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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

ラスト・メドレー! ~レジェンドスターズ~

リアクション公開中!
ラスト・メドレー! ~レジェンドスターズ~

基本情報

マスター ヒロイックソングス!運営チーム
ワールド 共通

料金

参加 150ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加

スケジュール

リアクション
公開
2019年06月12日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

芸能界とセブンスフォール、二つの世界を守って魅せよう!

シナリオ名:ラスト・メドレー! ~レジェンドスターズ~ / 担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム

 フェスタ生をはじめとするアイドル達の活躍によって、悪しきイドラの災厄から救われてきた様々な世界。
 大きな脅威が去った今でも、異世界はアイドルを常に必要としているようです。

 今回フェスタ生たちが向かったのは、最後の舞台となった二つの世界――
 セブンスフォールと芸能界でした。

◆ ◇ ◆


――芸能界。
バビロン芸能事務所の本拠地だったチャンネル、
終焉の島には、これまでになく奇妙なゲートが発生していました。

これまで、異世界に向かうには――無論例外はいましたが――地球を経由する必要がありました。
しかし、その奇妙なゲートは、芸能界から全く異なる別世界につながっていました。
聖歌庁白陽 秋太郎や芸能神アンラ・マンユが調査を続けていましたが難航しており、ようやくわかったのが――

「ゲートを安定させるには、ライブの力で島ごと地球へ降ろさなければならない

「正気ですか!?」

 秋太郎の素っ頓狂な発言に、木 馬太郎校長はぎょっとしました。
 今まで多くの奇跡をライブの力で叶えてきた、アイドルの活躍を知っていても、
 芸能界のチャンネルを地球に降ろすのは想像しがたいものだったのでしょう。

「正気も正気!
 だって、アレは多分、地球に出てくるべきものが『ヒロイックソングス!』の影響でこっちに開いたものだから……」

「あるべき場所に戻せば、容体も落ち着くだろう。
 そのためには、あのチャンネルの主であるアンラを倒したフェスタの力が必要だ

「しかし、それではアン君のチャンネルが……」

「いーのいーの。チャンネルを浮かせておくのって、結構疲れるし?

 ……それにほっとくとあのゲート、どんどん世界を食べていくわよ。
 私的には面白いからそれでもいいけど」

カラッとした邪悪な笑みを浮かべるアンラに、ぐぬっと校長は花の色を青くしました。
芸能界を守るには、再び終焉の島でライブをするしかありません。

「やりましょう、おじさま!
 どうせなら聖歌庁の皆さんに、ライブビューイングも用意してもらって……!」

聞いていた校長の姪っ子――木 花子が、前のめりで話に食いつきます。
そして困った校長をよそに秋太郎はうなずき、アンラが「決まりね」と話を進めます。

こうして。
異世界へつながるゲートを安定させるため、そして芸能界を守るため――
終焉の島を地球へと降ろすライブが決行されることになったのでした。


◆ ◇ ◆



――セブンスフォール。

はるか地底、悪魔たちの住まうデモニダスを照らす黒い太陽は、うごめくように明滅を繰り返しています。

黒い太陽は、時間の芸能神クロノスが、アンラ・マンユによる滅びを避けるため、
また避けられた後の様々な矛盾を回避するため、調整を行った残滓の集合体――
いわば、可能性のよどみのようなものでした。

黒い太陽は本来クロノスによって管理され、無害に地底で安置されるはずのものでした。
それがあるとき、クロノスによる干渉を受け付けず、謎の膨張を始めたのです。

「――それで、僕たちアイドルに白羽の矢がたった、と」

星獣都市ハコダテの乃地 はくまは、ふくらむ黒い太陽に向かって浮き上がりながら、クロノスに問いかけます。

「だって、私の力で何が起こるかわからないなんて、アイドルくらいだし。
 黒い太陽の中でアイドルが生まれたか……アイドルに類する何かが、あれに干渉してるか。
 それくらいしか考えられない」

アイドルに対抗できるのはアイドルだけ――
クロノスはこれまでの経験で、そう判断して
フェスタのアイドルたちに助力を求めたのでした。

「これが多分最後だからさ。もう少し付き合ってよ……
 っと、よし。つながったみたい」

そして黒い太陽の中に飛び込んだはくまたちを待っていたのは、
荒廃したカンタレーヴェ王国と、闇に染まった神獣たちでした。

「――これ、は」

「私が見た……君たちの力で回避された未来に似てる。
 神獣たちが『ソング・オブ・フォール』に侵されたカンタレーヴェ……ってところかな。
 グランスタのアイドルまでは、いないみたいだけど……」

