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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

華乱葦原・ぱっと咲きませ恋の花

リアクション公開中!
華乱葦原・ぱっと咲きませ恋の花

基本情報

マスター 蒼井卯月
ワールド 華乱葦原

料金

参加 100ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加 不可

スケジュール

リアクション
公開
2017年06月22日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

謎めいた占い師に恋した町娘~その恋、お助け申します

シナリオ名:華乱葦原・ぱっと咲きませ恋の花 / 担当マスター:蒼井卯月

「いつ来ても、きれい!」

桜咲き乱れる桜稜郭の花町。
満開の桜を見渡している 泉 光凛 の前に、美しい娘が現れました。

「来ていただいて、ありがとうございます」
「あっ! 久しぶり!元気だった?」

彼女は、以前光凛達が助けた巫見習いの娘でした。

「その節は妹ともどもお世話になりまして」
「いいよいいよ♪ 面倒な挨拶はやめよう? 私に相談って、なにかな?」
「はい。聞いてほしいのは、お友達……おすずちゃんのことです」

おすずの家は、床町の小さな歓楽街で、食堂を営んでいます。
歓楽街といってもそこは床町。
町の人々が気軽に通う庶民的な飲食店――食堂や飲み屋、甘味処など――が集まっているだけの場所です。
最近その一角で遊び人風の小粋な男性が、辻占いを始めました。

「履物の鼻緒が壊れたところを、彼が助けてくれたのがきっかけだそうです。それから彼、おすずちゃんと話すために、毎日のように食堂にご飯を食べに来てくれるようになって……」
「いい話だね。もしかして、恋の相談?」

はしゃぐ光凛とは対照的に、娘は神妙な顔のまま、話を続けます。

彼は自分のことを話さない、秘密めいた男でした。
おすずは、彼の出身地や育った場所はおろか、今住んでいる家さえ、きちんと教えてもらえません。
彼のことを知りたかったおすずは、ある日、辻占いの仕事を終えて帰っていく彼の後を、つけてしまいました。

「彼が帰った場所というのが問題で……」

そこは町外れの荒れた廃墟でした。
利権の問題で取り壊すこともできず、誰も手入れせず、放置されたままになっています。

「あそこで人が暮らしてるなんて、とても考えられません」
「おすずさんは、なんて言ってるの?」
「『彼にどんな事情があっても、好きな気持ちは変わらない』と」
「ステキ! 恋のチカラだね」

巫見習いの娘が、今にも泣きそうな目で光凛を見つめます。

「彼、おとといから店に来ていないらしいんです。最近元気がないっておすずちゃんが言ってた矢先のことで……」
「病気とか事故かも? 彼のお家? その廃墟には行ってみた?」
「昨日、おすずちゃんに付き添って、私も行きました。とても危険な状態になってました。何も気づかず、無理やり入ろうとするおすずちゃんを引き留めるのが大変で……」
「危険!?」
「はい……禍々しいあの雰囲気、なぜか覚えがあります。私には、すぐに判りました」

とうとう娘の目から涙がぽとりと落ちました。

「お願いです。どうか、力を貸してください」

担当マスター : 蒼井卯月

マスターコメント

「華乱葦原、ぱっと咲きませ恋の花~謎めいた占い師に恋した町娘~その恋、お助け申します」をお届けします。
こちら、障害のある二人の 恋のお手伝い をするお話です。

登場した巫見習いの娘とのエピソードに興味のある方は、
『桜の樹の下の狂気』をプレイしてみてください。
(プレイしていなくとも、アクションに支障はありません)

さて、その巫見習いの娘の話をもうちょっと聞いてみましょう。

■巫見習いの娘の証言■

今朝、私一人であの廃墟に行ってきました。
そして、辻占い師の彼に会いました。
彼は……人ではなく、キツネの姿をしていました。
妖怪だったんです。
人としての姿を保てぬほど、苦しんでいました。

「オレはガキの頃から人に化け、人に紛れて生きてきた。
妖怪なんぞより、人として生きたほうが暮らしやすいからな。
だが……実際のオレは、この通りの妖怪だ。
この事実を知ったら、おすずの周りの人々はどうする?
おすず自身は、どうする?

