イラスト

シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

華乱葦原ぶらり探訪

リアクション公開中!
華乱葦原ぶらり探訪

基本情報

マスター 浅田 亜芽
ワールド 華乱葦原

料金

参加 100ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加 不可

スケジュール

リアクション
公開
2017年10月13日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

異世界の人たちとの出会い、ワクワク交流リポート

シナリオ名:華乱葦原ぶらり探訪 / 担当マスター:浅田 亜芽

「ミコちゃん、俺、カワイーイ女の子二人から、熱烈ラブレターもらっちゃったよ~~」

 目をニンマリと三日月型に細めて、自称敏腕プロデューサー茂門賀紋(ももんが もん)は、アルバイトの川瀬実胡(かわせ みこ)に、巻き折り跡の付いた奉書紙をひらひらと差し出しました。

「ただの視聴者からの手紙でしょ~? ええ年こいたおっさんが、なに嬉しそうにニヤついてんですか、気色の悪い」
「だってぇ~、妖しいぐらいカワイイんだもん。なにしろ、妖(あやかし)だからね~~」

 しれっと言った茂門賀のセリフに実胡は驚いて、奉書紙をひったくるように奪って読みました。

  前略 モモンガさま

   私たちは無事回復し、華乱葦原に戻ることができました。
   それもこれも、フェスタの皆様のおかげだと感謝しております。

   そして、フェスタの皆様のご尽力を私たちが知り得たのは、
   彼らの活躍をテレビ番組にしてくださったモモンガさまのご慧眼の賜物だと、
   心よりお礼申し上げます。

   今となっては、異世界に住まう妖の身、
   なんのお礼もできませんが、華乱葦原の各地をご案内しますので、是非お越しください。

                                     かしこ


「すごい。妖からの手紙とか、これそのものがお宝やん?」
 実胡は、奉書紙を透かしたりかざしたり、匂いを嗅いだりしています。
 
「差出人は、藍と茜の妖ツインズですか? こないだのドキュメンタリー番組『美しいものは地球を救う!』の」
「そ。両手に花で異世界旅行! なんて俺得~~」

(鼻の下のばしちゃって、このエロおやじが!)
と、実胡がこっそり呟くのにかぶせるように、茂門賀は叫びました。

「そうだ! ついでに旅番組、作っちゃお~っと! 題して! 『華乱葦原ぶらり探訪』

 びしぃぃっと指さされた実胡は、引きつった微笑みを浮かべるしかないのでした。

担当マスター : 浅田 亜芽

マスターコメント

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 このシナリオは前作「美しいものは地球を救う!」の後日談から始まりましたが、前作を知らなくても全く差し支えありません。

 茂門賀プロデューサーは、手紙をヒントに華乱葦原を紹介する旅番組を企画しています。

 彼のポリシーは「出たとこ勝負!」
 事前の打ち合わせは出来るだけ少なくしてこそ、現場で臨機応変・当意即妙な対応が感動を生む……
 
 なんて、漢字をたくさん使ってもっともらしいことを言っていますが、
 本音は事前準備が面倒なだけなのです。

 ということで、アイドルの皆さんには、華乱葦原の各地に赴き、現地の人や妖と触れあって、その土地の生活・風物・人情などを紹介していただきます。

 いい加減なプロデューサーの企画なので、一切仕込みなし。
 正真正銘、行き当たりばったりの出会いが勝負です。
 とは言え皆さんは、楽しく、微笑ましく、またはホロリとさせるようなリポートを期待されています。

★特別な撮影機材とスタッフを手配する都合上、訪問先だけは桜稜郭の五つの町に決まっています。

 ※桜稜郭の五つの町
 
  ・華町…貴族たちの広いお屋敷が立ち並ぶ町
  ・匠町…鍛冶屋さんや大工さんが工房を構えている町
  ・株町…卸と小売りの商店が軒を連ねる町
  ・色町…最も有名な「神楽座」があるが、ちょっと危険な香りのする町
  ・床町…食事処・庶民の家が長屋となって並んでいる下町

