【陰陽アイドル大戦】ハレの都にケの巨影
リアクション公開中!
基本情報
マスター | ヒロイックソングス!運営チーム |
---|---|
ワールド | 華乱葦原 |
料金
参加 | 150ポイント |
---|---|
キャラ追加 | 100ポイント |
最大追加数 | 3名まで |
文字数追加 | 可 |
スケジュール
リアクション 公開 |
2017年11月01日公開! |
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シナリオガイド
最強の穢ノ神復活! “天照舞”の奇跡を再び起こせ!
シナリオ名:【陰陽アイドル大戦】ハレの都にケの巨影 / 担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム
――和の世界、華乱葦原。
仮面の陰陽師集団『夜刀』の暗躍により、
かつて世界を脅かした『穢ノ神』たちが復活を果たしました。
これよって、葦原は今、人知れず未曾有の危機に瀕していました。
そして今、彼らのうちでもっとも強力な穢ノ神が、復活しようとしていたのでした――。
◆◇◆
――樹京、妖怪王の大霊廟。
夕崎 ゲーテは結界の中で、儀式の準備を整えていました。
さらにその先の祭壇では、アルカ・ライムが瘴気を纏いながら凄絶な舞を奏上しています。
「もう少し、もう少しだよ、やっちゃん――」
必死な表情で踊り続けるアルカの周りには、次第に瘴気が濃く集まっていき――
突如、とぷっ、と水の中に沈むように、祭壇の中へ飲み込まれてしまいました。
「よし、と……儀式は成ったね」
そして、次の瞬間、祭壇を、石床をぶち破り、巨大な何かが姿を現しました。
それは夜すらも突き抜けるほどの巨大な――鎧を着た鬼のような、“穢ノ神”でした。
アルカと妖怪の王の亡骸を憑代に、その穢ノ神、炎の冠は復活を遂げたのです。
「――母殺しの忌み子よ、炎の冠よ。
骸に憑いた哀れなるお前を、俺が導こう――」
ゲーテの言葉に誘われるように、その巨大な穢ノ神は、樹京の神木、天津御柱――オンバシラへと歩き出しました。
そしてゲーテの背後に立つ、暗闇と同じく深い色の燕尾服を身に着けた黒山 忍が不意に言葉を発します。
「結果は上々というところですか」
「そうみたいだね。これがあなたの望みだったのなら」
「……まだ、もう一押し必要ですね。
よろしく頼みましたよ」
「わかってるよ。
このままオンバシラを破壊して、神の力を使えなくする」
ゲーテの返答に納得したのか、カチリとメガネを上げた黒山はするりと闇に溶けるようにその姿を消しました。
――その傍らに、拘束された司馬 八咫子を残して。
「夕崎ゲーテ。一つ聞かせてほしい」
「……なんだい?」
「アルカは、どれくらい“もつ”んだ?」
八咫子の言葉には強い憤りと困惑がにじんでいました。
――ゲーテもまた、意思をもってグランスタにくみする者のひとり。
目的のために手を汚すことはあっても、人を死へ追いやることを楽しみはしません。
「本人の意思が強ければ、丸一日くらいは生きてるかもしれないね」
「アルカは、そのことを承知して?」
しかしゲーテはふむと迷わしげに一呼吸し、なに食わぬ顔で言うのです。
「もし承知の上だとしたら、君はどうするんだい?」
その答えを聞くが早いか、八咫子はたちまち拘束を解いて武器を構えました。
彼女の手には、華乱葦原の術具が握られています。
「知れたことだ。
――どんな手を使っても、助け出す」
しかしゲーテは結界から出ることもなく、八咫子を顧みることさえせず、儀式を続けます。
単にその余裕がないのか、あるいは彼なりの哲学がそうさせたのか、表情からそれをうかがい知ることはできませんが、
八咫子はもう、風のように大霊廟を駆け出していくのでした。
(アルカはあの日、『大丈夫』だと言った――
けれど、命を捨てることの何が、『大丈夫』だというんだ!)
