが、まだまだ少数。もう少々増えれば加速度的に増えていくとは思いますが……」

 鏡を後ろからガタガタさせながら裏声で律儀に茶番に付き合う、守護天使の一人ガブリエル
 周囲には守護天使達を率いる高位の4人――えんじぇりっく☆カルテットの四人も控えていました。

「なーんか、面倒。いっそ一気に増やしちゃいたいねぇ。
 ねぇカルテットのみんな、世界で一番強いものって何だと思う?」

「……キングガドラでしょうか」
「いや、この私だ!」
「バケットホイールエクスカベーター」
「あ、私そんな絵本を読んだことがあります。
 世界で一番強いのは、ネズミですね……?」

 カルテットの四人が思い思いに口にした“強いもの”に†タナトス†は満足そうに頷きました。

「あはっ、いいね。それで一度、一気に皆殺しにしちゃおうか。
 イヤーなことに気付いちゃった悪い子も、いるみたいだし――」

◇◆◇


 一方、ネヴァーランド南西に位置する大規模な劇場の一つ「グレープ・カン」。
 フェスタのアイドル達はレイニィ・イザヨイの呼びかけにより、劇場内に集められていました。

 レイニィは、なぜか首から虫かごを下げています。
 中にはホタルのような浮遊する光の粒がありました。
 
「みんな、ネヴァーランドで不思議な声を聞いたこと、ない……?
 あの声の正体が分かったの!」

 最近ネヴァーランドではどこからともなく不思議な、しかしよく知っているような声が聞こえると噂が広がっていました。
 しかし、グランスタを代表してレイニィの話を聞きに来ていたトラウ・ヴィナスは、
 レイニィを一瞬鋭くにらんだ後に、いかにも下らないといった様子で鼻を鳴らしました。

「フン……その虫けらが何だと言うんだ、三流ども。
 まさか喋る虫か何かを見付けて、すごく嬉しかったという報告か?」

「ち、違うわ、レイニィは虫が苦手なのよ……!
 じゃなくて、昨日またあの声がした時に捕まえた――この光は、神様だったの!

 でたらめを言っているとは思えないレイニィの様子に、アイドル達はざわめきます。
 その時、レイニィの言葉を裏付けるように劇場に不思議な声が響き渡りました。

 ――……驚かせてごめんね、異世界のキミ達と、トラウ君。
 ――黒い方の僕しか知らない人には「初めまして」になっちゃうかな?

 ――レイニィの言う通り、僕は神様さ。と言っても、タナトスなんてダサい名前じゃない。
 ――今はこんなちっぽけな存在の欠片だけど……これ以上、もう一人の僕の勝手は許せないんだ。


 その神様の存在の欠片曰く、†タナトス†と彼は元は一つの存在だったそうです。
 しかし何らかの原因で存在が分裂してしまい、その片割れが悪感情を持ったことで†タナトス†として神様の座を乗っ取りました。
 その際、もう一方の片割れである良心を持った神様は細かな欠片となって世界中に散らばってしまったのです。

「こっちの神様は今のネヴァーランドを救おうと考えている、わ。
 だからね、この光……神様の存在の欠片を一箇所に集めて復活させることが出来れば、
 今の神様――ううん、タナトスを止める手段を一緒に探せるかも……!

 しかし次の瞬間、劇場内を眩い光と轟音が襲いました。
 その雷を見たことのあるアイドル達は直感します。天啓が、この中の誰かに下されたのだと。

「…………ハハハ、フハハハッ! これが天啓か、親愛なる悪神†タナトス†よ!
 良いだろう、今回ばかりは踊ってやるぞ! 俺様という手足を得たことに悦び打ち震えるが良いッ!

 ――†タナトス†は言っている、神の復活は何としてでも阻止しろと!」

 突如として天啓を下されたトラウに、レイニィの顔色が変わりました。
 つまり全知全能の力を持った†タナトス†の前ではレイニィの考えは全てお見通しで、早々に手を打ってきたということなのです。
 しかしレイニィは周囲のフェスタ生たちを見回して、少し安心したのか落ち着いた様子でトラウと対峙しました。

「だ、だめ、そんなことさせないわ……!
 神様、レイニィたちが絶対に復活させてあげるから……待っててね」

担当マスター : ヒロイックソングス!運営チーム

マスターコメント

「クロスハーモニクス」のトリガーシナリオ第二弾、「怪獣大決戦&神様復活ライブ!」をお送りします。
今回の舞台はネヴァーランドとなります。
どなたでもご参加頂けますので、お好きなパートをお楽しみ頂ければ幸いです。

トリガーシナリオは、基本的にシナリオ参加者全員が小説(リアクション)に登場することになります!
また行動内容や結果などによって称号がもらえることもあります!

