半妖おたまの捕物帖
リアクション公開中!

基本情報
| マスター | 夜月天音 |
|---|---|
| ワールド | 華乱葦原 |
料金
| 参加 | 100ポイント |
|---|---|
| キャラ追加 | 100ポイント |
| 最大追加数 | 3名まで |
| 文字数追加 | 可 |
スケジュール
| リアクション 公開 |
2017年05月30日公開! |
|---|
※アクション締切時の参加PC数で正式な公開予定が決定されます。詳しくはこちら
シナリオガイド
盗まれたお宝をとりもどせ!
シナリオ名:半妖おたまの捕物帖 / 担当マスター:夜月天音
華の桜稜郭といえども、夜更けともなれば静かなものです。
しかしながら、その晩の華町はずいぶんと騒がしく、足音と鐘の音がやまりませんでした。
「盗人だ! 盗人が出たぞ!!」
というのも、盗賊改の侍たちが、提灯片手に忙しく駆け回っていたからにほかなりません。
その晩、華街のお屋敷から盗まれたのは翡翠の煙管でした。
透き通った緑色の羅宇を煙が通り抜ける、世にも珍しい逸品です。
それを盗み出したのは、このごろ桜稜郭を騒がせている盗賊。
盗みに入った屋敷や蔵には、必ず香油のにおいを残していくので、その香油の名前をとって『白椿』と呼ばれています。
しかしながら、手掛かりと言ったらその香油だけで、街の侍たちでは影もかたちもとらえられていません。
もちろん、桜稜郭が平和にボケているであるとか、屋敷の警邏が手薄などというわけではないのです。
だというのに、控えの浪人たちはまるきり気づくことなく、盗みに入られてしまうのが、その盗賊の恐ろしいところ。
その晩も結局、白椿をとらえることは、できずじまいでありました。
◆
「――そういうわけで、その盗賊『白椿』から、翡翠の煙管を取り戻してほしいにゃ」
そう言って、ネコの半妖おたまに頼み込まれた村雲 いろはは、ふむと鼻を鳴らしました。
二人は、これまでもフェスタの生徒たちとともにもめごとを解決してきた仲なのです。
もっとも、そのもめごとを持ち込むのは、めっぽうおたまのほうでしたから、それに応じるいろはのほうもあきれ半分という様子だったのでした。
「その煙管とあなた、どういうつながりがあるの?」
「あちしが前からお勤めしてる、御恩のあるお屋敷のものなんだにゃ」
おたま曰く、翡翠の煙管は、その屋敷の主人が後生大事にしていた父の形見であり、自身も愛用していた思い出の品なのだとか。
それが盗まれてしまってからというもの、主人はもうすっかりふさぎ込んでしまい、仕事も手に着かないありさまらしいのです。
よくよくお勤めに真面目な、悪い噂のない、実に気持ちの良い青年であっただけ、その変わりようにおたまも驚いておりました。
「お願いしますにゃ! このままじゃあ、旦那様がお仕事できなくなって、あちしのお給金もなくなっちゃうにゃ!」
「こういうときに人情が先に来ないおたま、私は嫌いじゃないわよ。
……いいわ、手助けできるかどうかわからないけれど、手は尽くしてみる」
「ありがとうにゃ~!」
いろはがそううなずくと、さきほどまで泣きそうな顔をしていたおたまは、掌を返したようににっこりと笑って、いろはの手を握ります。
そうしたおたまの調子の良さを、いろははどこか、小気味よくも感じておりました。
……ともあれ、相手が名うての盗賊ともなれば、今回ばかりは一筋縄に行きそうもありません。
いろははフェスタの生徒たちに、協力を仰ぐことにしました。
しかしながら、その晩の華町はずいぶんと騒がしく、足音と鐘の音がやまりませんでした。
「盗人だ! 盗人が出たぞ!!」
というのも、盗賊改の侍たちが、提灯片手に忙しく駆け回っていたからにほかなりません。
その晩、華街のお屋敷から盗まれたのは翡翠の煙管でした。
透き通った緑色の羅宇を煙が通り抜ける、世にも珍しい逸品です。
それを盗み出したのは、このごろ桜稜郭を騒がせている盗賊。
盗みに入った屋敷や蔵には、必ず香油のにおいを残していくので、その香油の名前をとって『白椿』と呼ばれています。
