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シナリオは、複数のユーザーが参加した結果を描写される小説形式のコンテンツです。
「ヒロイックソングス!」の世界で起こった事件やイベントに関わることができます。

デッド・デス・体力測定Z

リアクション公開中!
デッド・デス・体力測定Z

基本情報

マスター ayane
ワールド 地球

料金

参加 100ポイント
キャラ追加 100ポイント
最大追加数 3名まで
文字数追加

スケジュール

リアクション
公開
2017年05月30日公開!

※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら

シナリオガイド

グラウンドを戦場に変える、ルール無用の体力測定!?

シナリオ名:デッド・デス・体力測定Z / 担当マスター:ayane

フェスタの広大な敷地内には、同じく広いグラウンドが存在します。

 本日はフェスタの体力測定実施日。
 生徒達はグラウンドに集まり、軽快にホイッスルを吹く北郷 瑞己の前に整列していたのですが――。

 ――なんだ、アレ。何であんなものがグラウンドに?
 ――ま、まさか……本物じゃないよね?
 ――いやいや、そんな馬鹿な。いくら突飛なイベントが多いフェスタでも……。

 生徒達が困惑の視線を向ける先には――戦車。
 立派な戦車が、グラウンドに鎮座しているのです。

「気をぉおお付けッ! 礼ッ!!
 今年のスポーツテストはスペシャルだ!

 なんと、最近一部のアイドル養成校で密かに話題らしいと水面下で噂の
 “全国デス体力測定協会”の全面協力を得る事が出来た!
 この爺さんはそこの……何やら偉い人らしいぞ! さっき意気投合してな!」

(……怪しすぎる!)

 生徒達の呆れ顔には全く気付いていない様子の瑞己は快活に笑いながら、
 並び立った怪しげな髭面の男を紹介しました。
 髭面の男は咳払いをすると、生徒達の前で両手を広げ演説を始めます。

「諸君! 諸君の真の力はボール投げや反復横跳びなどで測れると……本当に思うかね!?
 人の真の力とは、そんな生ぬるいテストではなく――絶体絶命の時にこそ発揮できるのじゃ!」

 男がパチンと指を鳴らすと、銃らしきものを持った迷彩服の軍人達がグラウンドに押し寄せました。
 同時に、戦車もゆっくりと動き始め砲台を構えようとします。

「――故に、デッド・デス・体力測定ゼェェーット!
 ルールは単純! 諸君にはこれらと戦争をして貰う――存分に走り、飛び、全力で迎い撃つがいい!
 測られるのは個々の身体能力、瞬時の判断力と知恵、或いは仲間との団結力……」

「ああ、爺さんが言い忘れているようだが!
 とりわけ危険な戦車は、ライブを行う事でAIを“狂わせて”妨害することが出来るぞ!
 アイドル養成校向けのプログラムだ、そこは抜かりない!」

「あ、ああ、うっかり忘れとった……うっかり、うっかり。
 意外としっかりしてるんじゃな、お前は……」

 髭面の男が明らかに舌打ちをしたのを生徒の何人かは聞き逃しませんでした。

 故意に不利な状況に陥れようとしているのではないか――
 そんな不安が、生徒達の間に仄かに生まれます。

「では、10分後に開始するぞ! 各自しっかりウォーミングアップをしておけ!」

◆◇◆


 生徒達が各々準備体操を行っている間、髭面の男はにたりとほくそ笑んでいました。

「これでフェスタの生徒が捻挫や骨折でもして、キラフェスに支障をきたしてくれれば我が校の生徒達も陽の目を――」
「ん? 爺さん、何か言ったか?」
「いやいや! 天下のフェスタの生徒達の雄姿を見られるのは楽しみじゃの」
「はっはっは! 俺の自慢の生徒達だからな、全て実弾だったとしても見事制圧してくれるだろう!」
「さ、さすがのワシも実弾までは……」