向かう先は、ふぇすた座。
かつて彼女と刃を交え、命を救われ、ステージをともにした朋友にして好敵手たちのもとでした。
◆◇◆
――所変わって、ふぇすた座。
八咫子がやってくる少し前のことでした。
「そんな……ダメだよ、ミヤビちゃん!」
「これは、私の役目、生きている意味そのものなのです。
舞芸者は、黙っていてください」
先日まで床に臥せっていたミヤビが、ややふらつく足取りでふぇすた座を出て行こうとしています。
彼女の後ろを追いかける泉 光凛は、何度もその手を振り払われ、すっかり困り切っている様子です。
都の奥を見れば、雲を突かんばかりにそびえる巨大な穢ノ神が、地鳴りとともにオンバシラへ向かっています。
さらに都のあちこちには、霊廟から出てきたと思しき鎧姿の土人形たちが姿を現しはじめているのでした。
「草一さんも、何とか言ってくださいよ!
このまま踊ったら、ミヤビちゃんは死んじゃうんですよ!?」
心から心配げな光凛の視線に、剣士草一は思わず目をそむけます。
ミヤビを守ることは彼の役目ですが、国を守ることが彼女の役目であり、それを止めることは彼にはできなかったのです。
「……わかっている。
彼女の母――先の帝も、妖怪王をたおすため、この天照舞に命を懸けて臨んだ」
「だったらなおさら……!」
「天照舞以外にアレを止める術などあるのですか? 教えてください、舞芸者」
「……光凛。私は泉 光凛だよ!」
叫ぶや、光凛はミヤビを後ろからがっしりとつかまえて抱きしめます。
ほっそりとした四肢は、二十年前に塞ノ門に取り付いた“悪しきイドラ”の影響で、成長することを封じられているのです。
そんなミヤビは、国を背負うにはあまりに未成熟でした。
「知ってる? アイドルは、歌で世界を変えるんだよ」
そのとき、ミヤビと草一の胸に、古い神話が去来しました。
“舞芸は、人々と神々を結びつける深い深い絆である”と。
「私たちも一緒に、ステージに立って踊る。
そうすればきっと……ううん、絶対。
――ミヤビちゃんを助けられる。助けてみせる!」
仮面の陰陽師集団『夜刀』の暗躍により、
かつて世界を脅かした『穢ノ神』たちが復活を果たしました。
これよって、葦原は今、人知れず未曾有の危機に瀕していました。
そして今、彼らのうちでもっとも強力な穢ノ神が、復活しようとしていたのでした――。
◆◇◆
――樹京、妖怪王の大霊廟。
夕崎 ゲーテは結界の中で、儀式の準備を整えていました。
さらにその先の祭壇では、アルカ・ライムが瘴気を纏いながら凄絶な舞を奏上しています。
「もう少し、もう少しだよ、やっちゃん――」
必死な表情で踊り続けるアルカの周りには、次第に瘴気が濃く集まっていき――
突如、とぷっ、と水の中に沈むように、祭壇の中へ飲み込まれてしまいました。
「よし、と……儀式は成ったね」
そして、次の瞬間、祭壇を、石床をぶち破り、巨大な何かが姿を現しました。
それは夜すらも突き抜けるほどの巨大な――鎧を着た鬼のような、“穢ノ神”でした。
アルカと妖怪の王の亡骸を憑代に、その穢ノ神、炎の冠は復活を遂げたのです。
「――母殺しの忌み子よ、炎の冠よ。
骸に憑いた哀れなるお前を、俺が導こう――」
ゲーテの言葉に誘われるように、その巨大な穢ノ神は、樹京の神木、天津御柱――オンバシラへと歩き出しました。
そしてゲーテの背後に立つ、暗闇と同じく深い色の燕尾服を身に着けた黒山 忍が不意に言葉を発します。
「結果は上々というところですか」
「そうみたいだね。これがあなたの望みだったのなら」
「……まだ、もう一押し必要ですね。
よろしく頼みましたよ」
「わかってるよ。
このままオンバシラを破壊して、神の力を使えなくする」
ゲーテの返答に納得したのか、カチリとメガネを上げた黒山はするりと闇に溶けるようにその姿を消しました。
――その傍らに、拘束された司馬 八咫子を残して。
「夕崎ゲーテ。一つ聞かせてほしい」
「……なんだい?」
「アルカは、どれくらい“もつ”んだ?」
八咫子の言葉には強い憤りと困惑がにじんでいました。
――ゲーテもまた、意思をもってグランスタにくみする者のひとり。
目的のために手を汚すことはあっても、人を死へ追いやることを楽しみはしません。
「本人の意思が強ければ、丸一日くらいは生きてるかもしれないね」
「アルカは、そのことを承知して?」
しかしゲーテはふむと迷わしげに一呼吸し、なに食わぬ顔で言うのです。
「もし承知の上だとしたら、君はどうするんだい?」
その答えを聞くが早いか、八咫子はたちまち拘束を解いて武器を構えました。
彼女の手には、華乱葦原の術具が握られています。
「知れたことだ。
――どんな手を使っても、助け出す」
しかしゲーテは結界から出ることもなく、八咫子を顧みることさえせず、儀式を続けます。
単にその余裕がないのか、あるいは彼なりの哲学がそうさせたのか、表情からそれをうかがい知ることはできませんが、
八咫子はもう、風のように大霊廟を駆け出していくのでした。
(アルカはあの日、『大丈夫』だと言った――
けれど、命を捨てることの何が、『大丈夫』だというんだ!)