現在のセブンスフォールからは想像もできない荒れように、はくまは絶句します。

そんなとき――
翼を持つ黒い獅子に乗った悪魔が、はくまとクロノスのもとに降り立ちました。

ノーマ!?
 クロノスに居残りさせられたはずじゃ……」

はくまが驚くと、悪魔……ノーマは急に表情を変えて怒鳴りました。

「あ!? クソガキ、お前生意気じゃない!? ノーマ『陛下』だろ!?
 このセブンスフォールの皇帝の御前なんだからさあ!」

クロノスに敗北したあとの大人しいノーマからは、想像もできないような増長っぷり――
どうやら、このノーマは「あり得たかもしれない姿」のひとつのようです。
したがえている王の神獣、レーヴェが吠え猛り、こちらを威嚇しました。

「そっかぁ、レーヴェはこいつが許せないかぁ! ならしょうがないなぁ!
 ちょうどボクも、お隣のコが気になってたとこだし――くひひっ。
 あいつら、潰しちゃおっか!

そしてノーマが杖を叩くと、あたりの空間がぐにゃりと歪み、
無数の黒い神獣の群れと、術装騎士クロシェルが姿を現したのです!

「……ケッ、こんなガキが相手かよ」

臨戦態勢のクロシェルを前にして、クロノスははくまへ囁きました。
この皇帝ノーマを倒せば、黒い太陽の暴走は収束するであろうこと。
すでに他のアイドルに助けを求めていること。
この場所では力が制限され、時間を操れないこと。
そして……

「かよわい私がやっつけられると、これが全部現実に漏れ出す

「ヂュッ!?」

「……今一番聞きたくない事実をどうも」

はくまのパートナー星獣ホワイトは鳴き声をあげて、はくまのローブへすっぽりと隠れてしまいます。
そして、しびれを切らしたクロシェルは、剣を構えてこちらへ踏み出しました。

「何を喋ってるかは知らねぇが……来ないなら、こっちから行くぞ!」

「やっちゃえクロシェル!」

――こうして。
セブンスフォールの奥の奥で、
恐るべき敵との戦いの火ぶたが切って落とされたのでした。

担当マスター : ヒロイックソングス!運営チーム

マスターコメント

「ヒロイックソングス!」運営チームです。
スペシャルシナリオ「ラスト・メドレー! ~レジェンドスターズ~」をお送りします。

今回はセブンスフォール、芸能界の最後のパブリックシナリオとなります。
どなたでもご参加頂けますので、お好きなパートをお楽しみ頂ければ幸いです。


また、このシナリオは下記のクエストと内容が連動しております。

地底の黒い太陽(セブンスフォール)
終焉の島の特異点(芸能界)

このシナリオだけでもお楽しみいただけますが、
プレイするとより理解の深まる内容となっておりますので
是非チェックしてみてください!


■スタースコアの付与
シナリオに参加していただいた方には、スタースコアがもれなく+10点付与されます!
さらにシナリオ中で活躍したキャラクターには追加で付与が行われます!


■シナリオ参加でEXフェロープレゼント!
シナリオに参加していただいた方に、もれなくEXフェロー「アンラ&クロノス」がプレゼントされます。
詳細はキャンペーンページをご覧ください。

※課題ページでの受け取りとなります。
※EXフェローを獲得できる課題は、5月中旬の実装を予定しております。



■ステータス付きオリジナル称号
今回のシナリオで活躍された数名には、通常の称号とは別にステータス補正のあるオリジナル称号が付与されます!
オリジナル称号は、自分で考えたあなただけの称号を自由に設定できます。
また、既に所有している称号にステータス補正を追加、または強化することも可能となります!