しかしながら、手掛かりと言ったらその香油だけで、街の侍たちでは影もかたちもとらえられていません。
もちろん、桜稜郭が平和にボケているであるとか、屋敷の警邏が手薄などというわけではないのです。
だというのに、控えの浪人たちはまるきり気づくことなく、盗みに入られてしまうのが、その盗賊の恐ろしいところ。
その晩も結局、白椿をとらえることは、できずじまいでありました。
◆
「――そういうわけで、その盗賊『白椿』から、翡翠の煙管を取り戻してほしいにゃ」
そう言って、ネコの半妖おたまに頼み込まれた村雲 いろはは、ふむと鼻を鳴らしました。
二人は、これまでもフェスタの生徒たちとともにもめごとを解決してきた仲なのです。
もっとも、そのもめごとを持ち込むのは、めっぽうおたまのほうでしたから、それに応じるいろはのほうもあきれ半分という様子だったのでした。
「その煙管とあなた、どういうつながりがあるの?」
「あちしが前からお勤めしてる、御恩のあるお屋敷のものなんだにゃ」
おたま曰く、翡翠の煙管は、その屋敷の主人が後生大事にしていた父の形見であり、自身も愛用していた思い出の品なのだとか。
それが盗まれてしまってからというもの、主人はもうすっかりふさぎ込んでしまい、仕事も手に着かないありさまらしいのです。
よくよくお勤めに真面目な、悪い噂のない、実に気持ちの良い青年であっただけ、その変わりようにおたまも驚いておりました。
「お願いしますにゃ! このままじゃあ、旦那様がお仕事できなくなって、あちしのお給金もなくなっちゃうにゃ!」
「こういうときに人情が先に来ないおたま、私は嫌いじゃないわよ。
……いいわ、手助けできるかどうかわからないけれど、手は尽くしてみる」
「ありがとうにゃ~!」
いろはがそううなずくと、さきほどまで泣きそうな顔をしていたおたまは、掌を返したようににっこりと笑って、いろはの手を握ります。
そうしたおたまの調子の良さを、いろははどこか、小気味よくも感じておりました。
……ともあれ、相手が名うての盗賊ともなれば、今回ばかりは一筋縄に行きそうもありません。
いろははフェスタの生徒たちに、協力を仰ぐことにしました。
担当マスター : 夜月天音
マスターコメント
華乱葦原のシナリオ『半妖おたまの捕物帖』をお送りいたします。
おたまについて何者か興味のある方は、
『半妖おたまの奮闘記1』
『半妖おたまの奮闘記2(上)』
『半妖おたまの奮闘記2(下)』
をプレイしてみてください。
(どういった人物かは下記にございますので、プレイせずともお楽しみいただけます)
要旨
・半妖のおたまは、あちこちで仕事をしている顔の広い女の子です。
揉め事を持ち込むことも多く、その縁でよくいろはに助けられています。
・そのおたまのお勤め先のお屋敷から、主人の大切な品『翡翠の煙管』が盗まれました。
・盗んだのは『白椿』なる盗賊です。盗んだ後の場所に必ず、香油の匂いを残すことで知られています。
・どうかみなさんの知恵と力で、盗賊『白椿』から『翡翠の煙管』を取り戻してください。
おたまの下調べによる手掛かり
・大きな手がかりとして、盗賊改の侍に似顔絵を描いてもらっています。
・香油『白椿』は、『伊尾木屋』なる雑貨卸に卸されており、そこから直接買う客もいるようです。
・その香油を仕入れ、店の舞芸者たちにそろって使わせている色町の『萩谷屋』なる料亭も、潜伏先として考えられます。
アクションパートについて
【バトル】『伊尾木屋』へ侵入する(難易度2)
金儲けに手を尽くすのは商人の常でありますが、この店はとくにきな臭いようです。
おたま曰く、こっそりと質屋も営んでいるらしく、つつけば藪から蛇が出てくるのはもう間違いないでしょう。
店に詰めている侍は、二十人を超す大所帯です。大半はさほど強くありませんが、数人の腕利きには手こずらされると思われます。
正面から探りを入れるもよし、裏方から忍び込むもよし、知恵と力を凝らして挑みましょう。
【ライブ】『萩谷屋』へ侵入する(難易度3)