向かう先は、ふぇすた座。
かつて彼女と刃を交え、命を救われ、ステージをともにした朋友にして好敵手たちのもとでした。
◆◇◆
――所変わって、ふぇすた座。
八咫子がやってくる少し前のことでした。
「そんな……ダメだよ、ミヤビちゃん!」
「これは、私の役目、生きている意味そのものなのです。
舞芸者は、黙っていてください」
先日まで床に臥せっていたミヤビが、ややふらつく足取りでふぇすた座を出て行こうとしています。
彼女の後ろを追いかける泉 光凛は、何度もその手を振り払われ、すっかり困り切っている様子です。
都の奥を見れば、雲を突かんばかりにそびえる巨大な穢ノ神が、地鳴りとともにオンバシラへ向かっています。
さらに都のあちこちには、霊廟から出てきたと思しき鎧姿の土人形たちが姿を現しはじめているのでした。
「草一さんも、何とか言ってくださいよ!
このまま踊ったら、ミヤビちゃんは死んじゃうんですよ!?」
心から心配げな光凛の視線に、剣士草一は思わず目をそむけます。
ミヤビを守ることは彼の役目ですが、国を守ることが彼女の役目であり、それを止めることは彼にはできなかったのです。
「……わかっている。
彼女の母――先の帝も、妖怪王をたおすため、この天照舞に命を懸けて臨んだ」
「だったらなおさら……!」
「天照舞以外にアレを止める術などあるのですか? 教えてください、舞芸者」
「……光凛。私は泉 光凛だよ!」
叫ぶや、光凛はミヤビを後ろからがっしりとつかまえて抱きしめます。
ほっそりとした四肢は、二十年前に塞ノ門に取り付いた“悪しきイドラ”の影響で、成長することを封じられているのです。
そんなミヤビは、国を背負うにはあまりに未成熟でした。
「知ってる? アイドルは、歌で世界を変えるんだよ」
そのとき、ミヤビと草一の胸に、古い神話が去来しました。
“舞芸は、人々と神々を結びつける深い深い絆である”と。
「私たちも一緒に、ステージに立って踊る。
そうすればきっと……ううん、絶対。
――ミヤビちゃんを助けられる。助けてみせる!」
担当マスター : ヒロイックソングス!運営チーム
マスターコメント
陰陽アイドル大戦のトリガーシナリオ「【陰陽アイドル大戦】ハレの都にケの巨影」をお送りします。
こちらのシナリオは、メインクエスト第十話「天津神宮へ」の直後の状況です。
クエストをプレイしていなくともお楽しみいただけますが、プレイしていただくとより理解が深まる内容となっております。
トリガーシナリオはグランドシナリオなどのメインストーリーにつながり、
また、アイドルコンテスト「アイドル華の乱(アイラン)」の結果に影響するシナリオです!
芸格アイテムをお持ちでなくてもお楽しみいただけますが、
最終イベントで特別なステージに立つためには、一定以上の芸格が必要となります。
そして、高い芸格を持つほど勝敗が有利になります。
芸格は特定のクエストのほか、本シナリオに参加することでも昇段することがありますので、
ぜひ【芸格】の昇段を目指してみてください!
※芸格アイテムについては、コチラをご覧ください。
※コンテストおよび「陰陽アイドル大戦」ストーリーについては、コチラをご覧ください。
※リアクション投稿時に【芸格】アイテムを装備していると、リアクション公開時に昇段する場合があります!
