イラスト

シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

人手の足りない闘技会に参戦だ!

リアクション公開中!
人手の足りない闘技会に参戦だ!

基本情報

マスター 龍兎洞 楓花
ワールド セブンスフォール

料金

参加 100ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加 不可

スケジュール

リアクション
公開
2017年08月10日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

仲間に裏切られた女騎士団長を助けよう!

シナリオ名:人手の足りない闘技会に参戦だ! / 担当マスター:龍兎洞 楓花

 カンタレーヴェ王国内のとある街に駐在している騎士団――その名を「アロフィア騎士団」
 街の治安維持を第一とし、規律や格式を重んじる守護者達です。
 故にここ最近までアロフィア騎士団に対する民衆の印象は堅物で取っ付き難いというものでした。

 ですが新騎士団長に任命されたフィアナ・リードは民衆に寄り添う在り方を掲げ、
 これまで冷え切っていた民衆との関係改善に乗り出しました。
 
 話に耳を傾け、根気強く語り掛け、困っている人が居れば形振り構わず助け、
 その甲斐あって小さな闘技場で闘いの催し物を開き、民衆を招待する所までこぎつけました。

「アロフィア騎士団主催のお祭りみたいなものですから、皆様どうかその日をお楽しみに待っていて下さい」
 歓声に沸く民衆に、人気者の女騎士団長フィアナは手を振り返して応えます。
 
 後日、フィアナは騎士団と闘ってくれる相手の確保、闘技中に場を盛り上げる音楽隊などの確保に奔走しました。
 交渉は人望のおかげで上手く纏まり、約束を取り付け、闘技会の日に集まる手筈を完璧に整えたのです。



 しかしその裏では――

「団長、貴方のやり方には賛同出来ない。民衆と仲良しこよしなど、騎士として女々しいにも程がある」
「私が女だから、その様な物言いをするのですか?」
「いえいえ。ただ斯様な祭事を開く以上、失敗すれば団長の任を辞めるのは御覚悟の上でしょうね?」
「仰っている意味が分かりません」
「騎士として相応しくない行いをするのです。その上で失敗すれば騎士の名がますます地に落ちる。だから――」
「責任を取れ、と?」
「ええ」
「……分かりました。民衆が満足しなければ辞任します」
「確かに聞きましたよ。その言葉」

 少しばかり女が騎士団長を務める事に反対する者、新しいやり方に反発する者が騎士団内に居りました。



 そして迎えたお祭りの当日。フィアナは愕然としました。
 約束を取り付けた者が誰一人として来ていないのです。
 
「そんな……酷い」

 騎士団内に居る反対派の妨害工作、自身の失脚を狙ったものだとフィアナにはすぐに分かりました。
 
「おや、どうしたんですか騎士団長殿。そんな青褪めた顔をして」
 一部の団員達の嘲笑した顔にフィアナは憤りを覚えましたが、瑣末な事に構っている暇はありません。
 
「誰か! 私にお力をお貸し下さい!」

 女として、騎士団長として、この程度の障害に屈する訳にはいきません。
 闘技会を楽しみにしている民衆の期待を裏切るような真似はしたくないのです。
 フィアナは必死の思いで周囲に呼び掛け続けました。
 
「どうか、どうか助けて下さい……!」

■■■

「どうやら団長は人を集めているらしいな」
「ああ。万が一にも催しが成功するのは不味い。邪魔をしなくては」
 念には念を入れて、反対派の騎士団員達は更なる妨害を仕掛けようと画策しておりました。

担当マスター : 龍兎洞 楓花

マスターコメント

皆様初めまして。龍兎洞 楓花(りゅうとどう ふうか)です。
この度はシナリオガイドをお読み頂きありがとうございます。

■本シナリオについて

 本シナリオは闘技会の参加者、応援団(音楽隊)となりフィアナが開いた催しを無事に成功させるのが目的です。
 もしも失敗した場合フィアナは騎士団長の座を降ろされ、騎士団も昔の堅物に戻ってしまい民衆との心の距離が広がってしまうでしょう。
 人気者のフィアナが居なくなれば民衆は残念がりますが、騎士団相手に強くは言えません。

