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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

初夏の珍味キノコに挑め!

リアクション公開中!
初夏の珍味キノコに挑め!

基本情報

マスター ヒロイックソングス!運営チーム
ワールド オルトアース

料金

参加 150ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加

スケジュール

リアクション
公開
2018年06月22日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

美食家の求める冷やし化けキノコを討伐&調理!

シナリオ名:初夏の珍味キノコに挑め! / 担当マスター:ヒロイックソングス!運営チーム

 オルトアース現象により、華乱葦原と融合した大阪周辺地域。
 そこでは食という行為にこそ神性が宿ると考えられており、食に関する芸能活動が絶対的に評価されています。

◇◆◇


 ――フェスタから大阪に繋がるゲートを出て、さらに電車で数十分。
 大阪と同じく華乱葦原が融合した京都の北西に位置する山奥に、御饌司たちが続々と集まっていました。
 彼らは美食家猪尻十五郎の屋敷の見習い御饌司として、先日行われた選考に通過した者たちです。

 初夏とは言え既に強い日差しの中、
 仲間達とともに試験に合格していた橘 駿(たちばな しゅん)が額の汗を拭います。

「やはり地球のものではない妙な生き物がちらほらと目につくな。
 この京都……いや、食神都市オーサカは」
どっちやねん!
「ぐっ! いや、今のはボケたわけじゃない。オーサカには大阪以外にも京都などの周辺地域も含まれるという――」

 村雲(むらくも) いろはの鮮やかなツッコミを胸に受けながらも、駿は冷静に説明をします。
 駿の言う通り、山の中では時折小動物ほどの妙な影が草むらを揺らしたりしているのを他のアイドル達も気付いていました。

「皆さま、お集まり頂けたようですね。
 本日は十五郎様がお求めになっている食材の採取、およびその調理を貴方たち御饌司見習いにご依頼します」

 山の中でもびしっとしたスーツで現れたのは十五郎の秘書でした。
 そして、大きく頷きながら秘書が差している大きなパラソルの下で折りたたみチェアに優雅に座っている壮年の男性は、
 今回アイドルたちに初めて接見を許した十五郎その人でした。

「最近暑くなってきたから、冷たくておいしいものが食べたくてね。
 そこへ、この山では冷やし化けキノコが採れると聞いて、そういうのもあるのかと思ったんだよ」

 十五郎がのんびりと口にする耳慣れない言葉に、不思議そうに顔を見合わせる御饌司たちもいるようです。

「“冷やし化けキノコ”――! 真夏でも涼しい沢を好むキノコ型の『食の使い』
 胴体はエリンギ、カサはナタデココに似た食感を持つが、いずれの箇所も口当たりがひんやりとする特有の冷感が特徴。
 味は淡白なので和食洋食中華いずれにでも適応するし、キノコ特有の土臭さもあまりないのでスイーツにも使える、
 御饌司にとっては喉から手が出るほどの万能食材じゃないか……!」

 誰に聞かれるわけでもなく早口に解説をしたのは、オーサカで御饌司としての活動を行っている少年でした。
 キノコに異様な情熱を注いでいることから、仲間達には“キノコマニア”と呼ばれているようです。

「なるほど、つまりその変なキノコを採って来ておいしい料理を作れってこと……」
「ふむ……採取にも調理にも、食材と真剣に向き合う心は重要だとうちの爺様も言っていた」
「今回は特に『食の使い』相手――いかにキノコの気持ちになれるかが重要ってことね」

 どこからか持ってきたキノコを頭に乗せて、真剣にキノコの気持ちになろうとするいろはと駿。
 周囲の御饌司たちはオーサカの気質かつっこみたくて仕方ないようですが、
 十五郎の秘書は華麗にスルーをしながら話を進めていきます。

「今回、もし腕の良い者がいた場合……
 見習い御饌司としてではなく、実際に屋敷で末永くお付き合いをさせて頂こうと考えています」

 つまり、屋敷で正式に雇用するという意味のようです。
 彼のお抱えの御饌司となれば、オーサカで一躍有名になれることは間違いありません。
 その場の御饌司たちはにわかに沸き立ちます。

