マニュアル・ワールドガイド・プレイガイドでは、
「ヒロイックソングス!」をプレイする上で必要な情報がまとめられています。
アポストルは、各地の教会を拠点にしてネヴァーランドの創造神である神様に仕えていた者たちです。
神様への敬意を込め、シスターや神父風の祭服を身に纏っている者が多いです。
彼らは本来の神様が姿を消し悪神タナトスと変貌した現在も、かつての神に由来する力を使えます。
その力の代表格がグレース(聖具)と呼ばれる武器や楽器です。
聖具にはネヴァーランドを守るための聖なる力がこめられており、
それによってムックや“天啓”に対抗する力を得て、かつての神様が創造したネヴァーランドを守っているのです。
さらにアポストルとして力を高めれば、神様の側近である守護天使と似た光の翼を生やす事や光輪をまとうことも可能ともいいます。
アポストルにスタイルチェンジすると、ネヴァーランドの神様についての基本的な知識が身に付きます。
また、ムックや天啓を受けているものの気配に敏感になります。
グレースアタック:
恩寵の一撃。
攻撃時武器は光を帯び、攻撃後防御力が若干上がる。
白煉のジャッジメント:
聖具の力を開放し、空中に純白の光の十字架を出現させる。光の十字架は上方から相手を突き刺すようにして降り全体にダメージを与える。
シナリオでは聖具を装備してないと使用することができない。
武器攻撃力:10 武器防御力:10
魔法攻撃力:9 魔法防御力:7
芸能攻撃力:6 芸能防御力:6
フィジカル:4 ハート:2
センス:4 スマイル:2
HP:10 MP:8
覚醒費用:100G
覚醒フェロー:生真面目なチャーチメント
ロイヤルキャスターは、ネヴァーランドにおいて特に神様に愛されて生まれた存在です。
高い身分に生まれることが多く、王子様やお姫様など高貴で華麗な者たちが多くいます。
普段から派手な服装や動きが身についているため、スター(芸者)になる者も多く、実際に歌やダンスの技術はかなりのレベルにあります。
さらに神の恩寵と言われる技『ブレス』を扱うことができます。
神から与えられたその力は、石をパンに変えたり、リンゴを炎にしたりなど、神秘に満ちています。
その不思議な術を用いて披露されるパフォーマンスの数々は人を感動させる力を持っているのです。
ロイヤルキャスターにスタイルチェンジすると、華麗な身のこなしになります。またブレスに関する基本的な知識と技術が身につきます。
また、“天使”の存在に敏感になります。
粉雪のジュエル:
ブレスによって水蒸気を小さな輝く粒子に変え、それをオーラのようにまとってキラキラしながらアピールを行う。
おもちゃの舞踏会:
ブレスによって自らの歌声を不完全な命の源に変える。歌っている間、その声の届く範囲にある物品が、自律して歌に合わせて踊りはじめることがある。
人形やぬいぐるみなど生命に近い形の物ほど踊りやすい。
武器攻撃力:4 武器防御力:5
魔法攻撃力:12 魔法防御力:10
芸能攻撃力:9 芸能防御力:8
フィジカル:1 ハート:4
センス:3 スマイル:4
HP:9 MP:9
覚醒費用:100G
覚醒フェロー:爛漫なフロイライン
吸血鬼は人間の血を己の糧とし、ネヴァーランドにおいては唯一強いマイナス感情を覚えてもパーフェクトハートを保ち不死の身体を維持できる特異な存在です。
鋭い牙と尖った耳を持ち、吸血鬼特有の特殊な魔力を持つ血がその身に流れています。
吸血鬼のスタイルであれば、ネヴァーランドの住人と同様に死亡したとしても数日経過すれば生き返ることが出来ます。
また高い再生能力を有しており、常人では全治に1か月かかる怪我でも1日もあれば完治します。
自らの高貴な血を少量流すことと引き換えに、その血を自在に操る攻撃的な“血の魔力”を扱えます。
この魔力は、神様と敵対した吸血鬼の始祖が神様に流させた血を舐めたことでその力の一部を取り入れたことに由来すると言われています。
また、吸血鬼にとってライブで興奮させた者の血は美味に感じられます。そのため教養として芸事を身に付ける者が多く、歌やダンスなどで自分を魅力的に見せる能力に長けており、華やかで迫力のあるライブを得意とします。
吸血鬼にスタイルチェンジすると、パーフェクトハートになる他、身体的な特徴として鋭い牙と尖った耳を持った姿になります。
また吸血が可能になり、血液への飢餓感が生まれます。吸血することで食事の代わりとすることが出来ます。
