それぞれの異世界にはその世界独自の法則が存在しています。
また、各世界の住人にはいわゆる人型を取っていない種族もいます。

基本的に別世界から来た者が、そうした世界で力を発揮する事は出来ません。
ですが、例外もあります。それがスタイルです。

アイドルの資質を持つ者は、そのスタイルを変えることができます。
それは異世界においても同様で、その世界の力を使いこなすスタイルになることもできるのです。
この現象は、アイドルに値する者が古来より、衣装や仮面、化粧などによる姿の変化だけではなく、演奏や舞い、演技の際に才や己の性質すら変化させ、人々を魅了してきたことに深く関連していると考えられています。

スタイルは種族と職業の両方の概念を含みます。
そのため、「ナイト」などの職業的なスタイルから「半妖」などの種族的なスタイルまで存在します。

職業系のスタイルの場合、元種族の身体的特徴を維持したまま能力を得る事になります。例えば、ナイトのスタイルとなった場合は、剣を扱う能力を持った姿となります。
種族系のスタイルの場合、能力だけでなく変身するスタイルの身体的特徴も得る事になります。例えば、獣の耳や角が生えた半妖のスタイルとなった場合は、妖術を扱う能力と獣の耳や鬼の角の身体的な特徴を持ちます。
※種族系スタイルの身体的特徴を使わないと設定する事も可能です。その場合は、スタイル設定に記述してください。ただし、その設定により有利になることはありません。

ただし、スタイルを変えることは誰にでも出来ることではありません。
通常、異世界を認識し、スタイルを変えることができるのは、その資質を秘めたアイドルのみです。
アイドルは地球に多くいますが、異世界にも存在しています。
アイドルとの接触によって、その才能が刺激され、アイドルとして目覚める場合もあります。
詳しくは「マニュアル（マイページ・スタイルチェンジ）」についてもご覧ください。

そのスタイルでの技術とセンスを磨いたアイドルは、他のスタイルの能力を「サブスタイル」として組み合わせることができるようになっていきます。
また特定のスタイルを条件として覚醒できる「上級スタイル」は、その前提となるスタイルの能力を更に高度に組み合わせることもできます。
詳しくは「マニュアル（マイページ・スタイルチェンジ）」についてもご覧ください。
※スタイルの能力はメインスタイルのものに準じます。サブスタイルの外見特徴を併せ持っているとしても構いませんが、それによって有利になることはありません。
※イラストオーダーの際にもサブスタイルは参照されませんのでご注意ください。描写して欲しい特徴は注文内容にお書き下さい。