 言いよどみながら目を逸らす男の様子には気付かず、瑞己はただ楽しげに笑っていたのでした。

担当マスター : ayane

マスターコメント

当シナリオは、体力測定に参加してバトル・ライブを行いながら戦車や軍隊と疑似戦争を行います。
また、当シナリオはミックス(バトル・ライブが発生する)パートのみとなりますが、狙う標的ごとにパートは分かれています。
どなたでもご参加頂けますので、お好きなパートをお楽しみ頂ければ幸いです。

◆デッド・デス・体力測定Z
疑似戦争を行う事で、戦闘を通して生徒の真の身体能力などを図ろうという、
各地でじわじわと広まりつつあるという“全国デス体力測定協会”による試みです。
名前の由来は明らかになっていません。

髭面の男はその会員であることは本当のようですが、他校の関係者であるらしく混乱に乗じてフェスタ生に怪我を負わせようと目論んでいるようです。
特別に手配した軍人達は将来有望なアイドル達を痛めつけることに悦びを見出す精鋭で、
彼らと共に既に今までにも何校かのアイドル養成校に被害を出してきた模様です。

通常のデッド・デス・体力測定Zで用いられる戦車や軍人スタッフの攻撃は弾の代わりに軽いビニールボールやピンポン玉を飛ばす程度ですが、
今回はバスケットボールやゴルフボールを飛ばすように細工がされているので危険度がとても高くなっています。
このままでは体力測定の名のもとにフェスタ生の大量殺戮――もとい怪我人が大量に出てしまう事態になりかねません。


◆ルールを守って楽しい体力測定を!

襲い掛かってくる戦車や軍人を退けながら、彼らの所持するフラッグを集めてください。
フラッグを奪う事で、戦車は動きを止め、軍人達の銃は使用出来なくなるため彼らは撤退していきます。
フラッグを全て集め切るか、チャイムが鳴りタイムアップになれば終了です。
武器や芸器などの使用は全面的に許可されています。禁止事項は特に無いようです。

・バトルとライブ
戦車や軍人達は戦闘のみで応戦する事も出来ますが、ライブにより行動を妨害する事も出来ます。
しかし戦車・軍人共にライブを行う者を優先して狙おうとするため、対策を行わなければライブは中断させられてしまいます。


・軍人
将来有望なアイドル達を痛めつけることに悦びを見出す精鋭の成人男性達です。
大きめのマシンガンのような銃からゴルフボールを射出してきます。
機動性が高く数がかなり多いですが、耐久性は低いようで応戦するのは比較的楽なようです。
背中の抜きやすいにフラッグを所持しています。

軍人達は、ライブにより気を惹いたり感動させることがすることが出来れば
大人しくなったり簡単な命令なら聞かせることが出来ます。
何らかのきっかけで性格がゆがむまでは彼らも普通のアイドルファンだったようですので、
軍人達の心を動かすようなライブを行う事が要となります。


・戦車
全長15m、全高3m程の無人戦車です。
三つの砲台が付いており、ゆっくりと移動しながら固いバスケットボールを勢いよく射出します。
また、近寄り過ぎると稀にすごく痛い静電気を発するので注意が必要です。
動きはにぶいものの、耐久力、攻撃力共に優れています。
戦車のどこか5か所にフラッグが設置されていますが、見付けにくい場所にあるようです。

戦車たちも、ライブを重ねる事でAIを狂わせることが出来ます。
カメラで捉えたライブの様子をネット上の様々なライブ映像と照合させることで完成度を感知すると、
AIのプログラムが少しずつ書き替えられ、最終的に「ファン」として大人しくなります。


それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。

アクションパート

いたたた! ボールが痛いよー! 降伏します!
そう言えば人間なら一瞬くらい油断しないかな?
その隙をついて、一発殴ってから背中のフラッグを奪取しちゃうよ♪
2
私はライブをしてみんなのサポートをするよ!
戦車さんにも届くかな? ららら~♪
ボールが飛んできたら撤退撤退っ、あとは戦闘班にお任せするね!
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