マニュアル・ワールドガイド・プレイガイドでは、
「ヒロイックソングス!」をプレイする上で必要な情報がまとめられています。
巫(かんなぎ)は、八百万の神に通じて奇跡を起こす者のスタイルです。
華乱葦原の各地には、神社が存在し、総本山が霊峰ムスヒヤソマにあります。
総本山からの連絡は各地の神社のほか、道祖神を通じても行われています。
道祖神は巫にとって尊ぶものでもあり、連絡手段として、現代の公衆電話のようなものでもあります。
華乱葦原では、現代と比べて情報伝達に時間がかかるため、巫のネットワークはとても重要なものです。
神社や道祖神として祭られている、八百万の神々の中で、特に強い力と地位を持つ神は天津神と呼ばれています。
巫は、癒しと光を持って人を救う存在として、多くの民に愛され、崇められています。
その美しい笛と舞は、見る者を虜にします。
巫(かんなぎ)にスタイルチェンジすると、羽織袴、もしくは、巫女装束と呼ばれる、特別な着物姿になります。
中には、破魔矢と呼ばれる邪悪な者を滅する神聖な矢を射る弓を持っている者もいます。
旅巫の舞い:
旅の巫が各地の道祖神に捧げる簡易な舞い。
天津舞い:
天津神々に捧げる華麗な舞い。神々の祝福を纏い、舞手は短時間、空中に浮遊しながら舞い踊る。
武器攻撃力:7 武器防御力:5
魔法攻撃力:10 魔法防御力:11
芸能攻撃力:8 芸能防御力:7
フィジカル:2 ハート:3
センス:3 スマイル:4
HP:8 MP:10
覚醒費用:100G
覚醒フェロー:神話綴り
侍は、刀を使った武に長けた者のスタイルです。
かつて、華乱葦原では、多くの侍が、己の信じる君主の下で戦乱を戦い抜きました。
今では戦で君主を失い、浪人となっている者もいます。
乱世は終わり、侍は、現在の華乱葦原では、その存在意義を問われています。
食い詰めた浪人の中には、暴徒に身をやつす者も出てきている状況です。
それでも、己が魂をかけて刀の道を生き続ける誇り高い侍たちも多くいます。
その研ぎ澄まされた演武は、力強く、美しく、人々の心を奪います。
侍にスタイルチェンジすると、刀を持ち、戦用の甲冑姿か、もしくは、動きやすい着流しなどの着物姿になります。
抜刀一閃:
刀を抜きざまに放つ一閃。
天地双閃:
刀に陽の気をはべらせた一撃の直後、陰の気をはべらせ、追撃を行う。侍の奥義の一つ。
武器攻撃力:12 武器防御力:9
魔法攻撃力:7 魔法防御力:6
芸能攻撃力:7 芸能防御力:7
フィジカル:4 ハート:2
センス:4 スマイル:2
HP:11 MP:7
覚醒費用:100G
覚醒フェロー:赤眼の侍
忍者は、卓越した体術と様々な術で戦う者のスタイルです。
戦乱の時代に培った技で泰平の世を裏から支えることが、現在の忍者の役目です。
任務のためであれば、自らの命を投げ出すことも、忍者にとっては当然のことです。
幾つかの隠れ里が華乱葦原の各地に存在していますが、戦乱の中、すでに滅ぼされた里も多くあります。
それでも、忍びの技は脈々と受け継がれ、影に紛れて、忍者は常に使命に備えているのです。
裏の仕事を請け負う一方で、忍の技を活用した芸で身を立てる者も多くいます。
忍者は、不完全ながら陰陽の術に通じており、不思議な体術と合わせて「忍術」と総称される技を使います。
忍者にスタイルチェンジすると、手裏剣や苦無(くない)と呼ばれる武器を持ち、忍び装束を着た姿になります。
身のこなしが軽くなり、様々な忍術を扱えるようになります。
尖土遁術:
土の気を操り、地面に無数の尖りを生み出す。
極火二刀:
忍者に伝わる二刀術の一つ。二つの武器に、一時的に火を走らせて切り付ける。装備しているだけで武器を二つ持った時のペナルティを大幅に軽減することができ、スキル使用時には火属性の2連続攻撃が行える。
武器攻撃力:10 武器防御力:8
魔法攻撃力:9 魔法防御力:7
芸能攻撃力:7 芸能防御力:6
フィジカル:3 ハート:4
センス:3 スマイル:2
HP:10 MP:8
覚醒費用:100G
覚醒フェロー:泰平の担い手
半妖は、人と妖怪の混血の者となるスタイルです。
妖怪が持つ特異な力を身に宿し、人では扱えない力を扱います。
華乱葦原では、人と妖怪による戦乱の時代が長く続いたため、半妖は、人の世では迫害されることが多いです。