こちらのシナリオでは、どのパートでも昇段の判定の対象となります。
※シナリオで昇段する場合、リアクション公開日の前日までに入手し、
所持している【芸格】アイテムの内、最も上位のものより上の【芸格】アイテムが付与されます。
※1アカウントで複数のPCが参加する場合でも、いずれか1人のPCが【芸格】アイテムを装備していれば、こちらのパートで舞台に立つことができます。
○基本的な状況
・グランスタ、そして夜刀の手によって、最強の穢ノ神“炎の冠”が蘇りました。
・さらにその影響で、瘴気に侵された土人形たちが大霊廟からあふれ出し、街で暴れ始めました。
・樹京に眠る妖怪の王の亡骸、そしてアルカを憑代にして復活した“炎の冠”は
グランスタの夕崎ゲーテによって意識を失ったアルカを通して“炎の冠”を操り、
神の力が宿る大樹オンバシラを破壊しようとしています。
・これを防ぐため、身を隠していた今上の帝……ミヤビは、眠れる神の力を復活させるべく、
オンバシラの根元で命がけの“天照舞”を奏上することを決意しました。
・そして皆さんのもとに司馬八咫子が現れ、「アルカを助けてほしい」と乞いました。
・皆さんは協力して“炎の冠”を倒し、樹京、そしてアルカを救ってください!
【1】“炎の冠”と戦う:難易度4
このパートの目的は「アルカを救い、“炎の冠”を倒す」ことです。
※“炎の冠”の圧倒的な威圧にあらがうためにはある程度の胆力が求められるため、
このパートに参加するためには「【芸格】前座」以上の芸格アイテムを装備(ポケット可)している必要があります。
○“炎の冠”について
八つ裂きにされた、さる炎の神の頭が変じた神で、同じ経緯で生まれた兄弟神の長兄です。
神話の時代に猛威を振るった穢ノ神たちのうちでも、最も強いと伝えられています。
しかし復活の儀式にアルカが細工を施したことで、自我を封じられています。
現在はグランスタのゲーテによって意のままに操られ、大樹オンバシラの破壊を行っています。
都を守る警邏たちはこれを水際で防いでいますが、倒すには今一歩の力が足りていません。
また、体内にはアルカが憑代として眠っており、ゲーテが操るためのアンテナとして機能しています。
しかし時間が経つにつれ、徐々に形を失い、完全に取り込まれてしまうでしょう。
○“炎の冠”を倒す
オンバシラの半ばにまで届く大きさで、強力無比な二つの拳と炎の術を武器に戦います。
通常であれば厚い瘴気の守りを纏っていますが、ミヤビの舞の力によって現在はダメージを与えられる状態にあります。
非常に頑丈な身体を持っているため、タタリガミや侍などの高い攻撃力が有効でしょう。
足元や胴部へ攻撃を加えることで、オンバシラに対する攻撃を妨害することが可能です。
また飛行手段を持っている場合、特に頭部への攻撃が非常に有効ですが、狙われる確率は高くなるでしょう。
“炎の冠”の肉体は現在、瘴気を満たしたミイラのようになっており、傷を増やせば動きは鈍っていきます。
アルカを“炎の冠”から摘出する、あるいは全身から瘴気を抜き出すことができれば、倒すことができるでしょう。
○アルカを助け出す
“炎の冠”の肉体は現在、瘴気を満たしたミイラのようになっており、アルカはちょうどその頭部にある空洞で眠っています。
空洞内は瘴気で満たされており、徐々に取り込まれつつあるため、頭部を破壊したうえで瘴気を浄化する必要があるでしょう。
これには、巫や半妖、陰陽師の術が有効です。
○ゲーテを止める
妖怪王の大霊廟の中に祭儀場を構え、アルカを通じて“炎の冠”を操っています。
大霊廟の中は広く暗いため、見通しが悪く四方から敵が現れる可能性があり、
闇に潜んでいる瘴気の土人形たちを倒しながら進む必要があります。
祭儀場を覆っている結界を破壊すると、儀式は止まり、“炎の冠”への操作は止まり、
封じられていた“炎の冠”の自我が覚醒するでしょう。
※このパートでは、八咫子、アルカ、ゲーテにアクションをかけることができます。
【2】ミヤビとともにステージに立つ:難易度3
このパートの目的は「ミヤビに天照舞を成功させる」ことです。