シナリオのルールや遊び方につきましては、下記をご確認ください。

プレイガイド「シナリオアクションの書き方」
マニュアル「シナリオ」

シナリオに参加したら、下記のアクションパートから一つを選択し
アクションを作成、投稿してください。
自分の行動したい物がない場合でも、活動場所が近い物を選択してください。

アクションパートはクエストと同様の難易度が設定されていますが、
シナリオではアクションによって難易度の差を埋める、
あるいは戦闘能力に左右されない行動をとることも可能です。

◆ご注意
シナリオで使用できるスキル・アイテムはアクション投稿時に装備しているものだけとなります。
ただし、ポケットに装備しているものは反映されませんのでご注意ください。

当シナリオ中で活躍したキャラクターには、ヒロイックポイントが付与され、
次回のシナリオに招待されることがあります!

また、今回のシナリオ中で活躍した方や神様が面白いと感じた方には
使徒ナンバーが神様から勝手に発行されることがあります!


○基本的な状況
・本物の“神様”の存在の欠片がネヴァーランドに散らばっていることが判明しました。
 この欠片を一箇所に集めることが出来れば、本物の神様を復活させることが出来ます。
・そのため、神様を復活させるためのライブを南西の劇場「グレープ・カン」で行うことになりました。

・一方、神様を名乗る偽物の悪神†タナトス†はクレセントハートを一気に増やすため、
 ネヴァーランド全体を巻き込んだ怪獣大決戦を行おうとしています。
・三体の怪獣たちはネヴァーランドを蹂躙したのち、やがて劇場「グレープ・カン」に集結して戦い始め、
 神様復活ライブをめちゃくちゃにしてスターたちを皆殺しにしようとします。

皆さんの目的は
・本物の神様を復活させる
・怪獣大決戦を止める

の2つになります!


【1】怪獣大決戦を止める 難易度:4
ネヴァーランドを取り囲む四方の壁の内、3つから巨大怪獣が現れます。
怪獣たちはそれぞれ神様復活ライブが行われる「グレープ・カン」を目指して、
道中の町や人々を襲いながら侵攻してきます。

このままではネヴァーランド全体に大きな被害が出てしまいます。
各怪獣たちの元へ向かい、侵攻を食い止めましょう!
※向かうことが出来る場所は一箇所だけになります。

●北西:ガブリエルのキングガドラ
守護天使ガブリエルが「一番強いもの」として考えたものを具現化した怪物です。
3つの長い首を持つ、20mほどの巨大な怪獣です。
炎を吐いたり、鋭い爪で攻撃したりしてきます。しかし自分も炎に弱いようです。
何故か美味しく食べられるようで、その血や肉はトロピカルジュースやチョコレートの味がします。

フェスタからは泉光凛と奥莉緒がこちらへ向かうようです。

●北東:ミカエルの巨大ミカエル
守護天使ミカエルが「一番強いもの」として考えたものを具現化した怪物です。
ミカエルがそのまま10mほどの大きさになった見た目をしていますが、自我は無くただ破壊と殲滅を行おうとします。
巨大なロッドで雷を落とす他、視認できる位置からの攻撃には光の防壁を出して防御を行うことがあります。

稀にロッドから出る光線を受けてしまうと、この日一日は作画が崩壊します。
しかし特に害はありません。人からは輪郭がぐにゃぐにゃに見えたり顔がいつもよりブサイクに見えてしまうくらいです。

フェスタからは村雲いろはと早見迅がこちらへ向かうようです。

●南東:ウリエルのバケットホイールエクスカベーター
守護天使ウリエルが「一番強いもの」として考えたものを具現化した怪物です。
建物ほどの大きさの巨大重機です。巨大なアームを振り回したり、回転するホイールで巻き込もうとしたりして攻撃してきます。
聖具による攻撃でショートを起こすことがあります。また、複数箇所にある回路を破壊することで動きが止められます。
また、吸血鬼に何か未練があるらしく吸血鬼を優先的に狙おうとします。