また、妖怪にも半人前扱いされ、よい待遇を受けることはありません。
しかし、一方で、普通の人よりも能力が高いため、君主や地位の高い侍とのコネのある者は城仕えをし、それなりの地位を得ていることもあります。
陰陽の術によって火や風などを起こすのを得意としており、様々な術をもって人々を驚かせたり、虜にしたりすることに生かし、芸能の世界で一代を築いている者も多くいます。
半妖の姿は様々ですが、ほとんどの場合は妖狐の耳と尻尾、鬼の角などのよく目立つ外見的特徴を持っています。
半妖にスタイルチェンジすると、様々な妖怪の特徴を持った人の姿になります。
妖狐や猫又の耳や尻尾、鬼の角など、人間にはない身体特徴が現れます。
飛火:
小さな炎を生みだし、踊らせる。
夢妖の宴技:
二つの芸器を扱う半妖の術の一つ。二つの芸器を駆使し、見るものに夢の宴を想像させる賑やかな芸。装備しているだけで芸器を二つ持っているときのペナルティを大幅に軽減することができ、スキル使用時は魔法アピール+ステージ効果がある。
武器攻撃力:8 武器防御力:6
魔法攻撃力:11 魔法防御力:8
芸能攻撃力:8 芸能防御力:7
フィジカル:3 ハート:3
センス:2 スマイル:4
HP:9 MP:9
覚醒費用:100G
覚醒フェロー:桜小町
傾奇者(かぶきもの)は、華乱葦原と地球の文化を織り交ぜたスタイルです。
華乱葦原らしい和装に、地球のアイドル的な特徴を取り入れた、派手で華やかな装いが特徴です。
舞芸も華々しく大胆な技に長じており、芸器や衣装も、地球を真似たものが好んで使われます。
こうした“傾奇道”は興って間もないものながら、既に様々な技術や芸器が生み出されています。
また、葦原古来の芸として存在していたものの、今までは無粋とされていた手法をあえて取り入れることがあるのも特徴の一つです。
ゆえに、芸格の高い舞芸者が禁じ手と封じた芸を、あえて望み求める傾奇者も存在します。
傾奇者は、いま葦原をにぎわせている“新来芸道”の火付け役であり、市井でもこれを真似して、地球風の和装をすることが流行っています。
傾奇者は派手さを好み、賑やかな歌や踊りを得意とします。
また、戦闘においても、威力より派手に魅せることに重きを置きます。
傾奇者にスタイルチェンジすると、和服を現代風にした、いわゆる和風アイドルのような姿になります。 また、新来芸道によって葦原で生まれた新たな芸器や武器を扱う技術を身に着けます。
傾奇帆符:
カブキポップ。地球と華乱葦原の舞芸を掛け合わせた和ポップな曲を演奏する。
天下御免羅舞存句:
堂々と演じられる天下御免の和風ラブソング。曲と踊りの双方で派手に観客を魅了する。
武器攻撃力:7 武器防御力:6
魔法攻撃力:9 魔法防御力:6
芸能攻撃力:9 芸能防御力:11
フィジカル:1 ハート:3
センス:4 スマイル:4
HP:8 MP:10
覚醒費用:100G
覚醒アイテム:傾奇栗鼠絆(クエスト「第一話『ふぇすた座、立ち上げます!』」などで手に入ることがあります)
気を読み、操り、式神や結界を行使する陰陽術を行使する陰陽師(おんみょうじ)のスタイルです。
黄泉憑きを防ぐための結界は陰陽師だけが守ることができるため、国を守るうえでとても重要な役割を持っています。
結界の外と内では黄泉憑きの発生率は圧倒的に異なり、この結界を維持することは陰陽師の使命でもあります。
陰陽術は人間が編み出したものですが、陰と陽の気を織り交ぜて術とする性質上、半妖が最もその使い手に適しており、現在では一部の才能ある半妖のみが成り得るものとなっています。
半妖という種族がら、長く蔑ろにされてきた過去を持ちますが、現在はその役割の重要さから、社会での扱いは見直されてきています。
人々は結界の恩恵に感謝する一方、その強大な力を持つ半妖の存在に畏怖を抱いてもいるのです。
また最近は、新来芸道の影響で、陰陽師たちの中にも「表社会に出ていくべき」という意見を持つ派閥が現れ始め、
陰陽術を応用した新たな舞芸を積極的に生み出しているようです。
物体を操る式神や、身や場を守る結界といった「陰陽術」を得意としています。
また、その特異な術によって艶やかで派手な芸にも長けています。
陰陽師にスタイルチェンジすることで、結界や式神を用いる「陰陽術」の素養が身につきます。
また、黄泉の瘴気に対して敏感になります。
≪式神≫構太刀:
陰陽の気を用いて風の刃を作り出し、敵を攻撃する。
≪式神≫雷帝:
陰陽の気を用いて雷の巨人を顕現させる。この巨人は敵を攻撃した後、周囲に雷撃を放ちながら消滅する。
武器攻撃力:7 武器防御力:8
魔法攻撃力:12 魔法防御力:11
芸能攻撃力:7 芸能防御力:7
フィジカル:3 ハート:4
センス:3 スマイル:4
HP:9 MP:11
前提スタイル1:忍者(ランク20)
前提スタイル2:半妖(ランク20)
覚醒費用:3000G
覚醒アイテム:陰陽玉(クエスト「銀狐の手ほどき」などで手に入ることがあります)
上級スタイルについては、マニュアルの「マイページ>スタイルチェンジ>上級スタイルについて」もあわせてご確認ください。
「祟咬(タタリガミ)」は、黄泉の瘴気を武器や拳にまとわせるなどのかたちで、「瘴気を自らの力にして戦う」スタイルです。
黄泉の瘴気に冒され、「黄泉憑き」となったものは、普通、元の人格を保つことができず、最悪の場合は元の姿さえも失って戻らなくなってしまいます。
しかし尋常でない精神力などによって「黄泉憑き」を制御し、自らの力にしたものについては、伝承にある同様の存在から、黄泉憑きを喰らうもの……「祟咬」と呼ばれます。
その起源はさだかではありませんが、「華叢大戦」で樹の国に猛威を振るった妖怪たちの王が、祟咬の力を用いて戦っていたと言われています。
この黄泉の瘴気を使って戦う性質から、祟咬の力は人々に恐れられています。
黄泉の瘴気は恐ろしく、ともすれば黄泉憑きに逆戻りする危険を帯びているため、力を最大限引き出すには「剛杖(ごうじょう)」と呼ばれる祭器を使用します。
剛杖は、剣の柄や弦のない弓など、様々な形があり、それぞれの形に適した形で瘴気を纏わせることができます。
その剛杖を用いて、黄泉の瘴気を武器としたり、拳にまとわせたり、あるいはそのまま衝撃波のように用いたりなど、豪放な戦い方を得意とします。
祟咬にスタイルチェンジすることで、身体に宿る黄泉の瘴気を操る力を獲得します。
また、黄泉の瘴気への耐性が向上します。
穢ノ閃:
剛杖に黄泉の瘴気を厚く纏わせて攻撃する。
禍心獣身:
黄泉の瘴気を四肢に滾らせ、猛獣の如く連続攻撃を繰り出す。
武器攻撃力:13 武器防御力:7
魔法攻撃力:6 魔法防御力:7
芸能攻撃力:7 芸能防御力:7
フィジカル:5 ハート:1
センス:4 スマイル:3
HP:10 MP:7
覚醒費用:100G
覚醒アイテム:呪わしき首飾り(クエスト「タタリガミの謎」などで手に入ることがあります)
「天津剣士(あまつけんし)」は、厳しい修行などによって人の身ながら天津神に近い力を手にした戦士です。
かつての華叢大戦において、天津剣士は人よりも強力な妖怪たちと渡り合う重要な戦力となっていました。
そのため、妖怪たちにとっては人の力の象徴であり、畏怖の対象でもあるでしょう。
大戦の折に多くの天津剣士が命を落とし、その教えは細って久しいものの、彼らの活躍は人々の心に伝説となり根付いているのです。
天津剣士は自らの魂を天津神に近づけることで、神に類する強大な力を限定的にですが扱うことができます。
そのため、十拳剣や七支刀といった神話に謳われる武器の扱いに長け、宙に浮く巨大な太鼓や、幻を映す鏡など、神秘的な芸器を使った芸を得意とします。
天津剣士にスタイルチェンジすることで、神話上の特別な武器や芸器を操る力が身につきます。
また、部分的ですが天津神の持つ神秘の力を得られます。
荒魂ノ霊撃:
魂の力を勇ましく変性させ、武器に纏わせることで力強い一撃を放つ。
神威カグツチ:
天津神々の形を借り、自身の力を顕現させる秘儀「神威(しんい)」の一つ。
己の魂を励起することで炎の巨人カグツチを身にまとい、その力によってあたり一帯を薙ぎ払う。
武器攻撃力:12 武器防御力:8
魔法攻撃力:7 魔法防御力:9
芸能攻撃力:9 芸能防御力:7
フィジカル:4 ハート:3
センス:4 スマイル:3
HP:11 MP:9
前提スタイル1:巫(ランク20)
前提スタイル2:侍(ランク20)
覚醒費用:3000G
覚醒アイテム:神威ノ秘伝(クエスト「八尋殿の守り手」などで手に入ることがあります)
上級スタイルについては、マニュアルの「マイページ>スタイルチェンジ>上級スタイルについて」もあわせてご確認ください。