尖鋭なる牙:
鋭い牙で噛み付き、吸血を行う。
惨憺たる紅棺:
流した血の魔力を無数の蝙蝠の形に変え、一斉に相手を襲わせる。やがて重なり合った蝙蝠たちは棺の形を為して圧縮し、内部にあるものを押し潰すように破壊する。
武器攻撃力:10 武器防御力:7
魔法攻撃力:7 魔法防御力:7
芸能攻撃力:11 芸能防御力:8
フィジカル:3 ハート:4
センス:4 スマイル:2
HP:10 MP:9
覚醒費用:100G
覚醒アイテム:女神の血(クエスト「吸血鬼城から見えるもの」などで手に入ることがあります)
葬儀屋は死者に敬意を払い、死者の想いの力を借り受けると共に彼らを弔うスタイルです。
「永遠の死」が蔓延し始めたネヴァーランドにおいて、葬儀を行うという考え方が少しずつ生まれ始めたことにより、葬儀屋のスタイルに覚醒する者も現れ始めました。
葬儀屋は死者の想いを慰撫することで、神秘的な力に変えて行使できます。
実際に特定の死者の声を聞いたり明確な意思の疎通をすることは出来ませんが、形の無い不特定の死者の想いを何となく感じることが出来ると言います。
時には「慰霊」のためしっとりとした幻想的なライブで死者の魂や遺族の心を慰め、また時には「戦礼」と銘打って執り行う生前葬としてトリッキーな戦闘で翻弄します。
ネヴァーランドでは葬儀を行うという文化が未だあまり浸透していません。
そのため葬儀屋も人によって流儀は様々で、独自の感性や異世界での事例の伝聞を元に多種多様な葬儀が行われています。
中には一見突飛な葬儀も存在しますが、いずれも葬儀屋が死者への弔いを真摯に考えた賜物なのでしょう。
葬儀屋にスタイルチェンジすると、通常は目に見えない死者の想いの存在に敏感になります。
また、死者を弔うための基礎的な知識が身に付きます。
≪慰霊≫風葬:
死者の想いを風に変え、どこか懐かしさを感じさせることのある温かな風を起こす。
≪慰霊≫星葬:
死にゆく星に自らを重ねる死者の声を聞き届け、小さな星を散りばめた黒い霧で会場全体を覆うことで、観客をまるで宇宙にいるような感覚にさせる演出を行う。
いくつかの星はライブの曲に合わせて超新星爆発のように眩く光りながら弾け、光の欠片となって会場内に降り注ぐ。
武器攻撃力:10 武器防御力:11
魔法攻撃力:6 魔法防御力:6
芸能攻撃力:9 芸能防御力:7
フィジカル:4 ハート:4
センス:3 スマイル:2
HP:12 MP:7
覚醒費用:100G
覚醒アイテム:弔いの彼岸花(クエスト「葬儀屋の流儀」などで手に入ることがあります)
ネヴァーランドの創造神が持つ力の一部を、ブレスの力を媒介に行使する者たちです。
神の代行として自らネヴァーランドの未来を紡いでいく、選ばれし者がゴッドチャイルドになる栄誉を与えられると言われています。
ゴッドチャイルドは、高位の守護天使たちが持つものと似た力を扱うことも出来るようです。
ゴッドチャイルドの力は、事象の「創造」と「編纂」により成り立ちます。
天地創造のノウハウを活かすことで超大なエネルギーを生み出して己の力に変えたり、世界法則に干渉して一時的な変更や上書きを行うことで人々を驚かせたりと、戦闘でもライブでも人の領域を超えた力の行使が許されます。
悪用されれば世界にとって損害になりかねないため、ネヴァーランドの人々に深く信頼された者のみが扱える神聖なスタイルと言えます。
ゴッドチャイルドにスタイルチェンジすると、背に3対6枚の光の翼が生えます。この翼は必要な時以外はしまうことも出来ます。
また、神聖な雰囲気や堂々とした態度が身に付き、ネヴァーランドの人々に信頼されやすくなります。
天子の羽ばたき:
6枚の羽根を大きく羽ばたかせて光を振りまき、存在感を放ってアピールを行う。
ザ・ファーストデイ:
世界法則に干渉し、自分の周囲を強制的に暗闇で包み込んで相手の視界を阻害する。
その後、天から差す光のような眩い光線があちこちから縦横無尽に放射され、相手を焼き貫いていく。
武器攻撃力:10 武器防御力:8
魔法攻撃力:12 魔法防御力:8
芸能攻撃力:7 芸能防御力:7
フィジカル:4 ハート:3
センス:3 スマイル:4
HP:10 MP:10
前提スタイル1:アポストル(ランク20)
前提スタイル2:ロイヤルキャスター(ランク20)
覚醒費用:3000G
覚醒アイテム:忙しい人の為の天地創造(クエスト「第十七話「亀裂と天子と創造神」」などで手に入ることがあります)