★アクションを書く時は、
 1.まず五つの町のうち一つを選んでください。
 2.次に、その街で何の職業についている人に取材するかを決めてください。
 3.その職業の人(たち)の種族(人間・半妖・妖怪、それらの混合)を決め、特別な容貌などがあれば記入してください。
 4.最後に、その人(たち)と何をしたいか書いてください。
    例えば
    ・一緒に料理をする。
    ・一緒にご飯を食べる。
    ・工房で木工を体験させてもらう。
    ・豪邸の中を見せてもらう。
    ・思い出話を聞かせてもらう。
    ・伝統の舞踊を教えてもらう。
    ・店頭に並べている商品をいくつか紹介し、商品にちなんだ話を聞く。

 まずは道行く人や店に声を掛け、取材の許可を取ることから始めてください。
 許可が取れたら現地の人々と共同で何かしながら、おしゃべりしてください。

★丸投げの企画なので、五つの町全部に手分けして行く必要はありません。
 ご自身が行ってみたい町へ行ってきてください。
 
 一人で取材しても、友人と一緒に取材してもかまいません。

 ※一人で行くアクションを書かれていても、撮影の都合上、誰かと一緒になることもあります。
  どうしても一人で異世界を楽しむ! という希望がある場合は、その旨、明記してください。


「アイドルの好奇心が、きっと素晴らしい旅番組にしてくれるだろう!」
 ……と、茂門賀紋が訳知り顔で言っていました。

 彼は、藍と茜・双子の妖と三人で好き勝手に旅する腹づもりです。

 奴の功績にするだけではもったいない!
 アイドルの皆さん、バトルのない異世界体験を、楽しんでリポートしてくださいね!

アクションパート

・目的
貴族の人のお屋敷の中を見せてもらう!

・動機
異世界のセレブの暮らしって、ぜーったい誰でも興味あると思わない?

・手段
まずは街を歩いている貴族らしき人に声を掛けて、取材許可を取らなきゃね。
断られることもあるだろうけど、OKもらえるまで頑張って、お宅訪問しちゃうよ!
2
・目的
工房を訪ねて、匠の技を紹介する。

・動機
生活に必要なものから、華乱葦原の暮らしぶりが見えてくると思う。
異世界の技術にも興味がある。

・手段
工房の中を見学させてもらおう。
あまり大きなものを作っている所より、生活用品や小間物を作っている工房の方がリポートしやすそうだ。
親方と仲良くなって、製作体験したり、工夫や成功話を聞けると楽しいと思うぜ!
2
・目的
華乱葦原の小売店には、どんなものを置いているのかリポートします。

・動機
桜稜郭ってきれいな街だし、素敵なものを売っているんじゃないかな。

・手段
ウインドショッピングは得意だから、カワイイお店を上手く紹介します。
店主さんが、カワイイ妖怪さんだったりしたら最高!
一緒に写真を撮ったりすれば、お店の宣伝にも(自分のアピールにも)なるよね!
うまくいけば視聴者プレゼント用の小さなお土産ゲット! できるかも。
どう? 番組的にもオイシイでしょ?
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・目的
異世界の妖しい街を紹介します……ちょっとコワイかも

・動機
危険な街、妖しい街って、やっぱ魅力的じゃないですか。

・手段
だけど、取材は昼間なのでー、色町の本当の魅力はお伝えできないんだろうなぁ。
だから「神楽座」に行って、座付き武芸者の楽屋訪問させてもらいます。
舞台に立つうえで心掛けていることや、アイドルへのアドバイスなんかも訊こうと思います。
すごい実力者ぞろいの神楽座だから緊張するけど、頑張る!
劇場のスタッフさんに頼めたら、舞台裏なんかも見せてもらいます。
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・目的
異世界の庶民の生活を取材するよ。

・動機
世の中の大多数が一般人。
その生活を知ることは、異世界の理解に大いに役立つはずだよな。

・手段
まず、にぎわっている食堂に入って、街の人と一緒にご飯を食べる。
初めての食レポだ~。
どんなものが出てくるかちょっと心配だけど、アイドルたるもの、なんでもドンとこいだ!
店の人や町の人と仲良くなれたら自宅にもお邪魔して、暮らしぶりをリポートしようっと。
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