シナリオのルールや遊び方につきましては、下記をご確認ください。

●プレイガイド「シナリオアクションの書き方」
●マニュアル「シナリオ」

シナリオに参加したら、下記のアクションパートから一つを選択し
アクションを作成、投稿してください。

◆ご注意
シナリオで使用できるスキル・アイテムはアクション投稿時に装備しているものだけとなります。
ただし、ポケットに装備しているものは反映されませんのでご注意ください。



〇基本的な状況
芸能界では、新たに開かれたゲートを安定させるため、終焉の島を地球へと移動させるライブが開かれることになりました。
セブンスフォールでは、時間の芸能神クロノスが管理する黒い太陽の暴走を止めるために、あり得たかもしれないセブンスフォールで、皇帝を名乗るノーマたちと戦うことになったのでした。


【1】芸能界:終焉の島を地球に届ける 難易度5
このパートでは、芸能界のスタイルのほか、レジェンドスタイルがもっとも有効となります。

天空の島々(チャンネル)の一つ、終焉の島に現れた新たなゲート
芸能界では非常に不安定で危険なこのゲートを、島ごと地球に移動させて安定させる必要があります。

終焉の島は「悪」の性質を持つアンラ・マンユのカリスマで宙に浮いており、
「悪に対するアプローチ」で、様々な方向へ動かすことができるようです。

基本的には悪に対峙するようなイメージのライブで下へ降りていくのですが、
急降下すると聖歌庁の用意したライブビューイング用の機材が壊れてしまうかもしれません。
そのため、多様なアプローチでライブを行いながら、ゆっくり高度を下げていく必要があるでしょう。

【5月15日 追記】
■プロダクション参加
このパートでは「プロダクション参加」が可能です。
所属している・あるいは所属したいプロダクションを、アクション送信時に一つ文末に明記してください。
例:「【フェスタプロダクション】」

リアクション返却後にプロダクション名簿が更新され、プロダクションランクに応じた報酬が支給されます。
プロダクションについて、詳細はワールドガイドをご確認ください。

※このパートでは、木 花子、アンラ・マンユ、白陽 秋太郎が登場します。


【2】セブンスフォール:“皇帝”ノーマを倒す 難易度7
このパートでは、セブンスフォールのスタイルのほか、レジェンドスタイルがもっとも有効となります。

ありえたかもしれない、滅びへ向かうセブンスフォール。
その頂点に君臨する“皇帝”ノーマを倒すことでクロノスが干渉できるようになり、黒い太陽の暴走は止まります。
しかしノーマは、王の神獣レーヴェ騎士クロシェルなど、多くの臣下を従えています。
そして、思うように力を使うことができないクロノスを倒されてしまうと、この事象が現実に漏れ出してしまうでしょう。

・ノーマ
セブンスフォール全土を力で支配する“皇帝”にして、この世界における“アイドル”です。
彼を倒すことで、クロノスはこの事象を「ノーマの夢」として送り出すことができるようになります。
しかし神獣レーヴェに乗って空を飛んでおり、ウィザードの魔法をさらに強化したもののほか、
歪みの奔流「ディストーション・ブロウ」を放つ能力を現実同様に持っています。

・レーヴェ
「ソング・オブ・フォール」で正気を失っており、ノーマの傀儡となっています。
空を飛びつつ、黒く輝くブレスを放ってノーマを守ります。
しかし、現実で有している理性は失われており、完全にノーマに操られて行動しているようです。

・クロシェル
この世界では、師であるドラゴンを斬ったことで“竜殺し”の異名をとり、
ノーマが王になるためにリンアレルを幽閉するなど、決定的に現実のクロシェルとは異なります。
しかしその実力は現実同様であり、二振りの大剣、異界の剣を振るってノーマを守ります。

※このパートでは、クロノス、乃地 はくまが登場します。


それでは皆様のご参加、アクションをお待ちしております!

【5月15日 追記】【1】パートのプロダクション参加について追記を行いました。 【5月17日 追記】【1】パートのスタースコアの付与について修正を行いました。

アクションパート

・目的
終焉の島を地球に届ける

・動機
ライブの力で浮いてる島を動かそうだなんてすげーじゃん!

・手段
終焉の島を地球に落とすってことは、三浦半島に島が一個増えるのか!?
観客と一緒にリズムよく足踏みしていけばテンポよく落ちていきそうじゃね?
5
・目的
皇帝ノーマを倒す

・動機
これまででたぶん一番強いノーマ……相手にとって不足なし…

・手段
皇帝になってもノーマはノーマ……ろくなことは考えてないでしょ。
不意打ちに警戒しながら着実に戦っていくよ。
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