※ミヤビに並び立つには、高い芸の腕を有する必要があるため、
このパートに参加するためには「【芸格】二ツ目」以上の芸格アイテムを装備(ポケット可)している必要があります。
○現在の状況
ミヤビは朝廷に潜んだ“夜刀”から身を隠すため、樹京の中へ潜伏しています。
そのため、今回は誰にも知られていない状況で一人で儀式を行うつもりでいました。
樹京の名だたる舞芸者たちは、天照舞のことを知らされないまま重要人物として優先的に避難させられています。
したがって、今のミヤビを救うことができるのは、ふぇすた座の舞芸者たちだけなのです。
○ミヤビについて
今上の帝、つまり大樹オンバシラに眠る、神の力を呼び起こせる唯一の存在です。
二十年前の奇跡“天照舞(てんしょうまい)”は、そのための手段として代々の帝にひそかに伝えられてきたものなのです。
母である前代の帝は妖怪の王をたおすためにこれを舞い遂げたものの、天照舞の負荷に耐えきれず命を落としてしまいました。
ミヤビは非凡な才を持つ優れた舞い手ですが、“悪しきイドラ”が及ぼす異常によって成長が止まっているうえ、
母の死によって舞芸を嫌っているため、舞い遂げることも難しいでしょう。
○ミヤビと踊る
オンバシラの内部に存在する、客席つきの舞台状になった木のうろで舞芸を披露します。
舞台の周りには強い結界が張られており、一部の避難が遅れた人々や、信心深い人々はここへ集っています。
この観客たちの“楽しい”という感情が、ミヤビの天照舞の助けになるでしょう。
さらには、ミヤビ自身が舞芸を楽しんでおらず、そのために舞いの負荷が重くなっています。
これらのことから、天照舞を成功させつつミヤビの生還を果たすには、観客だけでなくミヤビ本人に対しても、舞芸の楽しさを伝える必要があるでしょう。
ミヤビの天照舞が成功すれば、“炎の冠”は大きく弱り、オンバシラには強力な守りの結界が施されます。
※このパートでは、ミヤビにアクションをかけることができます。
【3】住民を避難させる:難易度1
このパートの目的は「樹京の住民を避難させる」ことです。
○樹京の状況
現在、樹京は大霊廟からあふれ出した黄泉憑きの土人形たちが、人々を黄泉憑きにしたり、建造物を破壊したりと不徳の限りを働いています。
おおよその住民はすでに樹京から出たものの、残された人々は逃げ惑うのに必死で、脱出もままなりません。
取り残されているのは主に老人や子供など、脱出できるだけの力や知恵を持たない人々です。
都の警邏たちはこれを助けて回っていますが、数が多く対応しきれていません。
○避難の方法
都の門が近い人を助ける場合は【バトルスキル】を使って土人形を破壊し、外へ出すことが有効です。
また都の門から遠い住民を助ける場合は【ライブスキル】を使って黄泉の瘴気から人々を守り、オンバシラの根を通じてミヤビのいる舞台へ送り出すことが有効です。
○土人形について
土でできた体に、鎧や剣を身にまとっており、その中には黄泉の瘴気が充満しています。
もとは妖怪の王とともに大霊廟に副葬されていたものですが、穢ノ神の復活の余波で黄泉憑きになってしまったようです。
土でできているため痛みなどもなく、徹底的に破壊しない限り、這い進み、体当たりを行ってでも、危害を加え続けるでしょう。
こちらのシナリオは、メインクエスト第十話「天津神宮へ」の直後の状況です。
クエストをプレイしていなくともお楽しみいただけますが、プレイしていただくとより理解が深まる内容となっております。
トリガーシナリオはグランドシナリオなどのメインストーリーにつながり、
また、アイドルコンテスト「アイドル華の乱(アイラン)」の結果に影響するシナリオです!
芸格アイテムをお持ちでなくてもお楽しみいただけますが、
最終イベントで特別なステージに立つためには、一定以上の芸格が必要となります。
そして、高い芸格を持つほど勝敗が有利になります。
芸格は特定のクエストのほか、本シナリオに参加することでも昇段することがありますので、
ぜひ【芸格】の昇段を目指してみてください!
