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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

【異世界カフェ】カフェ・ハルモニア オープンです!

リアクション公開中!
【異世界カフェ】カフェ・ハルモニア オープンです!

基本情報

マスター 浅田 亜芽
ワールド ディスカディア

料金

参加 100ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加 不可

スケジュール

リアクション
公開
2018年05月01日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

心を失った人々に癒しを提供するカフェ

シナリオ名:【異世界カフェ】カフェ・ハルモニア オープンです! / 担当マスター:浅田 亜芽

 
「アイドルのお仕事ってキビシイね~」
 ディスカディアの都市・サウスワースの街角をとぼとぼ歩きながら、藍(あい)はため息をつきました。

「しかたないよ。私たちアイドルになったばかりだもん。最初からうまくいくなんてことないよ」
 並んで歩いている茜(あかね)が慰めます。

「あああ~、華乱葦原に戻りた~い」
「泣き言は言わない」
「むぅ…………」

 行き交う人々は、双子の美少女アイドルに目もくれず、足早に通り過ぎてゆきます。
 茜が、二人とすれ違った集団を見送りながら言いました。

「それにしても、この街のスピードは速すぎない?」
「そうだよね~。みんなこんなに速くって、目を回さないのかな?」
「回さないとは思うけど、今すれ違った人たちは、死んでる」
「ええっ! 死んでるの!? 歩いて行ったよ?」

 驚いて振り返る藍に、吹き出しそうになりながら茜は言いました。
「死んでるって言ったって、本当に死んでるわけじゃないよ。目がね、死んでるなって思う。心を失ってる人じゃないかなあ。
 聞いた話だと、ディスコードっていうのを聞いたら心を失うんだって」
「心を失うって、どんな状態なんだろう?」
「さあ? すご~くお疲れの状態になるのと似てるんじゃない?」
「そっか~。辛いよね、きっと」
「本人が辛いかどうかは、わからないけど、お気の毒なことには違いないと思うよ」

 渋い顔をしている茜に、藍はいいこと思い付いたとばかり、叫びました。
「わかった! ここにもカフェを作ったらいいんだ~!」
「あっ! そうか! “葦原かふぇ”ではお疲れの人たちが癒されて帰っていくもんね!」
「カフェに来てもらったら、サウスワースの人たちもきっと生き返るよ!」
「……いや、だから、死んでないからね」
 
 

担当マスター : 浅田 亜芽

マスターコメント

 
 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 このシナリオは、【異世界カフェ】百花繚乱 葦原かふぇ 始めます! の続きですが、
 前作に参加していなくても大丈夫ですので、どうぞお気楽に参加していただければと思います。
 (NPCの藍と茜についてはマスターページに載せておりますので、ご興味のある方はそちらもご覧ください)

 華乱葦原で初めての地球風のカフェを成功させた双子の美少女妖・藍と茜は校長先生の勧めでフェスタに入学し、アイドルの勉強をしています。
 忙しくなった二人は、“葦原かふぇ”の店舗営業を信頼できるスタッフと養母に任せ、現在は経営にのみ携わっています。

 二人はアイドルになったことで、華乱葦原以外の世界へも自由に行けるようになりました。
 そして仕事で行ったディスカディアで出会った人々が、ディスコードで心を奪われているのを見て、心を痛めました。
 リベレーターやアイドルたちの活躍があるとはいえ、まだまだドミネーターの与えた影響は残っているようです。
 
 そこで二人は“葦原かふぇ”でリフレッシュする人々の事を思い出し、ディスカディアでも地球風のカフェを開いたらいいのでは? と閃きました。

 ディスカディアのカフェの名前は、“カフェ・ハルモニア”
「洗脳された人々を救う癒しの場」をコンセプトにすることにしました。

「ここでの“癒し”って何だろう」と悩んでしまった双子は、フェスタの先輩アイドルの皆さんに協力を依頼することにしました。

 お願いしたいことは以下の3つです。


【1】大豆を加工した食品を使ったカフェメニューを開発する

 またメニュー開発? と思わないでいただけるとありがたいのですが……。

 というのも藍と茜は、「葦原かふぇ」で提供しているメニューをそのまま、ここカフェ・ハルモニアにも持ち込もうと考えていましたが、
 世界が異なるので葦原と同じ食材が手に入りません。