フェスタからは桐島泰河と橘駿がこちらへ向かうようです。

●全方位:大量の天啓ネズミ
守護天使ラファエルが「一番強いもの」として考えたものの、カルテット内でいまいち賛同を得られなかったネズミ。
かわいそうだなぁと思った†タナトス†は、妥協案としてネヴァーランド中のネズミに天啓を与えました。

天啓ネズミは小さな子供くらいの大きさに変異しており、無差別に人を襲おうとします。
強くはないものの、それぞれの怪獣に付き従って数の暴力で人を襲おうとするので、こちらにも対応が必要です。
ネズミの天啓は戦闘により解除することが可能なようです。

この天啓ネズミの対処に回る場合、難易度は1になります。

※このパートでは、それぞれ記載されているNPCにアクションをかけることができます。

■守護天使への説得
それぞれの怪物には、えんじぇりっく☆カルテットの守護天使たちの精神の一部が
エネルギー源となる核として埋め込まれています。

核は守護天使の精神へ直結しています。
そのため、直接の会話は行うことができませんが、怪獣への皆さんの呼びかけや戦いぶり次第では
天啓をかけられた守護天使達の考え方が変わったり、今後はフェスタと本物の神様の味方になる可能性があります。
カルテットの守護天使を失うことは、†タナトス†にとっても痛手になるでしょう。

※使徒ナンバーを持つ方の話には、若干心を動かされやすくなることがあります。


【2】神様復活ライブを行う 難易度:3
唯一怪獣が現れない安全なネヴァーランドの南西の劇場「グレープ・カン」で、
世界中に散らばった神様の存在の欠片に呼び掛けるライブを行います。
欠片を劇場に集めれば、本物の神様を復活させることができます!

【1】の結果次第では怪獣が劇場に到達してしまい、難易度が高くなる可能性もありますので、警戒も必要でしょう。

神様が好きなものをテーマにライブを行うことで、神様の存在の欠片は劇場に引き寄せられてきます。
ラファエルによれば、神様は「笑顔」「楽しいもの」「目新しいもの」「愛」をテーマにしたライブを好むようです。
また、神様は何よりもネヴァーランドの人々が幸せでいることを願っているため、
観客が笑顔になれるライブでなければ効果は薄れてしまうようです。

しかし、†タナトス†は劇場に天啓を与えたスターを送り込み、
むりやりライブ対決の形にすることで神様復活ライブの妨害をしようとしています。
送り込まれたスターたちをライブ対決で退け、神様の復活を目指しましょう。

●天啓を受けた「ビューティ&ビースト」劇団
美人の女性と逞しい肉体を持つ男性達で構成された劇団で、全員が天啓を受けているようです。
彼らは「悲劇」や「悲恋」をテーマにした迫真のミュージカルを行い、観客を暗い気持ちにさせます。

●天啓を受けたトラウ・ヴィナス
ネヴァーランドから地球に留学中の、グランスタ所属のスターです。
「憤怒」「憎悪」をテーマにした激しく背徳的なライブで、観客を狂乱させます。
※トラウとライブ対決を行う場合、難易度は5になります。

上記からライブ対決の相手を選択し、観客の笑顔を取り戻してください!

※このパートでは、レイニィと一緒にライブを行うことができます。

■神様の存在の欠片
存在の欠片は、小さな光の粒のような形をしています。
稀に喋ることがあるため、会話を試ることは可能です。しかし返事は要領を得ない場合が多いでしょう。
※使徒ナンバーを持つ方は、若干会話がしやすくなることがあります。

神様の復活は、アクションとライブの結果次第で決定します。
結果次第では神様は復活せず、†タナトス†が神様の存在を吸収し完全体になることもありえます。



それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。

【1月25日 追記】このシナリオは、1月26日にリリースされるトリガークエスト第八話、2月2日にリリースされる第九話の後のお話となっております。
トリガークエストをプレイしていなくてもお楽しみ頂ける内容となっておりますが、プレイされるとよりシナリオをお楽しみいただけます。

アクションパート

私は北東に向かうよ!
みんなが戦いやすいように、ネズミ退治をするんだ。
大きいミカエルに踏み潰されないように注意しなきゃ!
4
本物の神様……復活してくれれば、
ネヴァーランドの情勢も変わるかもな。
聖歌に地球のポップスをミックスした斬新なライブでアピールだ。
3
ページの先頭に戻る