 基本的な状況について
 フィアナは闘技会で騎士団と闘ってくれる相手を求めています。
 また、闘いの雰囲気に合わせて歌や踊り、実況などで盛り上げてくれる人も求めています。
 お祭りそのものを強行的に壊そうとしている反対派の騎士団員を阻止する必要もあります。
 
・フィアナ・リード
 24歳にしてアロフィア騎士団の騎士団長と成った凄腕の剣士です。
 頭脳明晰で人柄も良いので人望も厚いです。
 騎士団長に就任したのは当然の結果とも言えるのですが、小娘風情に従いたくない者が少しばかり居るのが現状です。
 フィアナは闘技会開催中、あちこち見て回っているのでどこにでも現れるかもしれません。

・アロフィア騎士団
 毎日剣の鍛錬を行い、日々その腕に磨きを掛けている剣士達です。
 ほとんどの団員はフィアナの実力を認め、彼女に心から従っています。
 ですが古き騎士団の慣習に囚われている少数の団員はフィアナを引きずり降ろしたくて我慢ならないようです。

 皆さんは上記の事をふまえて次のアクションパートを選んで下さい。

【1】闘技会に参加して騎士団と闘う 難易度2
 闘技会に参加する選手となり、騎士団と闘うのが目的です。
 騎士団員は全員剣で闘います。
 勝敗よりもいかに観客を楽しませ燃える試合になるかに重点を置いて闘うと良いでしょう。
 過度な怪我や流血は好ましくありません。
 また、騎士団員をボコボコにし過ぎると民衆から頼りないと見られてアロフィア騎士団の支持が下がるので適度な手加減は必要かもしれません。
 個人戦でもチーム戦でも良しとします。

【2】歌と踊り、実況で雰囲気を盛り上げよう 難易度1
 歌や踊りで闘技会を盛り上げるのが目的です。
 観客席の一角をステージにして行います。
 一方の選手が押せ押せの時には熱くて激しめな歌と踊り、一方が負けている時には負けない様に力を出させてあげる応援、
 などその場の雰囲気に合わせて臨機応変に対応しましょう。
 観客がノリノリになって一緒に応援できる様に心掛けると良いかもしれません。
 戦闘の経過とちぐはぐな事をしてしまうと観客のノリも悪くなり、選手の動きも鈍くなるでしょう。
 それだけ歌と音楽の力は偉大です。
 また、歌と踊りはやらないけれど巧みなトーク力による実況で闘いを盛り上げたい、というのも良いです。
※一応補足ですが「歌と踊り」「実況」は同時に行う事は出来ません。どちらか片方になります。

【3】反対派の騎士団員の妨害を阻止する 難易度2
 フィアナ反対派は私服で闘技場に乗り込み観客のフリをしてお祭りを滅茶苦茶にしようとしています。
 不審な動き、明らかに行き過ぎな野次を飛ばしている人などを捕まえて大人しくさせましょう。
 一番狙われやすいのはステージでパフォーマンスを行っているアイドル達です。
 もしかすると観客席で場外戦闘が始まるかもしれません。

アクションパート

最初はやられっぱなしになるかもしれないけどまずは相手の力量を測る。
終わったら見た目が派手な技を絶妙に加減してぶちかます!
なるべく避けるよりは剣と剣がぶつかり合う様な闘いをしよう。
2
臨機応変に歌とダンスを変えるなんて難しい事言ってくれるよね!
でもその分やりがいあるかも! 突発的な事に対処できなきゃまだまだだしね!
私は皆で歌うのが好きだから観客の人達にあらかじめ歌う内容を教えておこうかな!
そしたら一斉に応援ソングを歌って手拍子するのだ!
1
せっかく観客が盛り上がっているのに水を差すような真似を……。
歌って踊るアイドルのパフォーマンスを邪魔させない様に近くで監視していよう。
2
ページの先頭に戻る