※芸格アイテムについては、コチラをご覧ください。
※コンテストおよび「陰陽アイドル大戦」ストーリーについては、コチラをご覧ください。
※リアクション投稿時に【芸格】アイテムを装備していると、リアクション公開時に昇段する場合があります!
こちらのシナリオでは、どのパートでも昇段の判定の対象となります。
※シナリオで昇段する場合、リアクション公開日の前日までに入手し、
所持している【芸格】アイテムの内、最も上位のものより上の【芸格】アイテムが付与されます。
※1アカウントで複数のPCが参加する場合でも、いずれか1人のPCが【芸格】アイテムを装備していれば、こちらのパートで舞台に立つことができます。
○基本的な状況
・グランスタ、そして夜刀の手によって、最強の穢ノ神“炎の冠”が蘇りました。
・さらにその影響で、瘴気に侵された土人形たちが大霊廟からあふれ出し、街で暴れ始めました。
・樹京に眠る妖怪の王の亡骸、そしてアルカを憑代にして復活した“炎の冠”は
グランスタの夕崎ゲーテによって意識を失ったアルカを通して“炎の冠”を操り、
神の力が宿る大樹オンバシラを破壊しようとしています。
・これを防ぐため、身を隠していた今上の帝……ミヤビは、眠れる神の力を復活させるべく、
オンバシラの根元で命がけの“天照舞”を奏上することを決意しました。
・そして皆さんのもとに司馬八咫子が現れ、「アルカを助けてほしい」と乞いました。
・皆さんは協力して“炎の冠”を倒し、樹京、そしてアルカを救ってください!
【1】“炎の冠”と戦う:難易度4
このパートの目的は「アルカを救い、“炎の冠”を倒す」ことです。
※“炎の冠”の圧倒的な威圧にあらがうためにはある程度の胆力が求められるため、
このパートに参加するためには「【芸格】前座」以上の芸格アイテムを装備(ポケット可)している必要があります。
○“炎の冠”について
八つ裂きにされた、さる炎の神の頭が変じた神で、同じ経緯で生まれた兄弟神の長兄です。
神話の時代に猛威を振るった穢ノ神たちのうちでも、最も強いと伝えられています。
しかし復活の儀式にアルカが細工を施したことで、自我を封じられています。
現在はグランスタのゲーテによって意のままに操られ、大樹オンバシラの破壊を行っています。
都を守る警邏たちはこれを水際で防いでいますが、倒すには今一歩の力が足りていません。
また、体内にはアルカが憑代として眠っており、ゲーテが操るためのアンテナとして機能しています。
しかし時間が経つにつれ、徐々に形を失い、完全に取り込まれてしまうでしょう。
○“炎の冠”を倒す
オンバシラの半ばにまで届く大きさで、強力無比な二つの拳と炎の術を武器に戦います。
通常であれば厚い瘴気の守りを纏っていますが、ミヤビの舞の力によって現在はダメージを与えられる状態にあります。
非常に頑丈な身体を持っているため、タタリガミや侍などの高い攻撃力が有効でしょう。
足元や胴部へ攻撃を加えることで、オンバシラに対する攻撃を妨害することが可能です。
また飛行手段を持っている場合、特に頭部への攻撃が非常に有効ですが、狙われる確率は高くなるでしょう。
“炎の冠”の肉体は現在、瘴気を満たしたミイラのようになっており、傷を増やせば動きは鈍っていきます。
アルカを“炎の冠”から摘出する、あるいは全身から瘴気を抜き出すことができれば、倒すことができるでしょう。
○アルカを助け出す
“炎の冠”の肉体は現在、瘴気を満たしたミイラのようになっており、アルカはちょうどその頭部にある空洞で眠っています。
空洞内は瘴気で満たされており、徐々に取り込まれつつあるため、頭部を破壊したうえで瘴気を浄化する必要があるでしょう。
これには、巫や半妖、陰陽師の術が有効です。
○ゲーテを止める
妖怪王の大霊廟の中に祭儀場を構え、アルカを通じて“炎の冠”を操っています。
大霊廟の中は広く暗いため、見通しが悪く四方から敵が現れる可能性があり、
闇に潜んでいる瘴気の土人形たちを倒しながら進む必要があります。
祭儀場を覆っている結界を破壊すると、儀式は止まり、“炎の冠”への操作は止まり、
封じられていた“炎の冠”の自我が覚醒するでしょう。