あいつは優しい娘だから、オレを受け止めようとして、さんざん苦しむに違いねぇ。

頼む。
おすずには、オレは実はおたずね者で、ヤバくなったから逃げたとでも伝えてくれ。
おすずと離れ離れになるのはいやだが、オレなんかのことであいつを苦しめるのは、もっといやだ」

彼は思いを吐露すると、再び、苦しみ出しました。
あれは……黄泉憑きだと思います。

「おすずに会えないなら、オレはもう、生きててモしょうがねぇ。もウどウにでも……こんな命、どうにデモ、なっち……マ、エ」

彼の心の隙間に、邪悪なものが入り込んできて、増長していたんです。


【アクションパートについて】

■伝達■おすずの家(食堂)を訪れ、本当のことを伝えます(難易度1)

こちらはバトルもライブもありません。
巫見習いの娘に同行し、彼を案じているおすずに、真実を告げます。
おすずは当然のことながら、危険な状態ならなおさら彼に会いたいと言い出します。
『彼にどんな事情があっても、好きな気持ちは変わらない』そう語っていたおすずを励ましてあげましょう。
恋について熱く語りたい、そんな方がいらっしゃいましたらぜひお願いします。

■バトル■行く手を阻む黄泉憑きを追い払い、廃墟内へ入れるように手助けする(難易度1)

ここへは光凛が同行します。
敷地内の植物が、黄泉憑きの悪影響によって狂暴化し、行く手を阻みます。
悪いたんぽぽが、鋭くとがった花びらを飛ばしてきたり、背後からねちっこくが絡んできて足元をすくったり、大きな木々が枝で通せんぼをしたりします。
彼のいる廃墟内に入るには、この黄泉憑きをバトルで追いはらう必要があります。
ライブをしに行く生徒たちとおすずが、無傷で中へ入れる手助けをしてあげましょう。

■ライブ■衰弱しネガティブになっている彼を元気づけるようなパフォーマンスをし、恋の手助けする(難易度2)

バトルで黄泉憑きを追い払っても、彼の心身は衰弱したままです。
このままでは恋もうまくいきません。
彼はおすずとの別離に絶望し、妖怪である自分のことを忌み嫌っています。
彼の抱えているネガティブな感情のすべてを、前向きで明るいものへ変えらてもらえるよう、心をこめてライブを行いましょう。

★ライブについて
おすずが同行し、衰弱した彼のため、二人の思い出の歌を歌います。
この世界の住民ならだれでも知っている簡単な童謡です。
それをアレンジして歌うもよし、踊るもよし、それ以外でもよし、思い思いのパフォーマンスをして、彼が男らしく告白できるよう、元気づけてあげましょう。

アクションパート

≪動機≫
おすずちゃんと彼の恋を応援したい!
≪考えや行動≫
大好きになった人が妖怪だったら驚くし、ショックだとは思うし、お父さんお母さんや親せきのことを考えたら、いろいろ迷ってしまうかもしれない。だけど私『彼にどんな事情があっても、好きな気持ちは変わらない』というおすずちゃんの言葉、すごく感動した。応援したいし、ぜひ添い遂げてほしい。その気持ちをおすずちゃんに伝えて、しっかり背中を押してあげたい。
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≪動機≫
廃墟の建物内にいる彼の元へ、おすずちゃんには無事たどりついてほしい!
≪考えや行動≫
ただでさえ気味の悪い廃墟のこと。敷地内のあちこちに、黄泉憑きの影響が出てる恐れがあります。うっそうと茂っている木や草は生き物だから、操られてしまったら厄介です。刀で切り落としてしまいましょうか、それとも焼いてしまいましょうか。直接的でなくとも、僕のバトルが二人の恋の手助けになれば幸いです。
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≪動機≫
絶望、諦め、恐怖……そんな負の感情から、彼を救い出してあげたいの。
≪考えや行動≫
おすずさんとの思い出の曲や歌があるかな?おすずさんに聞いてみよう。そんな曲や歌があったら、彼の心にダイレクトに届くと思うの。幸せだった時間を思い出したら、絶対、何かが動くと思う。その曲を覚えたら、私は心をこめて舞ってみる。
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