 そこで注目したのが、ディスカディアで豊富に手に入る大豆
 この大豆に特化したカフェメニューでやっていこうと考えているのです。
 (葦原かふぇで作ってもらった豆乳のドリンクは、採用しています)

 大豆製品なので、大豆・黒大豆・枝豆・豆腐・おから・きなこ・大豆ミート・高野豆腐・薄揚げ・厚揚げetc、素材にバリエーションがあります。
 今まではなぜか豆乳が無かったようですが、豆乳を使えばここでは目新しい一品になると思います。

 大豆以外の素材は、地球にあるものの類似品が合成素材として手に入りますが大量に出回ってはいないため、
 必ず大豆製品をメインで使ってください

 限られた材料ですが、皆さんの工夫でホッとするような飲み物や料理を開発し、人々を癒してください。


【2】カフェでコーヒーに“癒し”をプラス

 大豆メニューに特化したカフェ、とはいってもカフェですからコーヒーは外せません。
 しかし、ディスカディアにはコーヒーの原材料が無いため、カフェ・ハルモニアでは本物のコーヒーをお出しすることができないのです。
 仕方がないので、コーヒーの香料が内蔵された特殊なカップにお湯を注ぐとコーヒーの味がするものを使って、代用します。
 
 仕方がないとはいっても偽物のような気がして、お客さんに申し訳なく感じている藍と茜は、
 コーヒー(代用)にカフェ・ハルモニアのコンセプトである“癒し”をセットにすることにしました。

 癒しとなり得るものは、様々なものが考えられます。

 例えば……
  お香・アクセサリー・詩・絵画・綺麗な器・ふわふわなもの・歌・笑顔……etc

 これらを、コーヒーを注文したお客さんのリクエストで提供します。
 1点ものでも良いので、ポケットに入る程度の大きさなら、アイドルの皆さんは地球から持ち込むことができます。
 “癒し”の品物や言葉を添えて、お客さんにコーヒー(代用)をサーブしてください。


【3】カフェでコーヒーとハルモニアを提供する

 コーヒーは代用品だけど、ハルモニアは本物です!
 
 というわけで、ハルモニアを聞いてもらって、ディスコードによって心を失った人々に回復してもらったり、
 ディスコードに対する抵抗力を強めたりしてもらったりするカフェライブ(代用コーヒー付き)を行います。

 いまやアイドルとなった藍と茜もライブができますが、まだまだ全く力不足です。
 先輩アイドルの皆さんの方が、ずっと強力なハルモニアを生み出すことができることは明らかです。
 狭いカフェ内でのライブになりますが、最高のハルモニアをディスカディアの人々に届けてください。


 多くの人々に癒しを与えることができれば、リベレーターの勢いにも加勢することになります。
 
 人々の洗脳からの開放に、少しでも役に立ちたいと願う藍と茜に、皆さんのお力を貸してください!
 

アクションパート

・動機
大豆縛りなんて、面白いじゃないか。

・手段
ディスカディアには豆乳が無かったっていうんだから、豆乳を使って美味しいものを作る。
大豆縛りの上、更に豆乳縛りだ!
2
・動機
ちょっとしたことで癒しをプラスすることができたら、どんなに幸せになれるでしょう!

・手段
笑顔の価値はプライスレス! ちょっぴり恥ずかしいけど、とびっきりの笑顔で癒されてもらいます。
2
・動機
ここでは、アイドルとしての一番の使命はハルモニアで洗脳を解くことだと思うんだよね。

・手段
ディーヴァとユニゾンして最高のハルモニアを提供するよ!
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