※このパートでは、八咫子、アルカ、ゲーテにアクションをかけることができます。
【2】ミヤビとともにステージに立つ:難易度3
このパートの目的は「ミヤビに天照舞を成功させる」ことです。
※ミヤビに並び立つには、高い芸の腕を有する必要があるため、
このパートに参加するためには「【芸格】二ツ目」以上の芸格アイテムを装備(ポケット可)している必要があります。
○現在の状況
ミヤビは朝廷に潜んだ“夜刀”から身を隠すため、樹京の中へ潜伏しています。
そのため、今回は誰にも知られていない状況で一人で儀式を行うつもりでいました。
樹京の名だたる舞芸者たちは、天照舞のことを知らされないまま重要人物として優先的に避難させられています。
したがって、今のミヤビを救うことができるのは、ふぇすた座の舞芸者たちだけなのです。
○ミヤビについて
今上の帝、つまり大樹オンバシラに眠る、神の力を呼び起こせる唯一の存在です。
二十年前の奇跡“天照舞(てんしょうまい)”は、そのための手段として代々の帝にひそかに伝えられてきたものなのです。
母である前代の帝は妖怪の王をたおすためにこれを舞い遂げたものの、天照舞の負荷に耐えきれず命を落としてしまいました。
ミヤビは非凡な才を持つ優れた舞い手ですが、“悪しきイドラ”が及ぼす異常によって成長が止まっているうえ、
母の死によって舞芸を嫌っているため、舞い遂げることも難しいでしょう。
○ミヤビと踊る
オンバシラの内部に存在する、客席つきの舞台状になった木のうろで舞芸を披露します。
舞台の周りには強い結界が張られており、一部の避難が遅れた人々や、信心深い人々はここへ集っています。
この観客たちの“楽しい”という感情が、ミヤビの天照舞の助けになるでしょう。
さらには、ミヤビ自身が舞芸を楽しんでおらず、そのために舞いの負荷が重くなっています。
これらのことから、天照舞を成功させつつミヤビの生還を果たすには、観客だけでなくミヤビ本人に対しても、舞芸の楽しさを伝える必要があるでしょう。
ミヤビの天照舞が成功すれば、“炎の冠”は大きく弱り、オンバシラには強力な守りの結界が施されます。
※このパートでは、ミヤビにアクションをかけることができます。
【3】住民を避難させる:難易度1
このパートの目的は「樹京の住民を避難させる」ことです。
○樹京の状況
現在、樹京は大霊廟からあふれ出した黄泉憑きの土人形たちが、人々を黄泉憑きにしたり、建造物を破壊したりと不徳の限りを働いています。
おおよその住民はすでに樹京から出たものの、残された人々は逃げ惑うのに必死で、脱出もままなりません。
取り残されているのは主に老人や子供など、脱出できるだけの力や知恵を持たない人々です。
都の警邏たちはこれを助けて回っていますが、数が多く対応しきれていません。
○避難の方法
都の門が近い人を助ける場合は【バトルスキル】を使って土人形を破壊し、外へ出すことが有効です。
また都の門から遠い住民を助ける場合は【ライブスキル】を使って黄泉の瘴気から人々を守り、オンバシラの根を通じてミヤビのいる舞台へ送り出すことが有効です。
○土人形について
土でできた体に、鎧や剣を身にまとっており、その中には黄泉の瘴気が充満しています。
もとは妖怪の王とともに大霊廟に副葬されていたものですが、穢ノ神の復活の余波で黄泉憑きになってしまったようです。
土でできているため痛みなどもなく、徹底的に破壊しない限り、這い進み、体当たりを行ってでも、危害を加え続けるでしょう。
アクションパート
“炎の冠”に立ち向かう皆を目一杯サポートするよ!
怪我をしている人が居たら、安全な場所まで付き添ってあげる。 何か食べ物を渡して、少しでも元気になって貰おう。 |
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ミヤビと一緒にライブができるなんて緊張する……!
ミヤビや他の人の見せ場では、バックダンサーとして さりげなく、かつ鮮やかにパッと華を添えちゃうぞー! |
|
こ、こんなにたくさんの土人形が!?
油断しないで一体ずつ確実に倒していこう。 もちろん住民を見付けたら避難させるのが最優先! |