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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

秘境! 絶景! 温泉大作戦

リアクション公開中!
秘境! 絶景! 温泉大作戦

基本情報

マスター 蒼井卯月
ワールド ビーストラリア

料金

参加 100ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加 不可

スケジュール

リアクション
公開
2018年02月27日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

カピバラ温泉の若女将に、しぼりたてミルクを届けよう

シナリオ名:秘境! 絶景! 温泉大作戦 / 担当マスター:蒼井卯月

晴れ渡る空に、どこまでも続く大自然、今日ものどかなビーストラリアですが……

「あぁ、今日も若女将にミルクを届けられなかったぁ」

『モーモー牧場』のご主人モー太郎さんは、がっくりと肩を落とし、牧場へ帰宅しました。

「例のひったくりですか?」

奥さんのミル子さんが心配顔でご主人を出迎えます。

「ああ、間違いねぇ。ふさふさしっぽの、あいつらだぁ」

『モーモー牧場』の裏には『高い山』があります。

その『高い山』の頂上には『カピバラ温泉』が湧いており、宿屋が一軒あります。

その宿は、宿泊客にふるまうために、牧場のミルクを買い取ってくれています。

メタボ気味なモー太郎さんはダイエットをかね、毎朝『高い山』を登り宿にミルクを納品していました。

しかしこの頃、ひったくりにミルクを奪われ、大変困っていました。

「それにしても、お金は欲しがらず毎回ミルクだけを奪うなんて、いったいどんなひったくりなんでしょうねぇ」

「夜明けどきだから薄暗くてよく見えないんだが、とにかくちっこくってすばしっこい二人組でなぁ」

ミルクは鮮度が命。お日さまの暖かさはミルクを劣化させてしまいます。

ですからモー太郎さんは、夜明け前に山を登り始め、朝日が昇るころ若女将のいる『カピバラ温泉』の宿へ到着しています。

そんな夜明けどきのうす暗い山中、ひったくりは風のようにひらりと出没し、ミルクをかすめとって去ってしまいます。

「せっかくこの頃は『カピバラ温泉といやあ、ふろあがのりミルク』って言われるようになってきたのになぁ」

「本当ですねぇ。若女将も、お客さんにサービスができなくてお困りでしょうに。あなた、どなたかに納品の護衛を頼めませんかねぇ」

モー太郎さんとミル子さんは、困り顔です。

担当マスター : 蒼井卯月

マスターコメント

今回、アイドルの皆様には『カピバラ温泉』にミルクを届けるモー太郎さんを、ひったくりから守っていただきたく思います。
出発は夜明け前。夜明けの頃、山を登り、朝日とともに到着する感じです。

なお、ひったくりについて、モー太郎さんはこうも言ってます。

「どうもわし、ひったくりは子どものように思うんだなぁ。一度ね、女の子が『お兄ちゃん』って呼んでるような声を聞いた気がするんだぁ。なにか事情があるなら聞いてやろうと思っても、すごいすばしっこさで逃げちまうんだぁ。もし本当にあれが本当に子どもなら、親はいったいどうしているんだろうなぁ。心配だよねぇ」

奥さんのミル子さんも言います。

「それじゃああなた。その子たちが困ってるようなら、力になってあげたらいいですよ。困ったときはお互い様ですもんねぇ」


▼舞台

『高い山』ですが、山岳の心得や本格的な装備など不必要。ゆるっと普通に登れます。
しかしそれでも山道は山道。手押し車などは使えません。
モー太郎さんはいつも、納品用のミルクを背負い、山道を歩いていました。

(ミルクの量は、納品するのは宿に宿泊しているお客さんの分だけなので、そんなに大量ではありません。)

『カピバラ温泉』は小ぢんまりしたアットホームな温泉宿です。
意欲的な若女将が、宿を切り盛りしており、最近『ぜっけい露店風呂』のあとに『ふろあがりミルク』をサービスするようになりました。
ビーストラリアでは咲田茉莉花の「地球人は風呂上りに腰に手をあて瓶入りのミルクを飲む」という言葉が流布。なので『カピバラ温泉』のこのサービスは、ちょっとした話題になっておりお客さんも大喜びです。


【補足】

▼重たいミルクは、ちから自慢のモー太郎さんが背負っていきます。
みなさまは、そのミルクを狙ってくる、ひったくりの相手をお願いします。
そのさい、先述しましたが、ひったくりから事情を聞きだし、力になってあげられると大変喜ばしいです。

彼らの特徴ですが……

・ふさふさしっぽである
・三角の耳をしている
・小さくてすばしっこい二人組である(どうやら子どものようだ)
・ミルクだけを狙う
・モー太郎さんには危害を加えない
・話を聞いてみても、モー太郎さん以外の誰かが被害にあったという話は一切ない。

となります。

▼今回、フェスタのアイドルがモー太郎さんをお手伝いすると判り、若女将からライブのオファーが来ております。

「もしよかったら、私どものお宿の大宴会場で、ライブをしていただけませんか?ここではまだ一度もライブが行われたことがありません。初ライブをぜひ皆様に……そう思ってます。ご宿泊のお客様もさぞや大喜びかと存じます」

宿泊客はライブに興味津々です。
アイドルたちに質問をしたり、リクエストをしたりするかも知れません。
楽しく温泉ライブを味わってみてください。


▼今回は、ミルクを守ってくれた方、ライブをしてくれた方、どちらにも、お礼として温泉入浴がふるまわれます。
無事届けることができれば『ゆあがりミルク』もふるまわれます。
できれば参加者みなさまで楽しくその時を過ごしたいと思っておりますが、万が一、お風呂に入りたくない方やミルク不要という方はそのむね記載ください。


なお『カピバラ温泉』は特性湯あみ着を着用。安心の男女混浴です。


自由度の高い、ゆるっと楽しいシナリオになればと思っております。

アクションパート

「ダメ! このミルクは売り物なのよ! 待って!」
ふさふさのしっぽに三角の耳。本当にすばしっこいわね。
「ねえ、あなたたち、なぜミルクを狙うの? なにが目的なの?」
あの感じ、確かに子どもみたいだわ。
攻撃するのはかわいそうだから、追いかけるのみ!

「そこで倒れてるのは……誰? ママ? あなたたちのママ、ケガしてるの?」
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宴会場の窓から見えるのは『高い山』からの絶景。
お客さんは温泉の宿泊客だけだが、初めてライブを見る人も多いらしく、宿泊客全員が押しかけてきた。
従業員たちは自分とこの宿でライブが初めて行われるということで、やっぱり大勢集まってきて、大喜びだ。
若女将、サインはあとにしてくれ!
今は歌に専念だ。
ああ、こんなに羨望のマナザシを受けて行うライブ、なかなかないぞ!!
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