「美味しいキノコ料理が食べられることを楽しみにしているよ。
 それでは諸君、いってらっしゃい」

 十五郎たちに見送られ、参加者たちはそれぞれの野心を胸に山の中に散って行ったのだった。

担当マスター : ヒロイックソングス!運営チーム

マスターコメント

スペシャルシナリオ、「初夏の珍味キノコに挑め!」をお送りします。
今回の舞台はオルトアースとなります。
どなたでもご参加頂けますので、お好きなパートをお楽しみ頂ければ幸いです。

シナリオのルールや遊び方につきましては、下記をご確認ください。

プレイガイド「シナリオアクションの書き方」
マニュアル「シナリオ」

シナリオに参加したら、下記のアクションパートから一つを選択し
アクションを作成、投稿してください。

◆ご注意
シナリオで使用できるスキル・アイテムはアクション投稿時に装備しているものだけとなります。
ただし、ポケットに装備しているものは反映されませんのでご注意ください。

■オルトゲージの付与
シナリオに参加していただいた方には、オルトゲージがもれなく+1点付与されます!
さらにシナリオ中で活躍したキャラクターには追加で付与が行われ、次回のシナリオに招待されることがあります!

また、本シナリオは【オルトゲージキャンペーン】対象シナリオです。
※当キャンペーンで、シナリオ参加でのオルトゲージとヒロイックポイント獲得が出来るのは1回のみとなります。

○基本的な状況
・オーサカで有名な美食家猪尻十五郎に認めてもらいフェスタの知名度を上げるために、フェスタ生の有志は彼の下で見習い御饌司をすることになりました。
・十五郎のリクエストは冷やし化けキノコを使った料理ですが、冷やし化けキノコは凶暴でやや採取が難しいようです。

このシナリオで評価が特に高かった方には、十五郎から特別な称号のほか、
特別な立場とそれを証明するアイテムが付与される可能性があります!
(リアクションの結果によっては、該当者なしの場合もあります)


【1】冷やし化けキノコを討伐する 難易度:3
十五郎にふるまうための冷やし化けキノコを討伐します。
より美味しい個体、またはより多くの個体を採取することで十五郎に評価されます。
また、このパートで十分な冷やし化けキノコが採れなかった場合、【2】での調理の難易度が高くなります。

・『食の使い』冷やし化けキノコについて
二本の足がひょっこりと生えた、小動物大の歩き回るおいしいキノコです。
採取しようとすると素早い動きとタックルによる肉弾戦を挑んでくるほか、
氷の胞子を飛ばして相手の足止めを行おうとします。
冷やし化けキノコは観念すると大人しくなって動かなくなります。
彼らは抵抗しているのではなく、相手が自分を採取するに値する者かどうか『食の使い』として試していると言われています。
よく駆け回った個体ほど食感が良くなり、またより強い個体ほど味や香りが良くなるとされています。

・採取場所について
冷やし化けキノコは、山の中の様々な場所に身を潜めています。
基本的には、山奥の沢に生息しています。沢は足元があまり良くないため、注意が必要です。

※こちらのパートでは、頭にキノコを乗せた村雲いろはにアクションをかけることが出来ます。

【2】冷やし化けキノコを調理する 難易度:3
【1】で採取した冷やし化けキノコを、十五郎に振る舞うために調理を行います。
さらにただ調理をするだけではなく、調理の様子まで楽しませるクッキングライブが十五郎に求められています。
いかに美味しい料理になるか、ライブでもアピールすることが重要となります。

・冷やし化けキノコの調理について
十五郎から与えられたお題は、「初夏の暑さを忘れさせてくれる一皿」です。
完成した料理は十五郎本人が実食して、クッキングライブとあわせて採点を行います。

・クッキングライブについて
調理を行う場所は、山から下山してすぐの十五郎の別荘にある専用の広く綺麗なキッチンです。
参加者たちは十五郎やその使用人たちの前で、順に調理とライブを行っていきます。
一般的な食材や調味料は全て揃っており、調理に使用することができます。

※こちらのパートでは、頭にキノコを乗せた橘駿、キノコマニアにアクションをかけることが出来ます。

それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。

アクションパート

大きめの冷やし化けキノコを狙って捕まえるよ!
キノコを見付けたら後ろからそ~っと忍び寄って……
抵抗される前に捕まえちゃうぞ。
3
冷たいキノコのスープを作ろう。
調理の工程を歌に乗せて説明したら飽きないかな?
爽やかな風味はパイナップルが隠し味さ♪
3
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