料理のほかに、芸事も披露するので、舞芸者であればまず働かせてみるのがこの店のやりかたらしく、入り込むのはたやすいでしょう。
盗賊『白椿』は、舞芸者だけでなく、客や、あるいは丁稚などである可能性もあります。
芸を客たちに披露しつつ、探りを入れていく必要があると考えられます。
表立って客に芸を披露したり、あるいは裏方に聞き込みなどして、盗賊『白椿』の正体をつかみましょう。
■5月16日 「アクションパートについて」内の、各アクションパートの難易度につきまして、誤りがありましたので修正いたしました。
おたまについて何者か興味のある方は、
『半妖おたまの奮闘記1』
『半妖おたまの奮闘記2(上)』
『半妖おたまの奮闘記2(下)』
をプレイしてみてください。
(どういった人物かは下記にございますので、プレイせずともお楽しみいただけます)
要旨
・半妖のおたまは、あちこちで仕事をしている顔の広い女の子です。
揉め事を持ち込むことも多く、その縁でよくいろはに助けられています。
・そのおたまのお勤め先のお屋敷から、主人の大切な品『翡翠の煙管』が盗まれました。
・盗んだのは『白椿』なる盗賊です。盗んだ後の場所に必ず、香油の匂いを残すことで知られています。
・どうかみなさんの知恵と力で、盗賊『白椿』から『翡翠の煙管』を取り戻してください。
おたまの下調べによる手掛かり
・大きな手がかりとして、盗賊改の侍に似顔絵を描いてもらっています。
・香油『白椿』は、『伊尾木屋』なる雑貨卸に卸されており、そこから直接買う客もいるようです。
・その香油を仕入れ、店の舞芸者たちにそろって使わせている色町の『萩谷屋』なる料亭も、潜伏先として考えられます。
アクションパートについて
【バトル】『伊尾木屋』へ侵入する(難易度2)
金儲けに手を尽くすのは商人の常でありますが、この店はとくにきな臭いようです。
おたま曰く、こっそりと質屋も営んでいるらしく、つつけば藪から蛇が出てくるのはもう間違いないでしょう。
店に詰めている侍は、二十人を超す大所帯です。大半はさほど強くありませんが、数人の腕利きには手こずらされると思われます。
正面から探りを入れるもよし、裏方から忍び込むもよし、知恵と力を凝らして挑みましょう。
【ライブ】『萩谷屋』へ侵入する(難易度3)
料理のほかに、芸事も披露するので、舞芸者であればまず働かせてみるのがこの店のやりかたらしく、入り込むのはたやすいでしょう。
盗賊『白椿』は、舞芸者だけでなく、客や、あるいは丁稚などである可能性もあります。
芸を客たちに披露しつつ、探りを入れていく必要があると考えられます。
表立って客に芸を披露したり、あるいは裏方に聞き込みなどして、盗賊『白椿』の正体をつかみましょう。
■5月16日 「アクションパートについて」内の、各アクションパートの難易度につきまして、誤りがありましたので修正いたしました。
アクションパート
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・動機
あたしは卸売が怪しいと踏んだね。 もっとも店主ってことはないはずだ。おおかた、濡れ衣を着せたい奴の仕業だろう。 ・手段 しばらく人の出入りを見て、似顔絵に似た顔がなければ、忍び込んで確かめてみる。 多少の荒事は承知の上だ、似たやつを見つけ次第しょっ引いてやるつもりさ。 |
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|
・動機
香をたきしめて利のある職といえば、こうした遊びごとの店と相場が決まっております。 きっと丁稚か客になって、潜んでいるに違いありません。 ・手段 まずお客さまがたに舞いを披露してみせ、喜ばせて懐柔させますわ。 そうしたらば、言葉でもってうまく探り当ててみせましょう。 盗賊当人を捕まえられなくとも、その手がかりぐらいは見つかるでしょう。 |
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